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授業紹介シリーズ ~洋画コース「牛骨鉛筆デッサン」

みなさんこんばんは。

明日は通学部のオープンキャンパスのため、学内はバタバタとしていますが、
そんなさなか、通信教育部の洋画コースでは「牛骨鉛筆デッサン」の授業が行われていました。

実はこの授業、入学後に初めて行われるスクーリング(面接授業)。3日間かけて、導入からデッサンガイダンス、制作、講評へと進行していきます。

室内はわざと薄暗くしてあります。

以下、授業概要です。

課題内容

・パネルの前に吊るした牛骨を木炭紙大画用紙に鉛筆デッサンする。

学習目標

・「牛骨」という複雑な構造のモチーフを基本形態に照らして塊として捉える。
・同時にフォルムの美しさや質感や色を「感じ」「能動的に視る」ことを学び、概念的でないデッサンを目指す。

いきなりこんなにレベルが高いモチーフにチャレンジするの?」と驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。

突然「はいどうぞ!描いてください!」なんてことにはならず、
まずは導入、デッサンについてのガイダンスをなどを行ってから、制作へと移ります。

「学習目標」に記載してあるように、一見複雑なモチーフではありますが、細密に描き込むことよりも、まずはモチーフを「塊」として捉えることを学びます。

ホワイトボードにも、
「構造を把握して描く」「モチーフの全体を見る」「アタリをつける」
などと書かれていました。

基本的な描き進め方は、以下のようになります。

1.構図の決定と描き出し

画面に対してどのくらいの大きさで描くか、余白とのバランスを考えて決める。

2.構造の把握と量感

モチーフの構造を意識しながらアタリをつけていく。この時点ではあまり細かいところに囚われず「塊」としての量感を捉えるようにする。

3.詳しい観察と質感

大きな構造の中に表れる複雑な面の起伏や皺、アウトラインの曲線の表情、細かく複雑な構造を持つ部分の様子などを描き込んでいく。

洋画コースでは、一番最初の自宅学習の課題として「直方体または円筒を基本構造にもつ形態」を布で梱包して、鉛筆で描きます。

このような課題を通じて、モチーフの緻密な部分ではなく、まずは全体を「塊」として認識することを学ぶのです。

授業内容の詳細が記載されている「シラバス」には、デッサンの進め方について、こんな風に描かれていました。

いきなり描き始めるのではなく、まずはゆったりと感じてください。」

目の前のモチーフのどこに魅力を感じるか、じっくりと「能動的に」観察し、
その魅力をどう表現していくか、これが絵画表現の醍醐味の一つではないかと思います。
しつこいですけど。facebook始めてみました。

こちらからどうぞ。
http://www.facebook.com/kuad.t

投稿者:入学課 作山