Main menu:

検索

2010年3月
« 2月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

最近のエントリー

カテゴリー

月間アーカイブ

リンク

  • その他

  • その他のブログ

  • イベント情報

  • 京都造形芸術大学案内

  • 本学で学びたい方へ

  • 編集長日記〜危機感を抱いています

    こんばんは。
    編集長です。

    1週間の台湾出張を終え、
    昨日は京都市内で高校1、2年生向けの芸術系大学・専門学校の合同説明会がありました。

    その際、主催の業者さんから、
    「この分野を目指す高校生たちが、夢を持てるような話をしてほしい」
    と頼まれていたのです。

    そこで、椿昇先生とヤノベケンジ先生のスペシャルレクチャーを用意しました。

    もちろん、高校生にとっては両先生を知らない子もいるだろうけど、
    世界でも高い評価を受けるアーティスト2人の出すエネルギーや刺激的な話に、きっと「私もがんばろう!」と思ってくれるに違いない!と編集長も意気込んでいたのです。

    ところが、2人の話が始まって、横から見ていた編集長は、
    100人を超える高校生たちの目や顔つき、姿勢を見たとき
    「これは、日本はこのままでは本当にヤバい!」と危機感を持ちました。

    昨日参加してくれた子で、このブログを読んだ子は、
    もしかしたら、気を悪くするかもしれません。

    でも、それでもキレイごとを書いて済ませてはいけないと思ったのです。

    その危機感はどこから来たのか?

    みんなの顔や目から、全く覇気を感じない。

    もちろん、そうじゃない子もいたから、その子たちは違うけど、
    全体の8割以上は、もう全くエネルギーを感じないのよ。

    厳しく言うと、目が死んでいる……

    編集長は、このブログでも紹介したけど、
    この日曜日まで台湾に行って、みんなと同世代の子たちとたくさん接していたのです。

    そして、同じく椿先生も、作品作りのために上海に行ってきたばかり。

    で、話をし始めて数分で、椿先生も同じことを感じたのか

    「みんなの顔が死んでいる」

    って言ったのね。
    (そのときは、「あぁ、わかる人は同じことを感じるんだ」と思いました)

    もう、編集長は、すごい危機感を感じてしまって、
    「どうすれば、この状況が変わるんだろう?」と思って、昨日から正直ずっと頭の上に大きなものがのしかかっている感じです。

    「どうすれば、どうすれば、どうすれば」

    とずっと考えています。

    台湾で出会った高校生たちが、たまたま元気だったのかもしれない。

    でも、総体的に見ても、本当に皆全身からエネルギーが出ていて、
    僕たちを見る目は、すごくまっすぐで、その視線や顔つき、姿勢からすごい力を感じたのね。

    それは、台湾の3つの都市で視察していた昨日と同じような説明会でもそう。

    もちろん、全員が全員そうじゃないのも、日本の場合と同じ。
    聞く姿勢が出来ていない目の死んでいる子は、台湾にも何人もいた。

    でも、全体的に見ると、目の生きている子と死んでいる子の割合は、
    日本と台湾で、逆転している。

    2割対8割が、ちょうど逆転している状態だと思ってください。

    だから、その対比が強すぎて、編集長は危機感を強くしたのです。

    椿先生と、その後もその点についてすごく話をしました。

    いったい何がこうさせてしまうのだろう?と。

    でも、これは、高校生や大学生の責任だけじゃない。
    「最近の若い子は」なんて言うのは、誰でも言えるから。

    この問題は、僕たち大人にも責任があると思うのです。

    小学校から高校までの教育にも、それを受ける大学や専門学校の教育にも。
    そして、家庭で育てる保護者にも。
    大きな意味では、政治や経済活動を司る企業にも。

    なぜ、高校生や大学生の目が澱んでいき、エネルギーを出せないのか?

    その理由の一つは、
    「みんなどこかで、自分の手の届く範囲で答えをわかったつもりになっている」ということ。

    だから、「これをやっても、結局は無理なんだよね」と、どこかで限界を先に決めていたりする。

    そりゃ、エネルギーなんて出せるわけがない。

    だって、行き着く先が見えていたら(というか、「見えているつもり」になっているだけだけど)、先が見えていることに向かって、エネルギーなんて出せないよね。

    どこかセーブしてしまうのは無理もない。

    そう思わせてしまうのは、毎日見る悲観的なニュースだったりするのかもしれない。

    「芸術勉強して、将来どうするの?」
    なんて、高校の先生や家族に言われたら、そりゃ憧れはあっても「先が見えているような」気になって、覇気をなくしてしまうのも無理はない。

    台湾の高校生のまっすぐな目の集団と、
    昨日の日本の高校生のどこかもう先が見えてしまっているような(いや、見えないからぼんやりしているのかもしれないな)目の集団と。

    いったい、何がそうさせてしまんだろう?

    と、ずっとずっと考えています。

    そして、それが頭をずっと駆け回りながら、昨日の夜は、うちの学生たちの卒業コンパに招待されました。

    そこでも、残念ながら同じことを感じてしまいました。

    みんながんばっているんだけど、エネルギーが感じられない

    みんなきれいにまとめる力はあるんだけど、どこかそれが器用な感じだけしかしない。

    それは、僕たちにも責任がある。

    さて、どうしたらいいんだろう。

    ずっと考えています。

    これを読むと、「そういう説教臭いのがねぇ」とか、
    「そういうこと言うのもいけないんじゃない?」とか、
    いろいろな批判的な意見も受けると思っています。

    でも、この危機感は、残念ながら「問題意識が高い人」しかわからない。

    あえて、強くそう言います。

    でも、ここに、一般的に言われる「そもそも教育とは?」、みたいなどこかで取ってきたような危機感のない美辞麗句はいらないんだよね。

    「明確な目標設定」と「正確な現状分析」のどちらもなければ、「問題意識」は生まれない。
    そのどちらが欠けても、ダメなんです。

    でも、編集長は、悲観的になっているわけではありません。
    考えれば考えるほど、「がんばろう!」って、改めて強く思っています。

    「私にはこんな未来が待っているんだ!」と高校生や大学生が強く信じて、まっすぐな目ができるような社会にしたい。

    出会った子たちが、一人でも多くそうなれるように。

    そのためには、自分が誰よりも強くそう思って、
    誰よりもエネルギーを出し続けなければいけないと思っています。

    でもね、最後はこれを読んでくれるみんな自身の中で、そのエネルギーを出してもらわなければどうすることもできません。

    とにかく全力でやってみよう!

    一生懸命やろうとすると、「かっこわるい」とか、「ちょっとダサイ」とか、
    冷笑主義を気取って、陰口をたたく人たちばかりがいる。

    「一流の人は、がんばっている所を見せないもんだ」なんて
    言葉の一部だけを取り上げてわかったように語る人もいる。

    でも、一生懸命やった人間にしか、得るものはないことにもっと気づいてほしい。

    誰よりもがんばっても、それでも結果が出ないことだってある。
    でも、誰よりもがんばらないのに、結果なんて出ないんだ。

    器用に、要領よく、オシャレにこなすことはかっこ良く見えるかもしれない。

    でも、それに踊らされるかっこ悪い人にはならないでほしい。

    自分の夢のために、泥臭くても、とにかく全力を出せる人は、
    きっと良い目、良い顔になっていると思うんです。

    エネルギーを出そう!一生懸命になってやってみよう!

