あの絵が春秋座にやってくる!?
カテゴリー : 5/26.27 オペラ「月の影」
皆様こんにちは。上田でございます。
オペラ「月の影」-源氏物語-の稽古が着々と進み、
来週から春秋座で公演の仕込みが始まります。この間までゴールデンウィークだと思っていたのに早いものですね…
さて、皆様月の影の公演チラシやHPに掲載されている平安装束を纏った人物の絵に注目してください。

この絵は、伝土佐光則 筆「源氏絵鑑帖」(宇治市源氏物語ミュージアム所蔵)から一部を使用しています。
「源氏絵鑑帖」は、“源氏物語”の巻一桐壷から巻五十四夢浮橋までの各巻一場面を表現している絵で、大きさは横15.2cm、縦17.0cm。
けっして大きいものではないですが、細部まで緻密に描写されています。
そして、皆様にお知らせです!
オペラ公演日の5月26日(土)・27(日)、この伝土佐光則 筆「源氏絵鑑帖」(宇治市源氏物語ミュージアム所蔵)を今回特別に、春秋座ホワイエで展示いたします!!
展示品の一部を少し…

パネルに原寸大の絵が印刷され、場面説明も付いてとてもわかり易いです。
今回、都合により巻四十一までしか展示が出来ませんが、源氏物語の世界を充分楽しんで頂けるのは間違いなしです!
この展示は「月の影」のチケットをご購入頂いた方のみご覧いただける展示となっております。
公演を観る前に予習として、また上演後の復習として見るのもよし!
オペラ「月の影」と一緒に「源氏絵鑑帖」もお楽しみくださいませ。
皆様のお越しをお待ちしております!
上田
稽古場へ潜入…
カテゴリー : 5/26.27 オペラ「月の影」
大嶋です。
関東では大荒れの天気が続いているようですね・・・。京都は申し訳ないほどに割りと穏やかな天気が続いています。
さて、オペラ『月の影』ですが、着々と稽古が進んでおります。稽古場に潜入してお送りします。
稽古場ですが、ここ↓
元・立誠小学校の講堂を借りて稽古をしております!
立誠小学校は京都の河原町通りを東へ行った木屋町通り沿いにあり、まさに繁華街の真っ只中にある小学校です。
平成5年に廃校になったそうです。
猫が通る・・・。
昔懐かしい小学校の跡がそこかしこにあって、木彫りの校歌や、『○○年度卒業』という刺繍の入った講堂の緞帳や・・・タイムスリップしたかのような空間です。
やはり老朽化もしているらしく、必要なとき以外は床面保護のためパンチカーペットが敷き詰めてあります。
さて、稽古です。
左手にいるのが指揮の奥村哲也先生です。机の大きさがミスマッチなのがちょっと面白いです。
左手にいるのが光源氏役(26日)の西垣さん、立って歌ってらっしゃるのが桐壺/紫上役(27日)の三河さん。
西垣さんは、歌っていらっしゃる時ももちろんなのですが、普段の声も本当に張りがあってツヤのある声!いや~心地よく響きます!
ぜひ皆さん聞きにきてくださいね!
大嶋
「オペラは総合芸術の原点です」
学生時代、私はオペラにはまっていました。大学を卒業したらイタリアに行って、オペラ演出家になる修行をしたいというのが夢でした。しかし、いろいろな事情があって夢が叶わず、東宝の演劇部に入ることになりました。でも、今考えてみると、私の武器はやはりオペラに詳しいことだったと思っています。演出助手をしていた時は、譜面を追えることから、帝劇の大作ミュージカル「スカーレット」や「歌麿」に就くことが出来ました。
日劇がミュージカル路線に踏出した際には、オペラ「ミニヨン」を下敷きにしたミュージカル「君よ知るや南の国」の企画が採用され、制作を任されました。また、フリーのプロデューサーになってからも、オペラ「ラ・ボエーム」を元にミュージカル「原宿物語」を、オペラ「イドメネオ」を元に、ミュージカル「イダマンテ」を企画制作しました。
このように、オペラは、私にとって命綱とも言うべき存在だったように思います。
春秋座の企画運営に携わるようになったのも、市川猿之助芸術監督が「歌舞伎とオペラがきちんと上演できる劇場です」と言ってくださったのが決め手でした。
オペラは何と言っても総合芸術の原点です。そのオペラをないがしろにしてはいけないと思っています。ただし、「一口にオペラといっても広ろうござんす」なので、春秋座で上演されるべきオペラというものをじっくり考えることが必要でしょう。
春秋座の舞台機構を十分に生かした、春秋座だからこそはまったと言われる作品を上演していきたいものです。また、オペラは入場料金が高いというイメージを払拭する為に、1万円未満の入場料金を死守したいと思います。高々キャパシティ700名の劇場で、大歌劇場だからこそ成立するようなオペラを、そのまま上演することはないでしょう。
「春秋座のオペラは、歌手の表情も言葉もはっきり分かって、ミュージカルを見ているようだった」と感動していただけるオペラを上演したいものです。
5月26日、27日に行われるオペラ「月の影」-源氏物語-は、歌舞伎劇場特有の花道やスッポンを使用し、和歌をアリアとして聴かせるなど、春秋座ならではのオペラです。
「仏陀」や「藤戸」の作品で知られる尾上和彦氏の作品を、狂言師である茂山あきら氏がどのように演出されるのか、また、春秋座の空間を知り尽くしている大野木啓人氏がどのような美術で支えてくれるのか、私自身の興味も尽きません。
舞台芸術研究センター プロデューサー 橘市郎
源氏物語ゆかりの地を訪ねて②
カテゴリー : 5/26.27 オペラ「月の影」
皆様こんにちは。上田でございます。
気がついたらもう4月も終盤。ついこの間まで桜が咲いていましたが、今はきれいな藤が咲いていますね~
さて、先日大嶋さんがブログで、源氏物語の作者 紫式部のお墓を紹介されていました。
地獄に落ちた紫式部を冥界を行き来していた小野篁(おののたかむら)が救った。という伝説はとても興味深かったです。
源氏物語ゆかりの地を訪ねて第二弾、今回は、宇治市源氏物語ミュージアムに行ってきました♪

