<今月コノ場所>我が学び舎。

7月 30日, 2014年
カテゴリー : 過去の情報(~2016.3) 

皆様こんにちわ。上田でございます。
気がついたらもう8月!夏も本番ですね!

さてさて、今回の『今月コノ場所』は、
コチラ!↓
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緑に囲まれ、趣のあるこの赤レンガの建物は、興心館という校舎です。
(※すぐ左横には直心館という校舎が併設されていて1つの建物のようになっています。)
私は造形大出身で、この校舎で私は4年間を過ごしました。

余談ですが、この校舎は、
今日はニャンの日パート36で紹介した猫たちのたまり場なんです。
この日も猫がのんびりまどろんでいました(*^▽^*)
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教室を覗くと、学生が課題を製作中。
photo3 私もこの教室使っていたなぁ~懐かしい!

階段が名物(?)の造形大ですが、
昔からあるこの校舎はエレベーターはついていません。
息を切らせながら屋上に行くと…
photo4 この景色!!
最高の眺めです!

 

久しぶりにこの校舎へ立ち寄り、この眺めを観ていると、
ふと、学生時代の様々な思い出がよみがえってきました。
課題がうまく出来なくて悩んだり、完成したときの達成感、
友達とバカやったり、ケンカしたり…
ちょっとノスタルジーに浸ってしまいました。(笑)

楽しいかったことも辛かったこともこの校舎に全部つまっています。
なんだか大学時代の友達に会いたくなってきたな~。

上田

涼風真世が春秋座にやってくる~!

7月 28日, 2014年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
先日、寝ている間に右足を4箇所も刺され、早朝に痒くて目が覚めました。
かゆみ止め塗った直後に、今度は左足を3箇所刺され、また目が覚めておかげで寝不足になってしました…
あぁ、蚊がにくい…(TдT)

さてさて、そんな憎い蚊が居なくなる秋の春秋座は
11月1日(土)14:30開演
涼風真世&京フィル ドリームコンサート in春秋座
を開催します。
20141101
これまで春秋座では、
かのんぷ♪、柳瀬大輔と井料瑠美、剣幸、島田歌穂と島健、鈴木ほのかと安崎求など
様々な現場の第一線で活躍している実力のあるアーティストによるコンサートを上演してきました。

宝塚時代、歴代トップクラスに入る歌唱力の持ち主である涼風真世が退団後、主演を務めた数あるミュージカルの中で特に強烈な印象を与えたのが「エリザベート」と「マリー・アントワネット」でした。
その代表曲をクラシックのオーケストラで演奏できたらと、京フィルの熱望により2007年に本公演が実現しました。

京都フィルハーモニー室内合奏団は、これまでクラシック音楽に限らず、俳優、狂言師、落語家など様々なアーティストとコラボレート公演を精力的に行っています。

指揮者は、近年はミュージカルにも活動の場を広げ、「マイ・フェア・レディ」「レ・ミゼラブル」「キャバレー」などのロングラン公演の全国ツアーを成功させている井村誠貴が務めます。

今回、春秋座では劇場ならではの特性を生かして、さらにスケールアップした珠玉のコンサートをお送りします。

チケット発売日は
友の会先行7/29(火)10:00~、一般7/30(水)10:00~
です!
チケットはこちらからでもご購入いただけます

涼風真世の圧倒的な歌唱力と京フィルの奏でる流麗なハーモニーを秋の京都、春秋座でじっくりとご堪能ください。
皆様のお越しをお待ちしております~

上田

【学生レビュー】ミュージカル『王様と私』

7月 24日, 2014年
カテゴリー : 公演レビュー, 学生目線, 舞台裏レポート 

皆様こんにちは。上田でございます。
ミュージカル『王様と私』に大勢のお客様がご来場いただきました。誠にありがとうございました!
何回も繰り返すカーテンコールにスタンディングオーベーション!満席の会場が興奮のるつぼのうちに幕が下りました。

さて今回、舞台芸術学科で舞台衣裳を製作している4回生の学生が、本人の強い熱望により、衣裳スタッフの見習いとして参加が実現しました。
初めてプロの現場に立会い、新鮮な刺激を受け良い勉強になったのではないでしょうか。
これからも大いに精進してがんばってほしいです!

ということで、今回のブログは、『王様と私』の衣裳スタッフを初体験した西村さんに書いてもらいました。

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こんにちは! 初めまして、舞台芸術学科四回生の西村咲郁です!
最近蝉が鳴き始めて一気に夏がやってきたように感じているこの頃です!暑いですね。

先日、春秋座で上演されていた「王様と私」の衣裳部さんに関わり、今回ブログを書かせて頂くことになりました。どうぞよろしくお願いします!