    そういうみんなをずっと応援したいと、改めて強く思っています。

    もっと何かできる。もっとやらなきゃいけなことがあるって、昨日からずっと思っています。

    投稿者:入学広報課 吉田

    新入生不安解消シリーズ2010 No.5

    こんばんは。
    編集長です。

    昨日の23時に台湾出張から自宅に戻って、
    今日は、朝から仕事。

    今日は、京都市内で高校1、2年生向けの説明会が行われました。
    もう、次の年度の募集がスタートしています。

    さて、編集長は台湾に行く直前まで、春から入学する入学予定者のアンケートを読んでいました。
    そこには、みんなの不安や疑問が多数寄せられていたので、
    「編集長は、ちゃんと読んでいるぞ!」
    ということを伝えるためにも、ちゃんと不安を解消してあげる力になりたい!と思うのです。

    さて、今年最後の入試の結果発表も終わったので、
    これから一番多くなる質問を整理しておきます。

    Q8.入学式はスーツですか?
    A8.入学式の服装は自由です。
    ただ、ここ数年は、男女とも9割強がスーツ姿での参加しています。
    その他には、着物やカジュアルな服装の学生もいます。迷った場合は、スーツでも良いかも。
    というのも、大学に入ると、特に本学の場合は、「社会とつながる」場面が多くあります。そのように、フォーマルな服装の方が望ましい場面も出てくるので、いざというときのために、スーツを1着持って置くのも良いかもしれません。(ただし、入学後に食べ過ぎて体型が変わったら知りません……)

    Q9.入学式には、保護者も参加できますか?
    A9.参加できます。
    ただし、本会場は、新入生と教員の席でほとんど一杯になるので、会場と隣接している講義室で、その映像を見ながらご参加いただくことになります。あらかじめ、ご了承ください。
    入学式終了後に行われる各学科のガイダンスは、新入生のみになります。保護者の皆さんとは、1日の全ての予定が終わった後に、連絡を取り合える方法をあらかじめ決めておくことをオススメします。
    (毎年、「うちの娘(息子)はどこにいますか?まだですか?」と探しまわる保護者の皆さんで、いっぱいでございます)

    Q10.パソコンは要りますか?
    A10.学科やコースの教育の特徴上で、絶対にパソコンが必要な学科に入学する皆さんには、すでにご案内を送っています。書類をしっかり確認してください。

    それ以外の学科の皆さんは、絶対に必要というわけではありません。ただ、これからの時代は、「情報機器操作」のスキルが、当たり前に問われてくるので、学生時代にしっかりと触れて慣れておいたほうが、良いのは言うまでもありません。
    経済的なこともあるので、無理に購入する必要はありませんが、このような「ツール」は、使用頻度と上達度が比例するので、許されるなら用意するのも一つの方法かもしれません。
    ちなみに、3年生秋からの就職活動には、間違いなく必要になるので、あしからず。

    Q11.入学したら忙しいですか?
    A11.忙しいか忙しくないかは、皆さんの「基準」の持ちようです。
    ただし、「自分の基準」を下げすぎると、いざっていうとき、力が出せないからね(そういう学生が山ほどいます。だから、入学してからのダッシュが大切)。
    でも、最初のうちは、新しい環境になるので、それに慣れるまでは知らず知らず疲れが心身ともにたまって行くものです。まずは、大学の授業や行事を優先にして、バイトは少し慣れてからでも良いかも。それから、入学式以降は、毎日のように大事なガイダンスがあります。4月末までは、別の予定をあまり入れすぎないように。本学は、在学中にたくさんのチャンスがどんどん目の前にやってきます。大学を使い倒そう!

    投稿者:入学広報課 吉田

    プレゼンテーション入学結果発表

    本日、本学WEBサイトで、
    先日行われた京都造形芸術大学の2010年度プレンゼーテション入学の出願可者のエントリー番号一覧を公開しています。
    京都造形芸術大学 2010年度プレゼンテーション入学出願可者番号一覧(PDFファイルです)

    今朝、9時に公開されていたので、それに合わせて更新しようと思っていたら、
    台湾で最後に泊まっているホテルの無線LANの調子が悪く、これまでサーバにつながりませんでした……

    ブログを探したみんな、ごめんね。

    さて、この結果については、電話での問い合わせにはお答えできません。

    結果の最終確認は、必ず、本日発送(投函)の結果通知でご確認ください。

    出願可を受けた皆さん、おめでとうございます。
    4月の入学式でお会いできるのを楽しみにしています。
    「合格」報告メールも楽しみにしています!
    ■編集長直通メール
    blog@office.kyoto-art.ac.jp
    (誰にどういう返事を返したか覚えておきたいので、ちゃんと名前と学校名と、もしお会いしたことがあったら、「どこどこで会った○○です」と書いてくれるとうれしいです)

    入学への疑問や不安は、今ブログで連載中の「新入生不安解消シリーズ2010」を見てください。

    これから下宿先を決めたり、4月5日(月)10時からの入学式への準備を始めたりいろいろ大変だと思うけど、落ち着いてしっかり準備してください。

    下宿する子は、部屋探しが始まるけど、焦る必要はないので、最低でも1、2年暮らす場所なので、落ち着いて選んでください。

    一番大事なのは、大学との書類関係のやりとりが続きます。
    「うっかり締め切りを忘れていた」
    なんてことにならないように……

    ちなみに、編集長はなぜそう言うかというと、
    みんなは手続き関係のほとんどをご家族にしてもらっているでしょ?

    編集長は、「お前の人生の選択肢なんだから、自分でしなさい」と両親に言われていたので、
    受験手続きも、入学手続きも自分で行っていました。

    学費も、「これだけのお金を1年間に使っているということ自分でわかったほうが良い」という指導で、自分で大金を持って銀行に行ったのを思い出します。
    (あー、あれからもう7年かぁ……)

    今、考えるとそういう教育をしてくれた両親にすごく感謝をしています。

    で、この前フリはなんだかったというと、
    実は、2月に合格して家も決めて、少し浮かれていた編集長は夢中でスポーツをして身体を動かしていたの。

    そしたら、大切な書類を大学に送るのを1通忘れていたのです……

    締め切りの日に気がついて、急いで郵便局へ行って当日消印の印をついてもらった記憶があります。

    だから、合格した皆さんは、これから入学式までいろいろな書類のやりとりをお忘れなく

    「京都造形芸術大学」という名前が入った封筒は、全て大切に保管してくださいね。

    そして、もっと大切なこと。

    これまで、みんなを支えてくれた人に、感謝の気持ちを忘れないでください。
    大切な人には、照れくさても、言葉にしたほうがいいよ。

    「ありがとう!」って。

    上手く行っているときって、ついつい自分で全てやれている気がするものなんだ。
    でもね、それを支えている人がいるってことを忘れちゃいけない。
    だから、感謝できる人になってください。

    さて、今回、惜しくも出願不可だった受験生の皆さん。

    今年最後の入試になるので、もう安易に「諦めないで、次へ踏み出す一歩を」なんて言えません。

    きっと、いろいろな事情があると思うので、
    すでに合格されている大学さんに行くこともあれば、
    これから入試をする大学さんに行くこともあるでしょう。

    大切なのは、厳しいかもしれないけど、
    「この事実を、事実としてしっかり受け止めること」

    これは、本当に痛みを伴います。

    でもね、そこから逃げないこと。

    そうでないと、どこか別のところに理由を見つけたくなるのね。

    「なんで、あの子が合格するのに、私がダメなの」
    「別に、ここに行けなくたって、関係ないし」
    「なんで、評価されないかわからない。大学がおかしいんじゃないの?」

