京都を深め、京都から
世界につながる静かな力。

いま世界は室町時代に大注目!「茶」「立花」「能楽」「水墨」「禅」という時代の最先端で通用する日本文化の根本は「室町」という短い時代に集中して誕生しました。その中心であった足利義政の東求堂が現存し、そのすぐ北に本学があることは偶然ではありません。裏千家の茶室「颯々庵」や能楽堂などを学内に備え、身体を通じて会得する稽古を中心に組み立てられたカリキュラムは、教授方法という意味でも根源的です。また茶陶や木漆という質にこだわる実技科目も要所要所に配置され、技能を通じて素晴らしい作品を生み出す礎を築く道もひらかれています。京都を深め京都から世界につながる静かな力を本コースで蓄えてください。

学べる分野
  • 立花
  • 茶の湯
  • 能楽
  • 漆芸
  • 陶磁
  • 障壁画
  •   

NEWS&TOPICS

書を通じて文字を読む力を養う

「禅」は五山文学に代表される文化の総合知として室町期に完成されました。それは詩と書と画と身体が渾然一体となった空間芸術です。漢詩と書と禅を融合させた授業は、冬季の参禅で完結します。

NYで体感する日本美に熱狂する世界の視線

ジョー・プライス氏は1953年にNYの古書店で若冲の作品と衝撃的な出逢いをします。クリスティーズNYの東洋美術部門で長く日本美術の紹介に関わられた山口桂先生のご指導の元、現地NYで研修を行います。

想定される卒業生の進路
  • 漆器・陶を中心に世界を視野に創作する作家
  • 工房で継続研鑽
  • 大学院進学
  • 教員・地方自治体の文化部門職員
  • 京都を中心とするホテルなどインバウンド文化戦略企画職
  • ギャラリストやアートディーラー
  • 京都を活かすマイクロショップの起業

カリキュラム

1
年生

立花を通じて四季の移ろいに心を寄せ、森で育まれた日本文化の豊かさを識る。

世界的に注目を集める花士の珠寶さんを教授方に迎え、立花の稽古を行います。立花を通じて瓜生山の四季を生きる草木の知識を深め、二十四節気の折々に移ろう自然の営みに知見を深めます。「生きるを活かす」日本文化のエッセンスがここに在ります。

PICK UP! 授業

立花

瓜生山を散策しながら四季の野草を活けます。草木の観察を通じて日本の二十四節気の意味を理解し、照葉樹林で培われた日本人の智慧を体得します。

障壁画

室町時代に勃発した応仁の乱の戦後復興から城郭建築を飾る豪壮な障壁画が誕生します。水墨画とともに、空間芸術としての障壁画を学びます。

2
年生

茶の湯は本コースの背骨、茶陶の「椀」制作を中心に3年間取り組む。

茶の湯に使用する「椀」の制作を極める事を目指します。身の回りにある土や竹や木に繊細な感性を持って価値を与え、それを称える日本文化は、茶の湯において総合芸術となりました。裏千家業躰の奈良宗久先生の稽古と作陶が融合した魅力溢れる授業です。

PICK UP! 授業

茶の湯

お茶の始まりもこの時代。足利義政の東求堂が四畳半になったわけは村田珠光の創案と言われています。茶の湯の稽古と同時に歴史もしっかり学びます。

陶磁

用の美を追求する伝統的な陶磁の世界を、茶陶を中心に1年次からじっくり4年間修行します。古美術に関する教養を持った作家を育成します。

3
年生

世阿弥が確立した能楽は謎に満ちている。能を通じて日本人の身体に迫る。

能楽の普及に国際的な活動を展開する大阪市の山本能楽堂と連携し、山本章弘先生のもと、本学の千秋堂と能楽堂を稽古場に1年生と3年生で能楽に取り組みます。また山本能楽堂の装束虫干しなどに研修生として参加し、貴重な衣装に触れながら能楽全体への知見を深めます。

PICK UP! 授業

能楽

能を構成する重要な要素に舞と謡があります。最も基本的な所作としての舞と、かつては教養として幅広く受け継がれた謡の基本を稽古します。

漆芸

実技演習の二本柱のひとつが木漆です。里山に自生する樹木を乾燥させて手彫りで木地を削り、塗っては削る漆との格闘です。作家になるには10年の道。

4
年生

“JAPAN” は漆を意味する。木漆制作を通して引き算の美学を極める。

日本人は有史以前から漆とともに暮らして来ました。漆の木は人間の集落のそばで繁殖し、人がいなければ生きてゆけない不思議な性質を持っています。いまや一滴の和漆も京都には供給できなくなっています。2年生から4年生で、木漆制作を通じて文化の継承を考えます。

PICK UP! 授業

美術家 ミヤケマイ(教員)作品

卒業制作

卒業制作はそれまでに習得した、作陶、漆芸、書、絵画、現代表現、研究論文、エッセイなどから一つまたは複数選択します。

キャリアデザイン

日本文化の基礎を、心身共に稽古と講義両面から取得した力を土台とし、その成果と本人の希望適性を踏まえて、個々に人生において美術とどう関わっていくかの方向性を決め、国内外に通じるプレゼンテーションできる能力を養います。

美術工芸学科 コース一覧

Kyoto Art Course

京都を深め、京都から
世界につながる静かな力。

学べる分野

  • 立花
  • 茶の湯
  • 能楽
  • 漆芸
  • 陶磁
  • 障壁画

Japanese Painting Course

日本画を学ぶなら、京都。
最先端の素材科学で、日本画の本質に迫る。

学べる分野

  • 日本画
  • 写生
  • 模写
  • 戯画・マンガ
  • 素材研究

Oil Painting Course

描くことは生きること。
描くことで問いかける。

学べる分野

  • 油画
  • 版画
  • テンペラ・フレスコ
  • ドローイング
  • デジタル表現

Photography and Video Course

いまさら「写真・映像」ではなく、
今こそ「写真・映像」。

学べる分野

  • 写真
  • 映像
  • 現代アート
  • 写真史・映像史

Textiles Course

伝統に触れ、先端を知る。
染織のまち京都で『手しごと』を学ぶ。

学べる分野

  • 染織
  • ファッションテキスタイル
  • インテリアテキスタイル
  • 伝統表現
  • 雑貨

Mixed Media Course

手で考え、手でつくる。
3つの工房で挑む立体造形の世界。

学べる分野

  • 彫刻
  • 陶芸
  • ウルトラゼミ
  • 3Dデジタルモデリング

京都造形大学 美術工芸学科が今なぜ注目されているのか!?

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KUAD PRODUCTION 学科の最新情報・作品紹介はこちら

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