10月 30日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
京都では祇園祭が始まり、四条通はいつもに増してにぎやかさを増しています。

さて、鉾が立ち始めた7月11日に京都芸術センターで京都国際舞台芸術祭KYOTO EXPERIMENT2013(通称:KEX(ケックス))の記者会見が行われました。

2010年から始まり4回目を迎える今年度は、日本国内のみならずブラジル、フランス、イギリス、ドイツ、アルゼンチンから世界の舞台芸術を牽引する先鋭的な作品、アーティストが京都に集います。 

舞台芸術研究センターでもおなじみ、京都造形芸術大学 舞台芸術学科教授でKEX実行委員長の森山直人氏の挨拶から記者会見が始まりました。

次に、プログラムディレクターの橋本裕介氏から今年度のコンセプトについて説明がありました。

KYOTO EXPERIMENT2013は、
・公式プログラム
・ フリンジプログラム
・ 関連プログラム
この3つのプログラムから構成されています。

春秋座では、公式プログラムから
10月12日(土)~13日(日)『木ノ下歌舞伎ミュージアム“SAMBASO”~バババッとわかる三番叟~』新作(共同製作)・世界初演】
10月25日(金)~26日(土)池田亮司『superposition』新作(共同製作)・日本初演】
関連プログラムから
10月27日(日)17:00~『superposition』関連シンポジウム「“量子の新世紀”のアート&サイエンス」
を開催します。

木ノ下歌舞伎から演出の杉原邦生さんが公演概要を説明。

木ノ下歌舞伎『三番叟』は2008年に初演され、今年に南米チリで上演された、木ノ下歌舞伎の代表作に一つです。
春秋座では木ノ下歌舞伎の『三番叟』に加え、「三番叟」の歴史をたどる関連展示、狂言師・茂山童司さんの舞も組み合わせるという、劇場全体を使ったツアー形式で体感できるレクチャーパフォーマンス型の公演です。
昨年は春秋座で木ノ下歌舞伎『義経千本桜』を上演し、幅広い年齢の方にお越し頂きました。
ファンも多く注目の公演です。 

池田亮司『superposition』は、昨年11月にパリのポンピドゥーセンターで初演された新シリーズが日本にやってきます。
今回の作品は、池田氏の作品で初の試みとなる生身の身体(2人のパフォーマー)がステージに登場します。
昨年春秋座で開催した『datamatics [ver.2.0]』のチケットは即日完売!今年も早い段階で完売になる可能性がありますので、チケット発売日はお忘れなく!
公演の内容の詳細はまた後日ブログでご紹介しますね~

チケットは8月2日(金)11:00から発売開始です。
京都芸術劇場チケットセンターでは『木ノ下歌舞伎ミュージアム“SAMBASO”~バババッとわかる三番叟~』『superposition』のみの販売となります。

今年も熱いフェスティバルをどうぞお楽しみに~!

左から、タニノクロウさん、岡田利規さん、杉原邦生さん、北尾亘さん、羽鳥嘉郎さん

上田