    って。

    これは、就職活動やコンペでも同じで、これからの人生でそういうことは多々あります。

    するとね、そのときの感情って、妬みや不満という負の感情でしかない。

    それに支配されると、ずっとことあるごとに、それに引っ張られます。

    そして、いつも「誰かのせいにしたり、他のものに責任を転嫁しようとする」。

    でもね、いつも自分の中にも原因は必ずあるんだ。

    だから、妬みや不満という感情に、これからの人生を支配されないように、
    この事実を、自分に起こっている事実だといったんしっかり受け止めてください。

    そして、「何が足りなかったのかな」と自分で考えてみよう。

    ただ、それをするときは、立ち止まらず、後ろ向きにもならないようにね。

    これから、みんなが前に進むために、必要な確認作業だと思って、前向きにやってください。

    それができれば、みんなはきっと大丈夫。

    別の学校さんに行く子は、そこで自信を持ってがんばって。
    大学は4年間もあるし、その先はもっと長い時間が待っている。

    それでも、「京都造形芸術大学に入りたい!」と思うみんなは、
    とにかく食らいついてきてください。
    いろんな場所で会おう!そして、軌道修正しながら、来年を目指そう。

    この1年間、京都造形芸術大学に入りたい!と受験してくれたみんな。
    本当にありがとう。

    目指して良かったと思える大学になるように、もっと私たちもがんばります。

    投稿者:入学広報課 吉田

    編集長日記〜台湾に来ています。その4

    こんばんは。
    編集長です。

    昨日の朝、一緒に行っていた村上先生は一足先に帰国の途に。

    そして、編集長は、アテンドの張さんもいなくなり、一人で台中の街で仕事。

    なんだろう?この急な心細さは……

    と思うのでした。

    というのも、仕事だからコミュニケーションをはからないといけないでしょ?
    旅行に来ているんだったら、ガイドブック片手に行きたいところを決めて、食べたいものを食べたらいいんだけど。

    仕事となると話は別。

    それでも、台中で残っていた仕事を終え、台湾南部の都市、高雄へ

    台湾はこれで6度目(もちろん全て仕事だけど)になるけど、編集長は初高雄
    そして、もちろん、全部一人でしなければいけないのね。

    上にも書いたけど、旅行だったら、地図を見て街の全体像を頭に入れて、
    それから、計画をしっかりたてていくじゃない。

    でも、今回も、仕事なので仕事に関係ある場所の名前と住所しか調べて来なかったんだよね。
    そのことに気がつくと、わからないことだらけで緊張と不安の連続。

    すると、急に心身の疲れた出たのか、高雄に着いた途端吐き気に見舞われました。

    まぁ、今は台北に戻っているので、大丈夫ですけど。

    その吐き気に襲われながら、冷静な編集長はその理由もわかっていたのね。

    普段から、「物事の全体像をまず掴んでから、細部を詰めようと考える習慣」を持っているので、今回みたいに、全体像を掴んでいないと、組み立てができなくなるからなのよ。

    「このことは、ぜひ高校生や学生に伝えないと……」

    と吐き気に見舞われ、高雄の街を歩きながら、そう考えていた編集長です。

    大学に入ってからも、とにかく次から次に、目の前にたくさんのことが訪れると思うけど、
    うちの学生広報スタッフにいつも伝えているように、
    「全体像を掴む」ことが大切。
    もちろん、慣れないうちは、それも難しいんだけど、全体像を掴もうとするという姿勢は大事にしてほしいと思います。

    台湾での授業の様子を紹介。


    今回の村上先生の授業は、自分自身を見つめる課題

    「キャラクターを作る上で大切なのは、人間観察」と言う村上先生。

    でも、実は、自分のことをちゃんと考えて見つめることは意外に難しい。
    だから、今回はこの課題にしたそうです。


    まずは、自分で長所、短所、将来こうありたいと描く自分を出せるだけ出してみることから始めます。

    でも、意外にみんな先に手が動いて、絵を描き始めちゃう子が多かったのね。

    すると、実は自分の表面的な特徴しか捉えられていない。
    つまり、自分の外見的な特徴や事実に対してしか、情報収集できていないということなのね。

    すると、そのキャラクターは、背景のない薄いものにしかならない。

    日本でやっても、きっと同じことになると編集長は思っています。

    これって、就職活動で悩んでいる学生にも同じことが言えるんだけど、
    就職活動って、今まで避けてきた「自分がどういう人間で、将来はどうありたいのか」を考えることを突きつけられるのね。

    でも、多くの学生は、ここでも表面的なことや事実をPICK UPして、考えたような気になっている。
    それが、表されたエントリーシートや面接が、いかに薄く感じられるか……ということです。

    自分と向き合うというのは、もっと深く掘り下げる作業が必要になるのです。

    そして、その場合は、今回の村上先生の授業でもずっと言い続けていたのだけど、
    なかなか生徒に伝わらなかったことと同じことが言える。

    それは、「自分がこうだと思う主観と、他の人がどう思うかという客観のバランス」

    それが実はすごく大切なのね。

    今回も、生徒たちには、
    「キャラクターを作る前に、自分が主観で自分自身を掘り下げること。そして、それを周りのみんなにはどう映っているか客観を知ること」
    と何度も言っていたのだけど、やっぱり難しかったみたい。

    就職活動に励んでいるみんなは、ここからそのことに気づいてほしいと思います。

    そんな風に熱く、大切なことを伝えようとする村上先生と編集長は、


    こんな風に、写真撮影攻め、サイン攻めにあうわけです。

    ちなみに、この模様が、こちらの新聞やネットに取り上げられていました。

    もうちょっとで、予告していたとおり、
    「台湾のめざましテレビ」(みたいなのがあるかどうかテレビ全然見ていないから知らないけど)に出られたかもしれないのにな。

    だって、ほら?


    この行列ですよ。

    そうそう、台湾の高校の教室で見つけたこんなもの。


    何かというと……

    黒板消しの粉を取る器具です。


    中に、円形のブラシみたいなのがついていて、
    くるくる回すと、それがこそぎ落とすのね。

    これが、粉が飛ぶ、飛ぶ(笑)

    そうそう、台中では、3人で夜市に行きました。

    それぞれが、気になるものを購入して、分けて食べることに。


    村上先生が眺めているのは……

    手間の女の子ではなく、このお店。

    「おいしそう!」と言うことで、村上先生はこのお店を選択。


    コロッケ風の食べ物でした。

    中は、日本で言うとクリームコロッケみたいな感じかな。
    上にかかった青のりが、挙げたてのコロッケ風の食べ物で熱せられて食欲をそそります。

    「最近、韓国料理にはまっているんです」というアテンドしてくれた張さんは、


    トッポッキを食べていました。

    でも、トッポッキ以外に、油揚げや卵が入っていて、「何の食べ物?」みたいになっていたけど。

    そして、編集長が選んだものは……

    あたり一面、編集長の胸を躍らせる香りを発していた、そうこれ!