宇治市といえば、源氏物語終盤の宇治十帖の舞台。

ミュージアムの入り口(端には大嶋さんが…)
現代的な建物でしたが、ミュージアム内の窓には御簾が下がっていたり、蔀戸(しとみど)が設置されていたり、所々平安時代の雰囲気が漂っていました。
※ 蔀戸(しとみど)とは、細かく格子を組み、裏に板を貼った板戸で、上部を金具で吊り、外あるいは内に押し上げて開き、金具に引っかけて止めるもの。
展示ゾーンには、寝殿造の中に装束や調度品などが、実物大で展示されていました。また平安貴族が親しんでいた香りを紹介されていたりしてとても優雅な時間を満喫しました。
機会がございましたら、是非皆様も行ってみてください~♪
さてさて、ミュージアムを後にして、宇治の街を少しだけふらりと散策。
京阪の宇治駅を降りればすぐ横には宇治川、近くには歴史のあるお店がありとても素敵な所でした。

宇治川の袂に紫式部が鎮座。
この宇治川を見て何を思い、宇治十帖を執筆したのでしょうか…?
最後に京阪宇治線の電車内

黄緑色を基調にした車内はとても鮮やかで、天井には宇治市の観光名所の写真が掲示されていました。宇治から中書島までの道のりが楽しく過ごすことが出来ました。
上田は、宇治に行くのが十数年ぶりだったので、街の雰囲気がすっかり変わっていて、「あんなところに銅像があるよ!」「宇治川の流れ早い!」(この日はダムが放流されていて川の流れが早かったのです。)「お茶欲しいな~」と、始終テンションが上っておりました。いや~、宇治の良さを再確認しました。また行きたい!
上田
月の影 制作記者会見を行いました。
カテゴリー : 5/26.27 オペラ「月の影」
皆様こんにちは。上田でございます。
大学内にいる猫がニャーコニャーコと鳴いております。春ですね~
最近は昼間が暑いくらいで着る服に困っています。
さて、そんな京都では暑いくらい晴天だった19日に、オペラ「月の影」の制作記者会見を造形大内で行いました。
記者会見には「月の影」作曲の尾上和彦先生、演出の茂山あきら先生、出演者の北村敏則さん(光源氏役・27日)、小濱妙美さん(藤壺役・26日)、船元泰子さん(六条御息所役・26日)、竹内直紀さん(紫式部役・26日)が出席されました。
尾上先生始め、茂山先生、出演者の皆様が、「月の影」に対する思いを熱く語ってくださいました。


演出の茂山あきら先生(写真左)と「月の影」作曲の尾上和彦先生(写真右)
光源氏役(27日)の北村敏則さんと六条御息所役(26日)の船元泰子さん
船元さんの着物姿がとても華やかです

