2011年度、最後のブログ。

3月 31日, 2012年
カテゴリー : KPACへようこそ 

皆さんコンニチハ。ツチヤです。
2011年度も今日で最後…明日から2012新年度がやってきます。
皆様、2011度も京都芸術劇場・舞台芸術研究センターに格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
2010年度よりスタートしましたこのブログも、ようやく2年目となります。
今後も、京都芸術劇場の公演をより楽しんでいただき、劇場にお越し頂けるよう、私たちなりの目線で皆様に紹介していけたらと思っております。また、舞台芸術研究センターに親しんでいただけるよう日々の様子なども徒然なるままにご紹介していきます。

もし、ご意見ご感想などありましたら…

劇場にお越しの際、スタッフにお申し出ください。
大変アナログな方法で、すみません。

それでは最後に、今月のホワイトデーにセンターの素敵な男性陣より、センターの素敵な女性陣に贈られた、素敵なプレゼントの画像で今日はお別れです。
明日からも宜しくお願いいたします!

ツチヤ

「月の影」出演者をご紹介 パート2☆

3月 30日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
最近、舞台芸術研究センターでは席替えをしました。上田は新しい席に移動し、まだ慣れていませんが心機一転、がんばりたいと思います!

さて、以前にオペラ「月の影」の出演者を紹介させていただきましたが、源氏物語を基に作られたオペラなので登場人物が多い…
前回ご紹介できなかった出演者を今回はご紹介させていただきます。

六条御息所役に船元泰子さん、桐壺と紫上役に三河紀子さんが出演されます。
このお二人は2009年に上演した「月の影」アンサンブルコロス(宮中の女房)で出演。今回の春秋座公演では、初日にアンサンブルコロスをされ、27日には物語で重要な役の六条御息所と紫上で舞台に立たれます。

船元泰子さん(26日:アンサンブルコロス(宮中の女房)/27日:六条御息所)


三河紀子さん(26日:アンサンブルコロス(宮中の女房)/27日:桐壺・紫上)

源氏物語の作者・紫式部を演じられるのは、竹内直紀さんと廣澤敦子さん。
注目なのは、26日に出演される竹内さんは女形に挑まれます。
このオペラの作曲者の尾上先生は、「紫式部は女の人だけれども、これ(月の影)は男でも女でもない方がいい、と思い一度、女形でやろう。」とおっしゃっています。
内面は、女性で、声はテナーでされるということで、今から女形を仕込んでいくところだそうです(笑)
廣澤さんは、ウィーンやオーストリアの留学先で詩の解釈や朗読法などを学ばれ、長年、独唱やリサイタルをされてキャリアを積まれています。そんな廣澤さんに尾上先生は「(紫式部を)おまかせして安心」と太鼓判を押されています。

竹内直紀さん(26日:紫式部)


廣澤敦子さん(27日:紫式部)

全てに気配りができ、女らしく聡明で、何事にも動揺しない優れた女性・藤壺。
尾上先生が絶賛する藤壺の役には、小濱妙美さんと上野洋子さんを配役されました。
小濱妙美さんは、ドイツのオペラ劇場の専属歌手として活躍。2006年のニューヨーク・カーネギーホールでリサイタルをされた時は、会場総立ちの大喝采を浴びるなど様々な大舞台に立たれています。「小濱さんにはどうしても藤壺を演じて欲しい!」と尾上先生が熱望され実現しました。
上野洋子さんはウィーン国立オペラ座の専属合唱団で活躍。欧州の様々な公演に出演されています。愛くるしく、カーンと鳴るソプラノで尾上先生もどのような藤壺になるのか、とても期待されています。


小濱妙美さん(26日【特別出演】:藤壺)


上野洋子さん(27日:藤壺)

出演者全員をご紹介できなくてすみません…(T_T)
でもこのブログが「月の影」を観るにあたり参考になれば幸いです。

また、春秋座HPでは、最新のニュースレターをご覧頂けます。
あんな情報やこんな情報などいろいろ掲載しています!(^o^)

ぜひぜひ、併せてチェックしてみてくださいませ~

上田

組踊 お二人の人間国宝。

3月 29日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

こんにちは。
最近、遠回りして白川疎水沿いを通って通勤している川原です。
お目当ては、そう、桜! ここの桜並木は本当に美しく、現在蕾がパンパンで、
数日後の開花が待ち遠しいです。

さて、今週発売となりました「琉球王朝の華 組踊 春秋座公演」。

昨年、日本芸能史にご登場いただきました、宮城能鳳先生と西江喜春先生が再び春秋座の舞台に立ちます。今回はこのお二人について簡単にご紹介したいと思います。

まず、宮城能鳳さん。組踊女方の第一人者で、美しく、品があって、それでいて内に秘めた強さを感じさせる、まさに舞台の華です。

先日、国立劇場おきなわで行われた西江喜春さんの人間国宝認定記念公演で
『手水の縁』の玉津を演じていましたが、その初々しさ、健気さといったら!恋一筋に生きる少女がそこにいました。春秋座公演では、一転、当たり役といわれる『女物狂』の母を演じます。わが子を失い失意のうちに気がふれる母親、そして訪れる再会の場面。楽しみです。