    見てください、この「草苺」の山、山、山。

    「一番好きな食べ物は?」と聞かれたら、

    「イチゴですっ!」

    と一昔前の女性アイドルみたいな発言をする編集長。

    ここまで来たら、もう、


    「大学界のイチゴ王子」いや、「ストロベリー王子」ですよ。

    ……いや、やっぱりダサイからやめにしよう

    村上先生と編集長はともに、ホテルでもずっと仕事をしていたので、
    ともに、「頭痛がひどくて」とか、「なんだか体調が悪くて」と言っていたので、
    「足裏マッサージ」に出かけたのです。

    足裏マッサージを受ける村上先生。


    「全然、痛くないんですよね。逆に響かないぐらい身体が悪いのかな?」と心配していました。

    一方、そんな編集長は、


    「いたっ!」

    マッサージ師さん「ボォンコォン」
    編集長「ハイっ?」
    マッサージ師さん「ボォンコォン。ボォンコォン」

    編集長「その響きって、もしかして……」

    取り出してきた足裏の表を指差すところには、予想通り、
    「膀胱」と書いていました……

    編集長「いたっ!」
    マッサージ師さん「(爆笑)そして、周りの人に中国語で何か言う」
    編集長「今度は何、何?」

    と再び指差したところは、大事なところ。

    他にも、いろいろ悪いところはあったのだけど、
    終わった後は、靴がぶかぶかになるほど。

    足って、すごいムクんでいるんだなと実感。

    でも、マッサージで元気になりすぎて、結局目がさえて仕事をホテルでする羽目になるのでした。

    明日日本に帰ります!

    投稿者:入学広報課 吉田

    バランス

    わたしの生活はシーソーのようだ。

    そんなことを考えた。

    シーソーって重い人と軽い人が乗った場合、当然、重いほうに傾く。
    また、双方が同じ重さだったら地に足がつくことなく、バランスがとれる。

    残念ながら、今のわたしは傾き加減が大きい前方のほうです。

    このブログを読んでいるみなさんならご存じかと思いますが、
    わたしは今、二条城ライトアッププロジェクトに参加しています。

    これは「やりたい」気持ちです。

    また、逆に表に出したことは一切ないですが、
    プロジェクトと同時進行で、「やらなければならない」課題があります。

    1日の大半をプロジェクトに費やす分、夜は課題をやろうと思いつつも疲れて爆睡。

    反省するものの疲れには勝てません。

    だが、甘えは許されず、その課題の〆切は残り1日です。

    「死ぬ気でやるしかない」と覚悟を決めた6日から今日まで夜はほぼ徹夜状態。
    (実家に帰省した日は抜く)

    原稿用紙が敵に見えます。

    睡魔と戦うため、集中力は愚か。

    ただ、プロジェクトのほうにまで支障を出すことは絶対にダメだ!
    と思ったのでいつも通りの自分でいます。
    演じてはないですね。

    気持ちで負けちゃうとやる気は決して起きないので、
    とにかく「できる」と思って毎日を過ごしています。

    親がみたら心配するだろうな。

    課題さえ終われば寝られる!と思い、あと少し、頑張っていきたいです。

    バランス=両立できる人間になれたらな。

    投稿者:美紀(1年生)

    新入生不安解消シリーズ2010 No.4

    こんにちは。
    引き続き、出張先の台湾からお送りしています。

    プレゼンテーション入学を受けたみんな、お疲れさま。
    泣いても笑っても今年最後の入試。
    直前にメッセージを送ろうと思ったのだけど、最終のアドバイスは先日書いていたので、静かに見守ることにしました。
    (けして台湾のおいしいもので頭がいっぱいだったわけではありません)

    あとは、心穏やかに結果を待ってください。

    さて、編集長は台湾に来る直前まで、春から入学する入学予定者のアンケートを読んでいました。

    そこには、みんなの不安や疑問が多数寄せられていたので、
    「編集長は、ちゃんと読んでいるぞ!」
    ということを伝えるためにも、ちゃんと不安を解消してあげる力になりたい!と思うのです。

    きっとこの優しさが、全身から漂っているから、台湾でもキャーキャー言われるんだろうな……
    (と、今日も自分で言う編集長なのでした)

    ではでは。

    Q7.国際交流はできますか?留学はできますか?

    A7.できますよ。

    で終わるわけにもいかないので、詳しく書かねば。

    「国際交流」って、多義にわたるから、何を期待しているかにもよるけどね。

    京都造形芸術大学には、毎年たくさんの国から、大学見学や共同プログラムに高校生や大学生が訪れます

    その際に、学科単位で受け入れることもあれば、
    編集長たちがコーディネイトする場合もあるのね。

    だから、そういった場合に、その国のみんなと交流することができると言えば、できる。

    ちなみに、編集長が指導する、
    「学内インターンシップ第4期学生広報スタッフ」では、
    これまでの仕事に加えて、国際交流の何かをできればと思っています。

    台湾に来て、ずっと考えているんだけど、
    国の文化や考え方を知るというのは、自分自身やその背景となる日本という国についても気がつける機会になるということ。

    その機会を、学生広報スタッフにも与えられないかな?と思っています。
    すると、彼女たち(YOSHIDA’s Angelsが前提になっているので。もちろん、意気込みのある男子学生も募集しているからね)にとっても、将来のために意味があることだと思うので。

    それから、その他の国際交流では、

    「ラ・プリマヴェーラ」という短期留学プログラムもあります。
    これは、アートオークションの売り上げなどをもとに始まったプログラム。
    ニューヨークなどで、自分の制作・研究を深めるために、毎年希望者を募集して、その内容を持って対象の学生を選抜しています。

    これは、良い機会なので、ぜひぜひ。

    また、国際交流の協定校への交換留学プログラムもあります。

    こっちは、詳しくは入学してからでも良いかな。
    というのも、1年生のときは交換留学できないからね。
    だって、自分自身の軸足を置く大学のこともわからない状態で、海外に留学するのは本末顛倒だから。

    それから、みんなが思っている理想と現実の差異を伝えておきます。

    「留学もしてみたい」と誰もが夢に描きます。

    ただ、そのときは、自分のライフプランをちゃんと設計しておくこと

    というのも、今から10年以上前であれば、在学中に半年とか1年とか留学するのは、特に問題なかったのね。

    では、今は何が変わったか?

    就職活動のスタートが、3年生の秋からになっているということ。

    わかるかな?

    みんながもし留学したいと考えるなら、
    きっと2年生か3年生のときになるよね

    でも、多くの学生の場合は、「3年生のときかな?」って思うはず。

    すると、上の状況だと、日本の国内にいる大学生はみな就職活動を始めている時期に、自分が海外にいる。

    もちろん、向こうで取った単位がうちの大学でも認められる場合もあるから、卒業が必ずしものびるわけではないんだけど、それでも、その就職活動の時期の遅れというリスクは自分で考えておかなければならないのよ。

    ちなみに、「語学留学」というのは、うちの単位として認められないので、それは「休学」して行く形になるので、ほとんどの場合、卒業が1年のびるのでご注意を。

    編集長は、海外に出て学ぶというのは、絶対に得るものも大きいと思うので、けしてマイナスには捉えていません

    でも、多くの高校生・受験生は、そこを漠然と考えて「夢物語」になっているので、それにはちゃんと上に書いたようなことを伝えておかないとって思うのです。

    そういったことをちゃんと理解して、それでも行こうと思うときは、ぜひ交換留学の制度などを使ってどんどん行ってください。

    安易な気持ちで考えない、ということが大切。

    それから、海外に留学しようと思うなら、
    まず、自分の国の文化や政治、経済のことなどちゃんと自分の考えを持って行けるようにね。
    それがないと、吸収できるものも少なくなるので。

    あと、語学は当然必須なので、向こうに行ってから、なんて思っていたら、時間の大半がすぎていくからね…..

    とキレイごとばかり言わない編集長なのでした。

    投稿者:入学広報課 吉田

    「やっとけば良かった」では遅い。

    このあいだ、入学予定の方たちとお会いしたことがあったのですが、
    ある女の子が「梨捺さんですよね!?ファンです!」なんて声をかけてくださったんですよ。

    嬉しさのあまりテンション高くお話させていただいたのですが、
    後で友人に「調子乗るなよ」と言われて、それから一時間はほど小さな声しか出せませんでした。

    改めまして、「大阪一の出たがりナイーブ」梨捺です!