長年海外で活躍をされていた小濱さん(藤壺役・26日/写真中央)は英語の発音がとてもきれいでした。
紫式部役(26日)の竹内さんの声がとても素敵で思わず胸キュン(写真左)
記者会見の最後に、船元さんがアリアのレチタティーヴォ(旋律付き語り)を披露されました。六条御息所の愛憎の苦悩を表現された美しくも悲しい歌声に鳥肌が立ちました。生で聞くソリストさんの歌声はやっぱり心に響きますね。

六条御息所の苦悩が伝わってきます…
新聞掲載日やTVの放映日が決まりましたら、ツイッター等で皆様にお知らせします。是非チェックしてみてください~。
また春秋座HPには「オペラ「月の影」―源氏物語―作曲家・尾上和彦さんに伺いました」を掲載しています。尾上先生の熱い思いが伝わる内容となっております。こちらも是非ご覧下さいませ!
上田
源氏物語ゆかりの地を訪れて
カテゴリー : 5/26.27 オペラ「月の影」
大嶋です。
散りかけの桜の木が名残惜しい今日この頃です。桜の下には一面に花びらが散って落ちてピンク色の絨毯が敷き詰められているようでした。
道を歩いていましたら、ピンク色の車に、散った桜の花びらがビッシリ付いている車を発見。なんとなく趣があります。
先日源氏物語の作者である紫式部のことを色々調べておりましたら彼女のお墓が存在すると言うことを知り、「紫式部の墓」に行ってまいりました。
あるんですよ。紫式部のお墓。
まさかこんなところに!と言うところにあります。
お墓は京都市内、堀川通りと北大路通りの交差点、少し南に行ったところを・・・
北向いて

南向いて

西向いて
ここ!
「紫式部墓所」の隣に「小野篁卿墓」とあります。
紫式部は小野篁の隣に眠っていると言われています。

紫式部のお墓。どちらもきれいにお供え物・お花が飾ってあります。
小野篁はどんな人かといいますと、紫式部の旦那さん…ではありません。小野篁は西暦800年代前半・平安時代前期に活躍した官人・歌人で、紫式部より170~180年前に生まれた方です。旦那さんのわけありませんね。
ではなぜ縁がない小野篁のお墓が隣にあるのか。
紫式部は源氏物語において、尾上さんがおっしゃっていた通り、煩悩の世界を描いたことで、死後地獄に落ちたと言われていました。
一方で小野篁は閻魔大王のもとで裁判の補助をしていたと言われ、あの世とこの世を行き来していたという伝説があります。まあ…実際そんなわけないと思いますが(笑)
地獄に落ちた紫式部を小野篁が閻魔大王に取り次いで彼女を地獄から解放した、というのが彼女のお墓が小野篁の隣にある理由だそうです。
お時間ありましたら一度訪れてみてはいかがでしょうか。
大嶋
「月の影」出演者をご紹介 パート2☆
カテゴリー : 5/26.27 オペラ「月の影」
皆様こんにちは。上田でございます。
最近、舞台芸術研究センターでは席替えをしました。上田は新しい席に移動し、まだ慣れていませんが心機一転、がんばりたいと思います!
さて、以前にオペラ「月の影」の出演者を紹介させていただきましたが、源氏物語を基に作られたオペラなので登場人物が多い…
前回ご紹介できなかった出演者を今回はご紹介させていただきます。
六条御息所役に船元泰子さん、桐壺と紫上役に三河紀子さんが出演されます。
このお二人は2009年に上演した「月の影」にアンサンブルコロス(宮中の女房)で出演。今回の春秋座公演では、初日にアンサンブルコロスをされ、27日には物語で重要な役の六条御息所と紫上で舞台に立たれます。

船元泰子さん(26日:アンサンブルコロス(宮中の女房)/27日:六条御息所)

三河紀子さん(26日:アンサンブルコロス(宮中の女房)/27日:桐壺・紫上)
源氏物語の作者・紫式部を演じられるのは、竹内直紀さんと廣澤敦子さん。
注目なのは、26日に出演される竹内さんは女形に挑まれます。
このオペラの作曲者の尾上先生は、「紫式部は女の人だけれども、これ(月の影)は男でも女でもない方がいい、と思い一度、女形でやろう。」とおっしゃっています。
内面は、女性で、声はテナーでされるということで、今から女形を仕込んでいくところだそうです(笑)
廣澤さんは、ウィーンやオーストリアの留学先で詩の解釈や朗読法などを学ばれ、長年、独唱やリサイタルをされてキャリアを積まれています。そんな廣澤さんに尾上先生は「(紫式部を)おまかせして安心」と太鼓判を押されています。