そして、西江喜春さん。歌・三線奏者で、昨年人間国宝に認定されました。

飴色と称される艶のあるのびやかな歌声をぜひ春秋座で体験ください。
なお、60歳をすぎてから声がでるようになったとご本人はおっしゃっていました・・・

西江さんは6月9日(土)の公演だけでなく、5/14(月)関連レクチャーにも登場されます。

なお、このお二人が参加された「組踊」CDが販売されており、以下のAmazonのサイトで視聴もできます。

Amazonサイト

公演当日は字幕がつきますので、ご安心ください。

川原

若者よ、急ぎたまえ。

3月 24日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

みなさんこんにちは。
5月19、20日開催【志の輔独演会】の制作助手・ツチヤです。
現在、劇場チケットセンターでは【志の輔独演会】の「一般」「シニア」チケットが販売予定枚数に達し、ご予約いただけません。

ご希望いただいた皆様、申し訳ありません…

しかし、今日は耳寄りなお知らせがございます!
 

4月9日(月)より、

現在まだ残数のあります「学生&ユース席」のチケットを「一般」「シニア」チケットをご希望の方に販売いたします!

どの位ご用意できるのか、前日までの「学生&ユース席」のご予約数によりますのでわかりませんが…

ということは…

学生さん、もしくは25歳以下の皆さん。

とくに5/19、20【志の輔独演会】に行こう思っていてまだご予約、購入いただいていない皆さん。

4月9日(月)以降は完売が予想されますので、お急ぎください!

 

ツチヤ

島田歌穂さんとプロモーションに行ってきました。

3月 23日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

大嶋です。
卒業・入学シーズンです。
造形大学も18日に卒業式を終えまして、他の学校も20日の祝日に卒業式多かったようです。そして今度の土日卒業式というところも多いのではないでしょうか?

さて、先日もお伝えしましたが、19日に島田歌穂さんがプロモーションのため京都にやってきました。そのご報告です。

まずは京都新聞社で取材。昨日まで東京公演でお疲れのところ来ていただきました。ありがとうございます!
私、京都新聞社内の奥まで行ったの初めてですが、昭和の匂いがして趣のある建物です。

京都新聞社での取材の後は、春秋座へ移動です。
KBS京都さんによる収録です。京bizSの「8ミニッツ」に出演します。

収録開始直前の様子。
アナウンサーの竹内さん共々にこやかな現場でした。
収録の模様は3月30日(金)21:25~22:25【再放送は4月1日(日)15:55~16:55】のいずれかの時間帯で放送されます。ご注目下さい!

テレビの収録のあとは、劇場から取材。今回のコンサートのこと、生い立ちのことなどお話いただきました。近日中にホームページにUPいたしますので、ご期待下さい。

さて、最後は以前にもお伝えいたしましたFM京都でのラジオ生出演!
「KYOTO AIR LOUNGE」DJ:林智美さん

本番前の緊張感・・・。
実は島田歌穂さん、1年ほど前にも別番組ですがFM京都にご出演されていまして、お久しぶりです、という感じでスタートしました。
京都やお近くにお住まいの方々、聞かれましたか?
出演の前後には島田歌穂さんと島健さんご夫婦が奏でる曲がかかって、とってもいい雰囲気で生出演が終了しました!

この後も前出のテレビ・新聞等の各媒体で島田歌穂さんが出てまいりますので、要チェックしてください!

大嶋

今日はニャンの日 パート⑪ They are brothers and sisters after all.

3月 22日, 2012年
カテゴリー : 今日はニャンの日 

制作助手のツカモトです。

皆様いかがお過ごしでしょうか?
もうすぐ桜の季節ですね。
私のお花見はもっぱら近所の哲学の道、、、。
何度見てもほんとうにきれいです。

今月ももう22日、ニャンの日です。
最近『go-on ~からだの森を行く~』で一緒に活動している
学生達も見てくれたということでうれしいです。
(ちなみにツカモト母もブログを見て喜んでおりました。)

さて、今回のテーマは『兄妹』です。
以前もお知らせしたかもしれませんが、彼らはもともと4兄妹で、
一匹は先に別の家にひきとられたそうで、3兄妹がツカモト家にやってきたのです。

そんな彼らは本当にたたずまいが似ていて、
例えば座っているときの角度などが同じだったりするんです。

例えば、、、

ちらっとこちらを一緒に見ていたかと思うと、、、

一緒に寝てしまいます。

そして、ぼんやり何かを見ているときも同じ角度。

なにか見下ろすときも同じ角度。


本当に猫達がシンクロしているシャッターチャンスがありすぎで
こまってしまいました!
もうもっともっと載せたい写真がいっぱいです!