    自分のことを客観的に指摘してくれるいい友人を持ちました(笑)

    それにしても、このブログを読んでくださっている方がいることを実感すると、
    とっても嬉しいですね。
    いつもありがとうございます!

    少し前に高校からの友人に会った時、
    「フランスに行ったんやってね」と言われました。

    他大学に通うその友人もこのブログを読んでいたらしく、梨捺がフランスへ行った時の記事もチェックしてくれていたようです。

    その友人は高校の時から国際交流が好きで、海外の情報(社会情勢や流行モノまで)をよく知っているんです。

    「なんでそんなに知識があるの?」と聞くと、
    どうやら今流行りの、編集長もしている「twitter」をしているとのことでした。

    twitter上で海外の友達を作って、やりとりをしていると。

    それなら「梨捺もやってみよう!」と思い、海外の友人と話すためtwitterを始めました。

    そこでネックになってくるのが英語。
    現状では、世界共通語とされる英語さえ使えれば国際交流は気軽に出来るはずなんですが…..

    自分の思うことを英語に翻訳してみようとすると、
    「あれ、この文法あってたっけ」とか、
    「この単語って英語で何て言うんやったっけ?」
    などと時間がかかってしまいます。

    こんな時、
    「ああ、中学や高校でもっと意欲を持って英語を勉強してれば良かったな」
    と思うのです。

    当時はテスト前日に詰め込んで一夜漬けしたり、意味を完全に理解せず形だけ暗記したり、
    「とりあえずテストのため」勉強していたのですが、
    もっと意識を持って勉強していたら違っただろうなと……

    もったいないなと後悔しながら辞書を使って翻訳する毎日です。

    高校生の時に、先生に「英語は将来大切やからしっかり勉強しときなさい」
    と言われて何となくしか聞いてなかったのですが、本当ですね。
    高校生の皆さん方はぜひ、しっかり意識的に勉強してください。

    でもそれは英語だけではなく、他の科目にも同じことが言えると思います。

    歴史や経済や科学、生物や古典や数学だって、知識があればあるだけ自分の表現力は広がります。
    「芸術大学を目指してるから関係ないし」ではなくって、芸術大学で学ぶからこそたくさんの知識が必要だと思うんです。
    無駄なものはない、勉強していること全てが糧になるはずです。

    こんな偉そうにアツく語る私自身、
    「芸大に行きたいからテスト前に詰め込めばいいや」と思って授業中にデザイン論の本を読んでみたりしてたんですよ(;_;)

    「やっとけばよかった」では遅い。
    これは体験談です。

    twitterで海外の方とやり取りをしていると、みんな国はバラバラなのに英語が上手で、
    勉強熱心なんですよね。
    そして視野が広い。

    自分の小ささに恥ずかしくなってしまいます。
    もっとたくさんのことを知って、勉強していきたいです!
    一緒に頑張っていきましょう!

    投稿者:梨捺(1年生)

    編集長日記〜台湾に来ています。その3

    こんばんは。
    編集長です。

    台湾に来て、今日であっという間に4日が過ぎました。

    今回いつもと違って感じていること。

    「なんだろう?今回は、すごく早い気がする」
    「なんだろう?今回は、台湾に出張に来ているような、でも『どこでもドア』で夜は日本にいるような」

    なぜ、そう思うのか、今日になって気がつきました。

    そう、こっちに来てから、高校での仕事を終えて、夜の食事をしに出かけて以降は、
    ホテルでずっと仕事をしているから。

    しかも、毎日睡眠時間が2時間ほど

    今日も、いったんこちらの時間で19時(時差があるので、日本だと20時ね)にホテルに戻って、
    一緒に行っている村上先生に、
    「先生、すみません。これからちょっと急ぎの仕事をいくつか片付けるので、食事は1時間後で良いですか?」
    と伝え、それから1時間。

    送ったメールは、30件。

    わずかの時間に、ぶわーっと日本での仕事モードに切り替えて仕事をしているから、
    上に書いたような気分になるんだなぁと気がつきました。

    これまで書いたことで、何を伝えたいか。

    そう、編集長は、日本を離れても、受験生のために仕事をしているということです。

    というわけで、この下から出て来るものを見ても、

    「うわっ!なんだ美味しいものばかり食べて!」
    思わないでください

    その長い前フリなのでございます。

    それではいってみよう!「編集長の台湾おいしいもの紀行!」

    昨日の昼ご飯に食べたのは、


    初日にも食べたけど、やっぱりまた食べたくなって、小龍包。

    あのジューシーなスープが溢れ出す感じって、
    日本でなかなか食べられないのはなぜだろう?

    そのお店は、麺と包の店だったので、


    焼き餃子みたいなものも食べました。

    日本で食べるものとは少し形が違って、細長い。
    こっちではあまり焼き餃子みたいなものを見なかったので、新鮮な感じ。
    それに、ちょっと味が違うんだよね。

    それは、それで、


    「おいしい」。

    こんな器で出てきました(笑)

    でも、日本語で書かれているけど、観光客の人が行くようなお店じゃないのよ。
    周りのお客さん、みんな台湾の人だったし。

    そして、今日の昼ご飯に行った店は、美術館の近くのお店。

    公園のそばで、すごく雰囲気が良いんだけど、
    お店の中に入ると、こんな感じで。


    いすがブランコになっているんです。

    これを外から見て、「気になる」と言った村上先生の一言でこのお店に。
    ブランコに揺れる村上先生とアテンドしてくれている張さん。

    仕事仲間3人ではなく、恋する2人で来たら、幸せなひとときかもしれません。
    これが、仕事仲間3人で来ると……

    ブランコが揺れて、気持ち悪い……
    さらに、揺れるたびに前後するからテーブルにくっついたり、離れたりするから食べづらい……

    そのお店で食べたのは、


    ちょっとオシャレな鶏肉をカリッと焼いてごはんに載せたもの(名前忘れた)

    美味しいんだけど、ご飯にふりかけがふってあるのよ、これ。
    ふりかけが日本を妙に思い出させるのでした。

    こうやって書くと最初に書いた前フリをみんな忘れている頃だろうからね。

    ちゃんと、仕事をしていますからね。


    今回は、キャラクターデザイン学科の村上聡先生と一緒にこちらの高校で授業をしています。

    台湾担当の編集長は、もう何度も来ている高校なので、どこに行っても先生と顔なじみ。

    再会したときの皆さんの笑顔の出迎えに、国を越えた交流の喜びを感じます。

    今回も、私たちが行くということで、
    授業を受けたいという希望者が多かったようで、仕方なく各クラスから数名ずつに限定してこの授業を受けているんだとか。


    「本当は、3学年で1,000人いるみんなに受けさせたい」とおっしゃっていました。

    芸術大学の授業って、教員と学生の距離感が近いから、
    1,000人対象の授業なんて、シンポジウムか特別講演かぐらいだもんね。

    これまでにも書いたけど、台湾の高校生は本当に元気です。
    シャイな側面はあるんだけど、目がキラキラしている。
    それって、すごく大切なことなんだよね。