もともと、私は大学で舞台衣裳を主に製作しているのですが、このようなツアーで回られている大きな公演の衣裳を間近で見ること、触ることは初めてでしたので、とても刺激的な機会となりました。
私が付かせて頂いたのは本番の前日、仕込みの日で、搬入や衣裳のメンテナンス(洗濯や手直しなど)の作業を主に行いました。
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当日、東宝舞台の衣裳部の方々に初めてお会いし、始めは緊張していた私でしたが、みなさん気さくな方で、作業をお手伝いしながらも色々と教えてくださりました。
衣裳部さんは全員で5人いらっしゃって、それぞれ担当の衣裳があり、テキパキと作業をする姿に、プロの仕事というものを間近で拝見しました。

メンテナンスの作業などは、地道な作業が多いのですが、その積み重ねが作品に大きく関わってくるので、気の抜けない大切な作業だと感じました。
 例えば、ボタンが取れかかっていたり、汚れている衣裳を役者さんに渡してしまったら、それはかなりテンションを下げてしまう、と。役者さんが気持ち良く衣裳を着てもらうことで、モチベーションを上げ、結果、作品のクオリティに貢献していくのだと衣裳部の方に教えて頂きました。
それは自分が今後作品を作る上でも意識すべき、大切なことだと感じました。

私は次の日、本番をお客さんとして拝見したのですが、やはり、前の日に蛍光灯の下で見ていた印象よりも照明が当たることで豪華さがパワーアップしており、驚きました。
また役者さんが着ることによって、衣裳も生き生きしていました!
 あと、昨日触っていた衣裳が出てきたときは、なんだか嬉しくなっちゃいました(笑)

今回1日という短い時間でしたが、現場に行かせて頂いたことで、学ぶことがたくさんあり、とても濃い時間を過ごすことができました。
これらを自分の糧にして今後の制作などに、活かしていきたいと思います!

それでは、ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
 

舞台芸術学科 舞台デザインコース 4回生
西村咲郁

 

今日はワンの日パート①

7月 22日, 2014年
カテゴリー : 今日はニャンの日 

こんにちは!西田です。
暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は、恒例の愛くるしい『今日はニャンの日』に引き続き、
新シリーズ『今日はワンの日』をお送りします。

我が家の愛犬、レオです。
ミニチュアダックス♂(11)
性格は気弱で頑固、食い意地がはっております。

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生まれたときはこんな感じでした。

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今ではどんどん胴が伸び長くなっております。
丸まって眠るレオ。

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なんだか眠たげです・・・。

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ボールが怖いらしく、怯えています。

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上目遣いで甘えています。

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犬派の方には、楽しんでいただけましたでしょうか。

7月半ばになり、いよいよ夏本番ですね。
夏バテなど、体調にはお気をつけくださいませ。
次回のニャンの日、ワンの日をお楽しみに♪

西田

本日の京都芸術劇場は…

7月 21日, 2014年
カテゴリー : KPACへようこそ 

春秋座にて

拡大版「比較芸能史」

がございます。

上演時間は休憩を含む約3時間20分を予定しております。

全席自由、入場無料・事前申込不要です。

皆様のご来場をお待ちしております。

舞台芸術研究センター

本日の京都芸術劇場は…

7月 19日, 2014年
カテゴリー : KPACへようこそ, 過去の公演 

春秋座にて

ミュージカル「王様と私」

がございます。

12時/17時開演(開場は開演の30分前)。
上演時間は約3時間を予定しております(途中休憩有)。

2階席補助席で若干枚数当日券もございます。
お求めのお客様はお早めにお越しください(開演1時間前より受付開始いたします)。

京都市内、祇園祭期間中のため一部交通規制が行われております。またその影響もあり途中道路の混雑が予想されます。ご来場のお客様にはお時間に余裕を持ってお越しください。

皆様のご来場をお待ちしております。

舞台芸術研究センター

「モーツァルトの生まれ変わり!?」

7月 15日, 2014年
カテゴリー : 過去の情報(~2016.3) 

みなさまこんにちは!
7月も半ばにさしかかり、猛暑日もこれから増えてでしょうか。
暑さにはめっぽう弱いイマイです。

9月28日(日)にここ春秋座に登場する、桂米團治さん!!
先日、公演のプロモーションのため京都までお越しいただきました。

まずは、エフエム京都α-stationの「Sunnyside Balcony」にご出演いただきました。
京都にまつわるお話や、“おぺらくご”の誕生エピソードなど、
その面白いお話にスタッフルームにいたスタッフ全員爆笑!