さらによく兄妹喧嘩というか、じゃれあいをしております。

お気に入りの昼寝所のぬいぐるみをとりあってみたり、、、

なんとなくけしかけてみたり、、、、

そして顔をむぎゅっと蹴られてみたり、、

さらにはツカモトの背中で一休みしようとするのです。

ニャンの日が本当にあまりにもツカモト家の
猫のことになっていて大丈夫かしら?と少し不安ですが、
以前からのコンセプトである
“忙しい日常にくすっと一息入れられる”、そんなブログを目指して
これからも頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします。

三匹そろってアイドルポーズ!

ツカモト

本日の京都芸術劇場は…

3月 20日, 2012年
カテゴリー : KPACへようこそ 

春秋座にて
正派若柳流日本舞踊 於琴の会
がございます。

開演は13時、受付・開場は12時30分からとなっております。

上演時間は休憩を含めまして、3時間30分ほどを予定しております。

皆様のご来場をお待ちしております。

舞台芸術研究センター

島田歌穂さんがラジオに出演します!

3月 18日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

大嶋です。
今年はまだましですが、花粉きてますね・・・。上田さんに引き続き私も花粉症です
でも、本当に暖かくなってきました。今年はここ近年ではかなり寒い冬でしたので、暖かさへの喜びが格別です。

さて、島田歌穂さんが明日!コンサートのプロモーションとしてFM京都(αステーション)の番組に出演されます!
「KYOTO AIR LOUNGE」
3月19日(月)18:10~18:30(予定)

こちらもどうぞ!
休日前のひと時、皆さんでぜひともお楽しみ下さい。どんなお話をされるか今からワクワク^^

またテレビ・新聞等にも出られる予定ですので、決まりましたらまたお知らせいたします!

大嶋

「月の影」出演者をご紹介 パート1☆

3月 17日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。
テレビで花粉情報を見るだけで鼻がもぞもぞとしてくる上田です。
暖かくなってきてうれしいですが、個人的にはつらい時期です…(+_+)

さて、本日はそんな花粉の時期を過ぎた季節に開催するオペラ「月の影」の出演者をご紹介させていただきます。

まずは、源氏物語の主人公・光源氏を演じられる西垣俊朗さん(26日)北村敏則さん(27日)。
西垣さんは、宗教曲のカンタータオラトリオの分野のテナーとして定評があり、またロッシーニのオペラも参加されロッシーニ・テノールとして活躍されています。
北村さんも宗教曲には定評があり、尾上先生作曲のオペラ作品にも多数出演されています。

西垣俊朗さん(26日)

北村敏則さん(27日)

光源氏のライバル役の頭中将に田中 純さん(26日)五島真澄さん(27日)
田中さんは端正な歌唱力、ジャンルを問わない豊かな表現力は高く評価され、多くの著名作曲者から絶賛を博しています。
五島さんは、「彼の歌を聴いていると音楽が見える」と尾上先生が期待する若手ソリストです。

田中 純さん(26日)

五島真澄さん(27日)

桐壺と紫上を演じられる林田明子さんは、京都出身のソリストで、尾上先生曰く「彼女の歌は絶対に聴いたほうがいい!」と絶賛されるほど。発声の明瞭さや美声、豊かな表現力など高い評価を受けています。

林田明子さん
紫上と対象的な六条御息所を演じられる児玉祐子さん。
様々なオペラ作品に出演され好評を博しています。またソリストとして各種演奏会でも幅広い演奏活動を続けています。
六条御息所を一番描きたいと尾上先生は力を入れてらっしゃるので、丁寧に役作りをされる児玉さんにとても期待してらっしゃいます。

児玉祐子さん

まだまだ出演者の方をご紹介したいのですが、続きは次回に…

最新のニュースーレター22号に、「月の影」出演者について詳しく書いております。造形大の春秋座チラシラックや美術館や公共施設にもニュースーレターを配布しています。
「近くに見当たらない!」とお困り(?)の方は、春秋座HPにもニュースレター紙面を掲載する予定ですのでぜひぜひご覧下さいませ~

上田

川村毅のかたり。

3月 16日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

みなさんこんにちは、ツチヤです。
この時期は旅立ちの季節ですね…
劇場では今週末京都造形芸術大学の卒業式が行われ、芸術家の卵たちも巣立っていきます。
今はそんな別れの季節ですが、4月には新入生を迎え新しい出会いも。
そんな4月の末、28日(土)に開催いたします
P.P.Pasolini’s AFFABULAZIONE【騙り。(かたり)】

構成・演出の川村毅先生よりコメントが届きました!
では、川村毅の語り(かたり)
どうぞ、お楽しみください。

ツチヤ

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