    特に、今日行った台湾中部の都市は、台北よりもそれを強く感じます。

    村上先生の仕事の話や大切なポイントも、
    みんなまっすぐな目で聞いているのが印象的。

    先生は、思わず「日本に連れて帰りたい!」というほど。

    今日行った高校は、いつも思うのだけど、本当に良い教育をしているんだよね。
    日本の美術高校のうち、果たしてどこまでが同じ水準で指導できているかな?
    と近年の日本の置かれている状況とどうしても比較してしまいます。

    とくに、真ん中の張先生は、本当に良い指導者だといつ会っても感じます。
    言葉の壁はあっても、考えていることは私たちと同じで、美術教育のあり方は互いに共感。

    良い教育を少しでもしたい、という思いから、
    「セルアニメ」を描くときに使う台も、こんな風に揃えているんです。


    「えっ?それが」と思ったかもしれないけど、
    この台って、すごく高いのよ。

    もっと簡易なもので、2万円強ぐらい。
    このクラスだと5万円ぐらいする。

    高校教育の限られた実習費・設備費では到底まかなえない。

    普通だったら、ここで諦めるよね。
    「設備にお金がかかるから、ここは諦めるしかない」って。

    でも、張先生は違って、台を自分でデザインして、それを安く作ってくれる会社を探して作ってもらったんだって。

    すると、1台6,000円ぐらいでできる。
    すると、同じ値段で10台分買えるから、十分に教育できる。

    というのも、張先生は、村上先生と同じ考え方で、
    「アニメーションを体験させようとすると、今はデジタルでPCのアプリケーションを使えば、誰でもそこそこのものはできてしまう。でも、この子たちに、今それをさせるべきではない。今は、手で描く、自分の身体の感覚でモノを作る。それをとにかく徹底させて、大学に進学した先に、少しずつそのツールを覚えていけば良い」

    うーん、共感。

    これを読んでいるみんなもそうなんだよ。

    今は、パソコンがあるし、どんどん便利なツールが安い値段で提供されている。
    すると、誰でも「良さそうなもの」は簡単に作れてしまう。

    すると、どこかで、「できるような気に」なっちゃうんだよね。

    でも、それは吹けば飛ぶような、薄っぺらいもので、「良さそうな」からは抜け出せない。

    そこに、深みや奥行き、幅を感じさせるのは、
    実は自分の身体感覚の中に徹底して取り込んだ基本的なスキルなのよ。

    それを徹底してやっている子のほうが、伸びしろが多い。

    「ツール」は、あくまで「道具」でしかないということ。
    それを使うのは、みんな自身なんだからね。

    まず、磨いておくのは、なんであるべきか。
    もう一度考えておこう!

    こちらの生徒はみんな元気で、線も美しい良い絵を描くのよ。
    ちょっと他の教室を見ても、ベーシックなことをしっかり指導されている。

    張先生と話していると、「教育って、人と、その人が生み出す環境なんだな」と改めて感じる編集長なのです。
    台湾にも、同じ気持ちでいてくれる先生がいると、「がんばろう!」って思いになりますね。

    授業が終わると、こんな感じです。


    人だかりの中央にいるのが、村上先生。
    生徒にサインを求められています。

    編集長もほら、


    サイン会でございます。

    サインの後は、写真撮影会が始まります。


    ちなみに、この写真撮影のとき、
    女の子たちが、「ハァ…」と嘆息をもらすのね。

    「何?」と聞いたら、「好的香気!」だって。

    そうです。編集長は、甘い香りのする男なのです。

    でも、なんだろう……
    こうやって目線を入れると、そんなさわやかさは微塵も感じられず、
    台湾の女子高生に囲まれて、鼻の下を伸ばしている人にしか見えない……

    とまぁ、こんな風に、みんなのサイン攻めや写真撮影はずっと続くのです。

    このブログを読んでいる他の大学の人から聞いた話。

    編集長のこの台湾の記事を読み、
    「京都造形芸大の吉田という男はいったい何者なんだ!?」
    と騒然となったとか。

    まっ、日本で言うなら、嵐。
    韓国で言うなら、東方神起。
    台湾で言うなら、F4。
    アメリカで言うなら、backstreetboysみたいなもんですよ。

    そう、編集長は、そんな男です。

    そして、そうやっていつも自分で言う男です。

    結局、彼女たちは、「ワァ!ワァ!」と競うように、編集長たちの荷物を手に手に、
    校門まで一緒に送ってくれたのでした。


    ちなみに、「ワァ!ワァ!」と言っていたのは、
    「我!我!」と文字通り、「私よ、私よ!」と荷物の取り合いをしていたのでした。

    そんな彼女たちを見ながら、

    生徒の元気さの違いってどこから来るのか?

    それをずっと考えています。

    もちろん、海外から来ているということを考慮したとしても、
    それだけでは片付けられない日本との違い。

    台湾に来て、編集長なりの仮説を考えました。
    それはまた今度。

    投稿者:入学広報課 吉田

    新入生不安解消シリーズ2010 No.3

    こんばんは。
    引き続き、台湾に来ています。

    今日も台湾の内容を、と思ったのだけど、
    書いている途中で、「うーん、仕事をあれだけしているのに、台湾おいしいもの紀行みたいに見えるな……」と思ったので、ちょっと違う記事を挟むことにしようっと。

    と場つなぎ的記事になっているけど、そんなことはないので。

    編集長が、今読んでいる4月からの入学予定者のアンケート。

    そこから、多くの子が不安や疑問に思っていることがあったので、
    それに答えようと思います。

    では、今日は第4回目。

    Q6.京都は、夏の暑さと冬の寒さが厳しいというのは本当ですか?

    A6.たしかに、その側面はあります。でも、先入観の相乗効果も大きく関係しているかな。

    これは、本当に受験しているときからよく聞かれます。
    ただ、そのときに編集長がいつも思うこと。

    「気持ちはわからないでもないけど、そうだったらどうなんだろう?『夏が暑くて、冬が厳しいから、別の土地の大学にしよう』って思うのかな?」

    みんなも冷静に考えると、そう思いません?

    つまり、冷静に考えてみると、「そんなに大きな問題ではない」ということ。

    日本にいたら、多くの地域では、「夏は暑いし、冬は寒い」よね。

    これは、そんなに差がないはず。

    しかも、「ずっと外にいるわけではない」しね。

    さらに、「寒いか、暑いかは、住む家によっても日当りや立て付けによって変わる」しね。

    と冷静に考えてみよう!ねっ?

    さらに、「暑いか?寒いか?」は、「先入観に及ぼす影響が大きい」ということ。

    「暑いって聞くしなあ」と思って、実際ちょっとでも暑かったら、「やっぱり!」と思うものなのよ。

    だから、あんまり気にしないようにしたらいいのに、といつも思います。

    何か、京都を代表して、話しているみたいになってきたけど。

    逆に編集長は、京都のその季節感を表す言葉では、
    「夏は暑く、冬は厳しい」という二極的に語るより、

    「四季の移ろいやその趣を最も感じることができる街」

    というように、四季の変化に味わいを持って考えています。

    京都の春、夏、秋、冬は、本当に季節感があるのよ。

    それは、単に気候的な要素だけでなく。
    古い都から、長い年月そこに住む人々の間で受け継がれて続けてきた、生活の中に根付いている習慣の中にも、その季節感を味わう何気ない喜びが感じられます。

    それを感じるのは、「日本人の美意識」を身体感覚として持てるかどうかに関係してくると思うのね。

    で、その「美意識」が持てる人は、世界に対しても良いものを提供できる人材になるはず。

    今、台湾にいるからこそ、改めてそれを感じました。

    そう。だから、京都は「暑い、寒い」ではなく、
    その四季の移ろいに美を見出してほしいと思うのです。

    それが、京都で芸術を学べることの幸せなのかもしれないよ。

    投稿者:入学広報課 吉田

    再青春か!?