竹内直紀さん(26日:紫式部)
全てに気配りができ、女らしく聡明で、何事にも動揺しない優れた女性・藤壺。
尾上先生が絶賛する藤壺の役には、小濱妙美さんと上野洋子さんを配役されました。
小濱妙美さんは、ドイツのオペラ劇場の専属歌手として活躍。2006年のニューヨーク・カーネギーホールでリサイタルをされた時は、会場総立ちの大喝采を浴びるなど様々な大舞台に立たれています。「小濱さんにはどうしても藤壺を演じて欲しい!」と尾上先生が熱望され実現しました。
上野洋子さんはウィーン国立オペラ座の専属合唱団で活躍。欧州の様々な公演に出演されています。愛くるしく、カーンと鳴るソプラノで尾上先生もどのような藤壺になるのか、とても期待されています。
出演者全員をご紹介できなくてすみません…(T_T)
でもこのブログが「月の影」を観るにあたり参考になれば幸いです。
また、春秋座HPでは、最新のニュースレターをご覧頂けます。
あんな情報やこんな情報などいろいろ掲載しています!(^o^)
ぜひぜひ、併せてチェックしてみてくださいませ~
上田
「月の影」出演者をご紹介 パート1☆
カテゴリー : 5/26.27 オペラ「月の影」
皆様こんにちは。
テレビで花粉情報を見るだけで鼻がもぞもぞとしてくる上田です。
暖かくなってきてうれしいですが、個人的にはつらい時期です…(+_+)
さて、本日はそんな花粉の時期を過ぎた季節に開催するオペラ「月の影」の出演者をご紹介させていただきます。
まずは、源氏物語の主人公・光源氏を演じられる西垣俊朗さん(26日)と北村敏則さん(27日)。
西垣さんは、宗教曲のカンタータオラトリオの分野のテナーとして定評があり、またロッシーニのオペラも参加されロッシーニ・テノールとして活躍されています。
北村さんも宗教曲には定評があり、尾上先生作曲のオペラ作品にも多数出演されています。

西垣俊朗さん(26日)

北村敏則さん(27日)
光源氏のライバル役の頭中将に田中 純さん(26日)、五島真澄さん(27日)。
田中さんは端正な歌唱力、ジャンルを問わない豊かな表現力は高く評価され、多くの著名作曲者から絶賛を博しています。
五島さんは、「彼の歌を聴いていると音楽が見える」と尾上先生が期待する若手ソリストです。

田中 純さん(26日)

五島真澄さん(27日)
桐壺と紫上を演じられる林田明子さんは、京都出身のソリストで、尾上先生曰く「彼女の歌は絶対に聴いたほうがいい!」と絶賛されるほど。発声の明瞭さや美声、豊かな表現力など高い評価を受けています。

林田明子さん
紫上と対象的な六条御息所を演じられる児玉祐子さん。
様々なオペラ作品に出演され好評を博しています。またソリストとして各種演奏会でも幅広い演奏活動を続けています。
六条御息所を一番描きたいと尾上先生は力を入れてらっしゃるので、丁寧に役作りをされる児玉さんにとても期待してらっしゃいます。

