「ロシア国立サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエ」とは?

10月 07日, 2011年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
ウィンドウショッピングをしていると冬物が並び始め、あれも欲しいこれも欲しいと色々と目移りしている今日この頃。
10年以上着ているコートとそろそろお別れをして、新しいコートをお出迎えしたいです…。

さて、本日皆様にご紹介するのは
10/22開催「ロミオとジュリエット」を上演するロシア国立サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエについて!
サンク、ト、ペ、テ… と舌を噛んでしまいそうですね(^_^;)
1966年、ロシアの文化芸術の都サンクトペテルブルクにて、サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエが設立。マリインスキー劇場バレエ(キーロフ・バレエ)【※】と並び称されています。
設立当初は「レニングラード・コリオグラフィック・ミニアチュール」という名前で、キーロフ・バレエの若手ダンサーを中心に組織されていました。
ロシア・バレエの歴史上重要な活躍をしたレオニード・ヤコブソンが中心となり、新しい創作バレエや埋もれていた作品の復活など、意欲的な作品を上演することで有名になりました。

2001年、マールイ劇場バレエ(レニングラード国立バレエ)のソリストとして長年活躍し、度々の来日で日本にもファンの多いユーリー・ペトゥホフが芸術監督に就任。
「古きロシアの伝統である正統のクラシック・バレエを守ること」、ヤコブソンの伝統を受け継ぎ、その「作品を紹介すること」、「新しい振付によるバレエを作っていくこと」、の3つを目指し実践。
2011年3月、更なるバレエ団の発展のため、マリインスキー劇場のプリンシパルとしても活躍するアンドリアン・ファジェーエフが芸術監督に任命され、あらたな道を歩み始めました。

古典から現代作品まで多彩なレパートリーを持つ同バレエ団は、これまで約80カ国で公演を行い世界中で高い評価を得ています。優雅さが特徴の「サンクトペテルブルク様式」を守りながら新しい振り付けも取り入れ、洗練された舞台をつくり続けています。

( ..)φメモメモ…
バレエ団の歴史を知ると上演時も楽しくなりますね。
古典作品でありながら、現代作品の要素も含む「ロミオとジュリエット」は、まさにサンクトペテルブルク・アカデミー・バレエの真骨頂。
このバレエ団の良さを十二分に引き出し、皆様を魅了することは間違いありません!
本公演では上演前にファジェーエフ氏のプレトークを行います。この公演に込める熱い想いや作品の見どころなど、芸術監督の視点からの話が聞ける絶好のチャンスです。
どうぞこの機会をお見逃しなく!
※マリインスキー劇場バレエ:ロシアのサンクトペテルブルクにあるオペラとバレエ専用の劇場、マリインスキー劇場のバレエ団。ソビエト連邦時代にキーロフ・バレエ(1935 – 1991年)と改称された。
世界的にも長い歴史をもち、バレエの歴史に多大な影響を残したバレエ団と言われている。

上田