    手にカビルンルンがいるマイクです。

    水でも石鹸でも効果なし。
    こいつら、とてもしつこい。

    カビルンルンの正体はコンクリートボンドです。
    2つのボンドを同じ割合で混ぜることで生まれます。

    こいつら、とても臭い。
    鼻が潰れそうになります。

    このボンドはプロジェクトの中で制作している足下灯の接着で使われています。

    よく私の髪につきます。
    その度にテンション急降下。

    ……とは言え、二条城ライトアッププロジェクトはとても楽しいです。

    今は5グループに分かれ、竹のオブジェを作っています。

    グループ分けはくじ引きでした。

    コースがみな違う映画学科の男子たちと話していて、
    「もし映画学科で固まったらおわりだね」と言いあっていました。

    私たち、究極に絵が下手なんです(‘~`;)
    デザイン系から離れている。

    ドキドキしながらくじ引き。

    結果、バラバラになりホッとしました。

    私のオブジェのメンバーは夜行性です。
    作業後に毎日、ミーティングやオブジェの10分の1模型を作るため、@カフェで話をしていますが、1時間も経てば違う話で盛り上がっています。

    その度に友達が「高校の時の放課後、思い出すよね」と言います。

    確かに。

    授業時間は頭が動いているかどうかも分からないのに放課後に近づくにつれ、テンションが高くなる。
    最高潮に達した頃にはもう静かな教室だ。
    そしてガールズトークが始まる。

    大学生になった私たちは作業時間も頭は働いていますが、その後のほうが……

    @カフェは夜の8時になると照明が消されます。
    しかし、カフェ自体には10時までいられるので私たちはよく居座っています。

    暗い中で作業。

    警備員さんに「もう少し静かにね」と言われたり。

    作業に夢中になると周りが見えなく、挙げ句の果てには私たちしかいない状況になります。

    でも、楽しい。

    長期休暇の駐輪場の時間は20時なのでそれを越えると閉まってしまいます。

    自転車は閉じこめられたまま。

    こうなったら取り出すしかない!
    (最初の頃だけです)

    柵に足を引っかけ、中に入りました。
    友達の自転車を含め計3台を持ち上げる。

    やってはいけないと思いつつも大丈夫だと思う矛盾した気持ち。

    何だか、青春みたいです。

    プロジェクトメンバーとばかみたく笑ってふざけあって本当の気持ちをぶつけ合う。

    良い仲間です。

    毎日、大学行くのが楽しみで仕方ありません。

    あと制作もわずかです。
    悔いが残らず、最後の最後まで全力で取り組んでいきたいです。

    両親に自慢したいです。
    「これ、作ったんだよ」てね。

    投稿者:美紀(1年生)

    編集長日記〜台湾に来ています。その2

    おはようございます。
    昨日から、台湾出張に来ている編集長です。

    昨日は、台湾に着いて早々、今日からの授業の打合せをして、食事へ。


    台湾の「麺類」の王道の「牛肉麺」をいただきました。

    ちなみに、編集長のは、オーソドックスな「牛すじ」が入っているのではなく、牛の腸(ハチノスかな?)が入ったものです。

    130元なり。(日本円で、429円ぐらい。

    最初に食べたときは、「うーん、おいしいけど、日本みたいな『ダシ』がきいてない気がする」と思ったものですが、最近はすっかりこの味に慣れて違和感なくおいしくいただいています。



    それから、この「ネギのパイ?」って日本語で書いてあったものも。

    台湾に来て初めてチャレンジ。
    隣に座っている人が、おいしそうに食べていたので。

    これが、予想以上に熱くて、口に入れた瞬間、パイの中で蒸され熱せられたネギの蒸気が口の中に溢れて、大変なことに……

    これもおいしかったんです。30元なり(日本円で、99円)。

    熱いと言えば、これもそうだね。


    小龍包はやっぱり食べておかねばということで。

    80元、264円なり。

    さっきから、「なり」って言ってるけど、「キテレツ大百科」のコロ助を意識しているわけではないので、間違えないように。
    (読んでる子たちは知らないか)

    と食事を終えて、ホテルに戻る途中のこと。

    やっぱり海外なので「日本と違うもの」を探して、互いの文化を理解しようと思うのです。

    生活に密着しているパン屋さん。
    並んでいるパンも、日本と似ているようで、どこか違う。
    (例えば、ものすごいチョコでデコレーションしたパンやのり巻きみたいなパンも)


    お店の中に入る人を観察していたときのこと。

    入り口に置いてある「銀のトレイ」

    あれは、コーヒーを運ぶものに見えるけど、こちらではパンを取るトレイなのね。

    それが入り口に置いてある。

    では、その下にある、ヘルメットは何?

    明らかに、お客さんが入って、
    「さぁ、今日は何のパンにしようかしら」
    と思いながら手にするトレイと同じところにある。

    こりゃ、きっと、
    「おいら、パンを何個食べてもお腹がいっぱいにならないモー」
    という人専用の取り皿ならぬ、取りヘルメットに違いない。

    なわけないか。

    そんなことを考えながら、ホテルの前のコンビニ視察。

    そこで見つけた、パン。


    「相撲」って。

    こんな風に、出張先では日中はずっと仕事なので、観光地を回ることはできないけど、街を散策することで、多くの情報を得ようと思っています。
    (ほんとはちゃんと他にも見ているからね)

    「意識してモノを見る習慣」とよくブログでも書いていますが、
    そうやって、考えながら見ることで、得られる情報量が変わってきます。

    全ての人の目の前には平等に情報が存在します。

    ただ、その情報を使えるか、使えないかは、普段の見方次第。

    「意識してモノを見る習慣」は、つまり、「考えながら物事を捉える習慣」とも言えます。

    そして、その情報量がかけ算になって新しいアイディアに再編集される。

    つまり、アイディアというのは、自身が持っている情報の組み合わせなのです。

    ということは、人の思いつかないアイディアを生み出すには、
    その情報を、意識して、考えながら得ることが大事でしょ?

    ほら、「編集長は食べてばっかり」とアンケートに書く子は、
    こういう部分もちゃんと読まなきゃ。
    (と自分でフォローするのです)

    投稿者:入学広報課 吉田

    編集長日記〜台湾に来ています。その1

    你好。
    我是京都造形藝術大学博客的編集長。

    日本の皆さん、こんばんは。
    「編集長のツイッター」でもつぶやいて(編集長の場合は、さわやかに「さえずって」だな)いますが、今日から台湾に来ています。

    台湾に来ても、ちゃんとこうして博客(ブログ)を更新している。
    そして、日本からの様々な仕事の案件をホテルやその他の場所で処理していく。

    うーん、これを読んでいる受験生のみんなは、
    「まぁ、私たちの編集長!なんて仕事ができる素敵な方なんでしょう!」
    と思っていることでしょう。そうでしょう。そうでしょう。

    だから、今日も予告通り、台湾に着いたら、そりゃもう!

