聖彼得堡の王子様

9月 15日, 2011年
カテゴリー : 過去の公演 

大嶋です。
残暑厳しいですが、いかがお過ごしでしょうか。

円高な昨今、夏休みに海外に行かれた方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?
世界の地名、いまは大体カタカナ表記ですが、かつての日本人は漢字表記でも読んでいたわけで、納得のものや何のことやらさっぱり分からないものもあります。

欧州=ヨーロッパ、巴里=パリ、羅馬=ローマなどは有名ですし、納得ですが、紐育=ニューヨーク、雅典=アテネ、馬耳塞=マルセイユ…もうトリビアの世界ですね。馬が耳を塞いだら「マルセイユ」なのか…なぜなんだろう…。

話は変わって、今週末、大学内は学園祭が行なわれます。
芸術大学なので、ある意味年中作品の展示や制作、ものの移動があって、毎日学園祭が行なわれているような雰囲気ではありますが(笑)、学園祭にはまた別の趣があります。
劇場ホワイエでも幾つか催し物が行われますので良かったらぜひ。詳細はこちらをご覧下さい。

学園祭が終わると秋本番!10月を迎えます。劇場も公演目白押しですが、私が担当しております、バレエ「ロミオとジュリエット」のご紹介をさせていただきます。

一昨年に引き続き公演するロシア国立サンクトペテルブルク・アカデミーバレエ。率いますは、新芸術監督のアンドリアン・ファジェーエフさん。

世界でも3本の指に入るバレエ団“マリンスキー・バレエ”で15年間プリンシパル(トップダンサー)として活躍し、この春、電撃的に新芸術監督に就任。まだ若い彼の今後に、益々注目が集まっています。

ダンサーとして何度も来日している彼には、日本にもたくさんのファンがいます。マリンスキー・バレエの特徴でもある洗練された踊りに、まさに『王子様』ともいえる彼の容姿!
残念ながらダンサーとしての出演はありませんが、上演前にプレトークが行われますので、ぜひ生の姿をご覧下さい。

大嶋