舞台裏からコンニチハ!vol.45

12月 19日, 2011年
カテゴリー : 舞台裏レポート, 過去の公演 

『江分利満氏の優雅な生活』にご来場いただいた皆様ありがとうございました!
毎度おなじみ舞台裏レポですが、今回は井川さんからペンを奪い取り、
私ツチヤが担当させていただきます。

この公演は、作家・山口瞳さんのエッセイがミュージカルになり、
米米CLUBのジェームス小野田さんが主演したもの。
その山口瞳さんと昭和の広告をともに手がけられてきた柳原良平さんに、
公演のチラシのイラストも描いていただきました。
そのため、劇場ホワイエでは公演に先がけ、両氏の活躍と昭和の雰囲気を味わっていただくため、
「EVERYMAN氏の時代~山口瞳・柳原良平展~」を開催いたしました。
沢山の方々にご協力いただき、またご来場いただき、ありがとうございました!
またこんな機会があれば良いなと、イデさんと思いにふけっております。

さらに、今回はジェームス小野田さん率いる「おのちゃん一座」の皆さんが、
公演本番前日に当学にあるこども芸術大学で読み聞かせを披露!
小野田さんの独特な存在感と生で入る効果音が、
私の知っている“読み聞かせ”とはまた違い、新しいかたちの“読み聞かせ”でありました。

そして本番はというと、沢山のお客様にご来場いただきまして無事に終了。
エッセイが素敵なミュージカルに仕上がっていたことに本当に驚きました。
そして、それをお一人で演じきったジェームス小野田さんにも…

終演後は、山口瞳さん行きつけのあのお店で女将さんのマティーニをいただきましたよ。

さて、そんななかでミカチェンコ・カレースキーこと、ピアノ演奏の松浦美佳さんがお話ししてくださったのが、今回山口瞳さんが劇場に遊びに来ていたのではないかということ。
松浦さんの楽屋の椅子が、話しかける度に「ガタッ」と答えてくれたんだそう…
おおっ。

山口瞳さん、今度こっそり感想をお聞かせくださいませ。

ガタッ…

あら。

ツチヤ