ラーメン特集week! vol.1 “ちゃっちゃっ”と“ほっ”と

8月 13日, 2013年
カテゴリー : 劇場周辺情報, 特集week! 

暑い日が続きますね。制作助手のツカモトです。
突然ですが、皆さま京都芸術劇場にお越しになる際、
どちらでお食事されますか?
実は、当劇場周辺はラーメン街道がある、ラーメン激戦区なんです!
と、いうわけで今月は当劇場スタッフオススメのラーメン店をご紹介します!

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ラーメン特集ということで、トップバッターを務めます、イデです。

ラーメン屋って、わざわざ食べに行く味と近所の慣れ親しんだ味
=子供の頃に毎週日曜の昼に食べにいっていたような店の味とありますよね。

「中華そば ますたに」はその両方に当てはまる稀有なお店。
近所の人も多いのですが、わざわざ食べに来るラーメンファンも多く、
人気の店です。

劇場からは白川通りを下っていって、今出川通りから疏水の北側の小路を西に少し(銀閣寺道・哲学の道の反対方向)、うっかりすると通り過ぎてしまいそうなところにあります(写真左側が疏水で、お客さんの自転車が並んでいるところがお店)。

中はカウンターが10席ほど、こあがりに卓袱台が4つほど、こじんまりとした文字どおり昔ながらの中華そば屋です。
店員さんは、注文をとる人、水を注いだり丼を片付ける人、麺とスープの人と分業制になっていて、混んでいる時の手際良さは流石。
スープ担当の方が背脂を網で掬い取って“ちゃっちゃっ”と音をさせてスープに入れるところを見るとたまりません。
早く食べたい!

写真はチャーシューメン。
背脂入り醤油スープでこの濃さが癖になります。
というより何だか安心する味といった方がいいのか。
もちろん、細麺とやわらかいチャーシューも他の店の凝った感じと比べると
何ら特徴はないんですが、久しぶりに食べると、“ほっ”します。
“ほっ”として油断して、思わずスープを飲み干してしまう。
「スープ全部飲んだら、塩分取りすぎ~」とどこから聞こえて来そうですが
これはもう美味しいラーメンを作ってくれた方への礼儀ってことで。

分業制ながら「こっち片付けとくでー」と他の担当の方が片付けを一緒に手伝っていたり、
“ほっ”とする、昔ながらの中華そば屋。
是非、劇場にお越しの際に足を延ばしてみてください。

イデ