『アディシャッツ/ アデュー』感想いただきました!

9月 25日, 2011年
カテゴリー : 過去の公演 

こんにちは。制作担当の川原です。

11/3(木・祝)春秋座の
ジョナタン・カプドゥヴィエル『アディシャッツ/ アデュー』公演ですが、

昨年ブレストでこの作品をご覧になった
ダムタイプの砂山典子さんより感想いただきました!

早速ご紹介します(砂山さんのプロフィール、パフォーマンス情報は一番下にあります)↓

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まず、ジョナタンには先入観がありました。
「彼は素晴らしくタレント性があって今、人気があるんだよ」と
フランス人友人から聞いていたので。
私も共同製作とソロ作品で2年連続参加していたパフォーマンスの
フェスティバル Antipodes (フランス)でのことです。

彼は人形作家で美術家のジゼル・ヴィエンヌのパフォーマンス作品の中で演じていました。
ジゼルの作る悲しげで狂気に満ちた人形と同化するような
佇まいのジョナタンを目撃したのを覚えています。

ジョナタン自作自演を感受できたのは2010年の
同フェスティバルでした。
私のソロを彼は見に来てくれました。
そして、誰も笑わない笑えないシリアスなシーンで、
彼は声をあげて笑っていたのです。
「おもろい奴だな」という印象でした。

さてジョナタンのソロです。
大劇場なのに深夜10分前の開演で
「クラブパーティー」ノリだと聞いていて、
構えずぼんやり腰掛けていました。

すると、広い舞台の最前列に、コーラの缶をもてあそぶ彼が現れ、
友達と会話するように客席に話しかけてきました。
そのあまりにも自然体な様にフランス語の解らない私も惹き込まれていきます。
そして、アカペラで歌いだした彼の声の透明感に驚き目が覚めたのです。

そのうち舞台奥で影のように女装しながら
家族との電話や自分との対話のような一人芝居がなんだか物悲しく、
おそらくゲイカルチャーで培ってきた「持ちネタ」で、
歌ったり踊ったりおもしろ可笑しいシーンが続きます。
その上手いサジ加減、ものまね具合に感心していました。

ピレネー地方で育ったというのを後から知りましたが、
地方都市で育った環境と都会でのギャップや
セクシャリティーや家族との間にあるズレを
達観した感じが心に残ります。

何より身一つでどこまでも遠くへ行けそうな、
そのボディーランゲージ能力に魅力を感じ
再会を楽しみにしておりました。
おすすめです。

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砂山典子 a.k.a C.Snatch Z./ メリー横濱
ダムタイプのパフォーマーとして20年。
現代美術からキャバレー踊り子まで振り幅が広い。

●近日活動宣伝
as C.Snatch Z. (バーレスクショー)
Speakeasy Swingin’ Ball
9/25(日)@ Cafetin de Buenous Aires (大阪)
http://ameblo.jp/swinginmarilyn/

as メリー横濱  (バーレスクショー)
WoW! PeacHfull
10/1(土)@ PeacH Ultra Rounge(銀座)
http://peachul.web.officelive.com/default.aspx

as C.Snatch Z. (パフォーマンス)
Ero-Rock Festival 2011
10/15(土)+16(日)@ Vi-code (中津)
http://www.vi-code.com/frame/schedule.html

as 砂山典子
むせかえる世界(ライブインスタレーション)
10/21(金)~23(土)@ nitehi works (横浜)
http://nitehi.jp/

川原