特別カリキュラム
ウルトラファクトリー

全学年、学科の学生が利用できる共通工房
ウルトラファクトリーは、金属加工および樹脂成型を扱う工房と、木材加工を扱う工房のふたつから形成される学科共通工房です。この場所で、多種多様な学科を横断して集まった学生の、制作技術や思考能力の向上を目的とした、類例のない特殊教育を実施します。
金属加工および樹脂成型を扱う工房の広さは約700平方メートル。旋盤、フライス盤、溶接機等を備えるほか、樹脂成型や塗装を行うための専用スペース(約70平方メートル)を設けています。これらの設備を用いて、走行可能なプロトタイプカーの制作も可能です。木材加工を扱う工房の広さは約250平方メートルで、パネルソー、横切盤、昇降盤等の機械を揃え、合板から無垢材までを用いた家具の制作等を行うことができます。
プロジェクト型実践授業「ウルトラプロジェクト」
ウルトラファクトリーの活動の中心となるのは、第一線で活躍するアーティストやデザイナーを迎えてのプロジェクト型実践授業。アーティストやデザイナーと学生が同じ時間、同じ場所、同じ目的を共有することで生まれる濃密な現場を通して、次世代のアーティストやデザイナーを世に送り出していきます。
同時にウルトラファクトリー独自のデザイン・マネージメント教育プログラムも行い、総合的創作力を育成します。また、ライセンス制度を取得した学生の自主制作や産学連携事業での試作品の制作等、さまざまな用途にも対応します。
【プロジェクト PICK UP】
「ガリバー&スウィフト」舞台装置制作
ウルトラファクトリー・ディレクターのヤノベケンジ教授とともに、劇団パパ・タラフマラによる新作公演「ガリバー&スウィフト」の舞台装置を制作。学内にある劇場・春秋座でのリハーサル公演では、制作した舞台装置に不具合がないかなど役者に合わせた調整も行い、作品制作のみならず舞台制作の裏側も体験。技術を身につけるだけでなく、プロのアーティストとともに作品づくりを行うことで、創造とは何かを実作業から学びました。

制作風景

本公演(撮影:小池博史)
ヤノベケンジ「ウルトラ」新作制作
「ヤノベケンジ-ULTRA」展における最新作、突端直径12メートルに及ぶ巨大鋼製球体彫刻、「ウルトラ-黒い太陽」を制作。学科コースを問わず公募で選ばれた学生たちのほとんどが金属加工などの経験はまったくありませんでしたが、ほんの数ヶ月でヤノベケンジ教授を追い抜くほど、溶接技術が身に付いた学生もいました。また、スケジュール調整から制作課程まで、学生自らが計画的に行いました。

制作風景

新作「ウルトラ-黒い太陽」
【ウルトラプロジェクト・ラインナップ】
パパ・タラフマラ「ガリバー&スウィフト」舞台美術制作(2008)
ヤノベケンジ「ウルトラ」新作制作(2008-2009)
「ULTRA×KNA」名和晃平アートプロジェクト(2008-2009)
石橋義正監督 新作映画 美術製作(2009)
「水都大阪 2009」プロジェクト(2009)
「明和電機VSウルトラファクトリー」展(2009) 他