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そして、続いてはKBS京都ラジオ「森谷威夫のお世話になります!!」へご出演。

米團治KBS
この日のリクエスト曲は「フィガロの結婚」序曲。
モーツァルトの生まれ変わりとご自身でも語っておられるほどモーツァルト好きの米團治さん。
この「フィガロの結婚」序曲は約4分10秒ほどの曲なのですが、指揮者によっては4分を切る演奏をする事もあるそうです。
オーケストラにとっては4分を切るのはとても大変。なので、ここから始まるオペラ3時間のうち、頭4分とたたないうちにヘトヘトになってしまうのだとか。
そこに注目する楽しみに方もあるんですよ、と米團治さんから教えていただきました。

プロモーション後半は雑誌の取材を春秋座に移動して行いました。
「花道歩いていいですか?」と劇場の花道で扇子を優雅にもち、着物でビシッと立たれてカメラにポーズをとられる姿はかっこよかったです。

公演当日はどのように登場されるのかも楽しみですね。

イマイ

不朽の名作「王様と私」に触れるまたとない機会

7月 01日, 2014年
カテゴリー : プロデューサー目線, 過去の公演 

白馬に跨り颯爽と現れし暴れん坊将軍こと八代将軍徳川吉宗。その人は皆さんご存知の松平健である。そのマツケンが何と今月春秋座に登場する。ブロードウェイ・ミュージカルの名作「王様と私」で、チョンマゲに殿様ならぬスキンヘッドに上半身裸の王様となってやってくるのだ。「王様」といえば58年も昔になるが、アカデミー賞を総なめした映画のユル・ブリンナーが有名である。
そもそも、時代劇の将軍として定着している健さんが、ミュージカル「王様と私」に出演したのが当時34歳のころで、この出演経験がもとに、初めてミュージカルに関心を抱いたという。それ以来、頻繁にブロードウェイやラスベガスに足を運んで、ミュージカルやレビューショーを学んだ。その表れが舞台に反映され、「マツケン」のショーにも独特の感性が取り入られ、人々に共感をもって受け入れられている。その松平健主演「王様と私」の初演は、1988年9月、東京宝塚劇場で行われ、好評につきその翌89年には3~4月の2ヶ月にわたり帝劇で再演。そして、その翌90年8月に名古屋中日劇場で再々上演された。当時、中日劇場で勤務していた私は、初めて健さんと仕事をした時の印象が鮮烈に焼き付いている。あの時代劇スターがブロードウェイ・ミュージカルなんて、実は大いに違和感があった。しかし舞台稽古、初日と目の当たりに接していくうちにその感覚は完全に払拭されていた。貫禄といい、歌といい、ダンスのしなやかさなど実に見事だった。相手のアンナ先生は、宝塚で一時代を築いたツレさんこと鳳蘭。さすがにミュージカル、レヴューはお手の物。健さんを相手にあの名曲「シャル・ウィ・ダンス」のシーンは絶品で、いつも健さんが楽しそうに踊る表情が忘れられない。
あれから時を経て、2年前の2012年。何と22年ぶりにまた「王様と私」が復活した。それも3年かけて日本全国を縦断する大規模な企画。これは何としても京都へこの名作を呼び寄せねばと、初年度ツアーの8月、びわ湖ホールの会場へ駆けつける。22年ぶりに改めて観劇すると、もう、懐かしさとともに、これは是非とも春秋座公演を実現せねばならないという使命感に駆られた。終演後、早速健さんの楽屋へ伺い、「京都でもやりましょう!」と公演交渉をしてしまった。
健さんとは、1990年の「王様」中日劇場公演から18年後に「ドラキュラ伝説」という創作ミュージカルでまた再会する。“暴れん坊”と並行してミュージカルもライフワークなのである。その後2010年、2011年と、2作のミュージカルに関わり、おかげで親交を深めていくことができた。
この度、本来なら制作チームに公演依頼をするところ、いきなり王様へ切り出してしまったのが功を奏してか、春秋座公演が決定するに至った。
ブロードウェイ・ミュージカルを代表する、リチャード・ロジャース&オスカー・ハマースタイン2世の流麗な音楽に彩られた名作中の名作。王様は松平健、今回のアンナ先生はリカちゃんこと紫吹淳。優雅でコケティッシュな演技に定評のある元宝塚歌劇月組の男役トップスターである。出演者・スタッフ総勢80名でおくる大掛かりで本格的なミュージカルが、この度公益的事業の一環として信じられないような安価で観ることができる。一昨年、昨年と全国を巡り、関西方面にもやって来たが、何が何でも京都を素通りさせるわけにはいかない。この安い料金で何としても本学学生に、京都市民に観ていただきたいのである。そして市内でも我が劇場で行わなければ自分がここに居る意味がない。果たして3年かけた集大成が、いよいよ京都春秋座にやってくる。「王様と私」を知らない学生はいるかもしれないが、役所広司で公開された映画「Shall we ダンス?」や、同名アメリカ映画でリチャード・ギア主演によるリメイク作は記憶に新しいだろう。おかげさまで一般席は完売だが、補助席はまだ若干残っている。この機会に是非「シャル・ウィ・ダンス」を体験し、不朽の名作をじっくりと堪能していただきたい。

舘野 佳嗣
(舞台芸術研究センター プロデューサー)