児玉祐子さん
まだまだ出演者の方をご紹介したいのですが、続きは次回に…
最新のニュースーレター22号に、「月の影」出演者について詳しく書いております。造形大の春秋座チラシラックや美術館や公共施設にもニュースーレターを配布しています。
「近くに見当たらない!」とお困り(?)の方は、春秋座HPにもニュースレター紙面を掲載する予定ですのでぜひぜひご覧下さいませ~
上田
尾上さんとお話をしてきました。
カテゴリー : 5/26.27 オペラ「月の影」
大嶋です。
暖かくなってきました。春も近い…と思いたいのですが、おそらくまた寒くなるんでしょうね…。
スギ花粉症の皆さんには、大変な季節がやってきました。私も程度はそんなに重くないのですが花粉症でして、最近少しハナがムズムズしたり、妙に乾燥したりしています。今年は例年に比べ飛散量が多くないようなのですが、花粉症の皆さん、頑張って耐えて乗越えていきましょう。
さて、先日オペラ「月の影」の作曲をされております尾上さんとお会いしてインタビューをしてきました。内容に関しては劇場のニュースレター等、他の媒体でも掲載されますのでお楽しみに!
ここでは、作品の簡単な紹介を、インタビューの内容を元に紹介したいと思います。
尾上さんはこの「月の影」を作られる前には仏陀の生涯を描いたオペラや親鸞、平家物語を元にした「藤戸」などのオペラを作られていました。ヨーロッパでの公演の際に海外のお客様から「世界最古の長編心理小説である『源氏物語』のオペラは作られないのですか?」と聞かれ、気になって調べ始めたのが作品創りの最初のきっかけだったそうです。
源氏物語には仏典からの引用の言葉が多いこと、ちょうど平安時代が『末法の時代』であったこと、仏典と源氏物語の構成や仏陀・光源氏それぞれの設定・役割など、源氏物語が仏教(仏典)と非常に密接に関わって作品が創られていることを発見し、これはぜひ作品としてつくらなければならないと思ったそうです。「この作品を創るために今までの作品があったのではないか」とまでおっしゃっていました。
仏陀は業を捨て、悟りを開く道を進んでいきましたが、尾上さんの作品の光源氏はその真逆のような立場で、末法の世界観を描いています。
ちなみに、この作品には紫式部の役がありまして、今回は女性と男性(!)のダブルキャストです。
男の世界も女の世界も仏教の思想もこれだけ知り尽くした、とてつもない偉業といえる作品を創る人なのだから、男・女であるというものを超越した人物であろう、という尾上さんの考えの元、男女のキャストになっております。男性はカウンターテナーではありません。
この試み、とても面白いですよね!
作品の中身を知る一助となりましたか?
また近々に、今度は尾上さんの生い立ちに関してお話したいと思います。
大嶋
古典の授業を思い出しました。
カテゴリー : 5/26.27 オペラ「月の影」
皆様こんにちは。上田でございます。
先日、友人の結婚式に出席してきました。
お色直し前の花嫁をエスコートするという大役をいただき勤めを果たしたのですが、花嫁のプライズに私の涙腺は決壊してしまい、涙が止まりませんでした。
サプライズはなんと花嫁自らブーケを渡してくれました!
末永くお幸せにね~!(涙)
そんな幸せな男女というにはちょっと程遠い(?)男女の物語、
【オペラ「月の影」-源氏物語―】。
本日は、その源氏物語をご紹介します。
先日【春秋座―能と狂言―】ブログでもツチヤさんが言っていたように、「源氏物語はもう知っているよ」という方もいらっしゃるかも知れませんが、今日はちょっとお付き合い頂ければ幸いでございます。
源氏物語の著者は紫式部。平安時代中期の長編物語で、日本を代表する古典文学として、世界的にも非常に有名な作品です。さまざまな恋物語、多彩な登場人物、平安王朝の宮廷の様子、貴族たちの日常生活のほか、平安時代の信仰・社会・文化などが描かれています。
全54帖にも及ぶ物語は3部で構成されています。2部または4部構成の諸説も有りますが、ここでは一般的な3部構成で源氏物語のあらすじをご紹介したいと思います。
第1部 桐壺~藤裏葉
桐壺帝と更衣との間に光源氏が生まれる。
葵上と結婚するも、紫上や夕顔・六条御息所・末摘花・朧月夜など多くの女性たちと恋に落ちる。
運命の紆余曲折を経ながら、次第に出世・権勢を持つようになり、成功していく。
第2部 若菜(上)~まぼろし
源氏40歳。
栄華を極めた光源氏が、兄帝の娘・女三宮と結婚してからの晩年を描く。その女三宮は柏木との間に息子・薫を授かる。葛藤や源氏の出家など栄華を極めたはずの光源氏に虚しさの陰りが忍び寄る。
第3部 匂宮~夢の浮橋
源氏亡き後の次の世代。
薫を主人公とした、宇治を舞台に展開したならぬ恋と愛の物語。(宇治十帖)
当時、宮中の女性達はこの話を読んでどう思ったのか…
「この先、光源氏と○○(女房)はどうなるの?」や「こんな男は嫌だけど、ちょっと気になるよね~」というガールズトークをしていたのでしょうか?
日本は千年の昔から本質的には変わらないな、と思ってしまいました。
【オペラ「月の影」-源氏物語-】は、物語の重要な和歌をアリアにして、現代語訳をレチタティーヴォ(旋律付きの語り)として構成しています。
春秋座ホームページ、公演チラシにはあらすじを掲載しています。
5月の公演までに予習してみてください!
私もがんばって源氏物語を勉強したいと思います(小声)
上田