    空港には、「日本のブログスターがやってきた」と、
    台湾のめざましテレビの軽部さんみたいなお兄さんがマイクを持って来るわ、来るわ。

    と、「そうなったらどうしよう。ファンレターも届くぐらいだから、きっとそうなっててもおかしくないよね」と思っていたら……

    そりゃ、まぁ、静かなもんですよ。

    えぇ。静かなもんです。

    「まだまだ、これからだな」

    と何を目標にしているかわからない決意をする編集長なのでした。

    こちらについて、早速打ち合わせ。

    明日から、台湾各地の高校で、日本の芸術大学の授業を体験してもらおうと思っています。

    もちろん、学生募集的な側面もあるんだけどね。

    台湾の高校生が、日本の大学に進学するのは、日本国内の子が目指すより言葉や金銭的な壁もあるので、そんなにたやすいことではないのです。

    ただ、京都造形芸術大学は、「京都文藝復興」「芸術立国」を大学の理念に掲げ、芸術の力で社会を変えることを目標にしています。

    そして、政治や経済で解決できない国際問題も、
    芸術の力で人々の交流ができないかを常に模索しています。

    だから、今回もこうやってこちらの高校で授業をするのは、
    目の前の学生募集だけでない部分も実は大きいのね。

    台湾の高校生たちが、日本の芸術大学の授業に触れることで、視野を広げてもらえたら何より。
    そして、それが将来的にどこで日本と台湾がつながるかわからないからね。

    ちなみに、こういう取り組みは、韓国でも行っています。

    台湾に来ると思うのは、日本の高校生に比べると、台湾の高校生は、本当に元気だということ。
    (もちろん、日本でも元気な子はたくさんいます。全体的に見ればという比較ね)

    みんな自分の夢に対して、まっすぐで、キラキラした良い目をした子が多いんだよね。

    台湾に来る度に、それを感じます。

    編集長は、年間に本当に多くの日本全国の高校生に会います。
    そして、彼らが大学に入って学生になってからも。

    でも、ここ数年心配しているのは、
    「元気な(全身からエネルギーが溢れ出ているような)高校生が減ったな」
    「自分の夢に対して、まっすぐに信じようとしている高校生が減ったな」
    「みんなどこか、目に力強さを失ってきているな」
    と感じることが多いこと。

    それは、社会がもたらした様々な弊害なのかもしれません。

    海外に来ると、いつも改めてそれを感じます。

    「僕が日本でできることはもっとあるんだ」
    「もっと、高校生や大学生のためにやるべきことがあるんだ」

    と、自分自身の目標についても再確認できる気がしています。

    今日から、そんな台湾出張が始まります。

    (と、これぐらい真面目な本心を書いておけば、明日から「ほらー、こんなにおいしい食べ物食べていまーす」って記事を書いても、みんな許してくれるよね笑)

    では、再見!

    投稿者:入学広報課 吉田

    プレゼンテーション入学体験談

    こんにちは!
    「大阪一の出たがりナイーブ」梨捺です!

    もうすぐいよいよ「プレゼンテーション入学」ですね。
    受験生の皆さんは日々、緊張しながら準備をしていることと思います。

    梨捺が受験生だった一昨年、プレゼンテーション入学は、夏期と秋期コミュニケーション入学のすぐ後に行われていました。

    そして、私は3回連続「出願不可」という結果でした。

    このお話は、オープンキャンパスで開かれた企画「コミュニケーション入学体験談」や「コミュケーション入学合格者開講式」などでよくさせてもらってきました。

    今回は、プレゼンテーション入学でのお話をさせていただきたいと思います。

    前回の編集長の記事でもありましたが、
    「入試は大学から皆さんへの問いかけをしている」ことに対し、
    「その大学からの問いかけを自分で解釈して、自分の考える答えを示す」ということ。

    受験生だった梨捺は、昨年もそんなアドバイスが書かれていたこのブログを読みながら、(結局本質を理解出来てなかったのもありますが)
    「そんなのきれいごとなんちゃう?」とひねくれ、
    「プレゼンテーション入学では変わったことをするとウケる」というわけのわからない噂に流されてしまいました。

    そして、昨年度の「自分自身の紙芝居を作りプレゼンテーションする」という課題をせっせと準備を進めていました。

    内容は恥ずかしくて言えませんが、
    なぜだか制作した作品を見て「これはイケる」と勘違いした梨捺。

    試験当日、緊張しながらも先生方の前で精一杯プレゼンテーションしました。

    今思うと、現在お世話になっている情報デザイン学科の佐藤淳先生が端に座っていらっしゃっていたなあ……
    もう、そのプレゼンテーション入学の時のことは思い出すと顔から火が噴きそうなくらい恥ずかしいのです。

    本質を理解出来ず空回りしていた自分。
    それを見て心なしか引いていた(ように見えた)先生方。

    出願不可という結果が郵送されてきた時、
    「なぜ?あんなに作品も頑張って作って、上手く話せたのに。」と嘆きました。
    でもそういう問題じゃない。

    まず、「大学側は私の何を見たいのか?」を深く考えようとしなかったところに問題があったように思います。

    それに気付くのに一年と少しかかりました(笑)
    受験生の皆さんは私のようにならないでくださいね!

    失敗談を書いたので困惑する人もいるかもしれないですが、
    「自分で解釈して、自分の考える答え」が出せたら、胸を張って挑んできて下さい!

    「これが正解」という答えがない試験は、
    考えるだけ考えたら自分を信じるのみだと思います。

    最後まで諦めない受験生を梨捺は心から応援しています!
    一緒に頑張っていきましょうね。

    投稿者:梨捺(1年生)

    編集長日記~和太鼓悳の卒業公演

    こんばんは。
    編集長です。

    明日から、台湾出張の編集長。
    今回は、いつもより長めで1週間出張です。
    (旅行ではありません。本当に毎日仕事がびっしり詰まっています……)

    その準備をしなきゃいけないんだけど、今日は昨日のブログの予告通り大学へ。

    学生サークル和太鼓・悳(しん)の卒業公演が大学内の京都芸術劇場春秋座で開催されていたのです。

    14時00分開場、14時30分開演だったのだけど、
    編集長は、京都駅でその前の用事があったので、それが済んだ時間は予定を大きく上回って14時00分。

    急いで、タクシーで大学に向かい、ギリギリで大学に到着。

    大学に着いて驚いたことは、「前売り券で完売し、当日券はありません」という告知が。

    春秋座は、約850名が収容できる本格的な劇場です。

    その春秋座がいっぱい?

    さすが、和太鼓悳。
    学生でありながら、国内外の出演に引っ張りだこなことはあります。

    それに、来ているお客さんは、学生たちだけでなく、9割近くが一般・社会人の皆さん
    ここが、すごいよね。

    いつものことながら、オープニングから、編集長は鳥肌が立っていました。
    聴いているこちらの背筋が伸び、身が引き締まる独特の感じで開演。

    二階席の上手一番前に座っていたので、学生たちの顔がよく見えました。

    幕が開く前、それまでの時間を振り返って、みんなで涙したのか、照明を受けるその瞳には輝くものが。
    でも、表情は、その場に立てていることに対する感謝の気持ちでいっぱいのステキな笑顔

    それを観たただけで、編集長も涙しそうになりました。

    一打一打想いを込めて和太鼓を打つ学生たち。

    一曲一曲あっという間に時間が過ぎていきます。

    一歩一歩歩いてきたこの4年間の彼らとの思い出も太鼓の音とともに蘇ってきます。

    本当に素晴らしかった。

    和太鼓悳のみんなは、どこであってもきちんと挨拶をしてくれ、
    また、何かこちらがすれば、みんなで御礼を言いに来てくれる。

    この「感謝の気持ち」をいつも大切に持てている学生って、残念ながら年々少なくなっているのです。

    そんな、いつも感謝の気持ちを大切にしている彼ららしい、気持ちの良い演奏でした。

    それを観ながら、本当に彼らとの楽しい時間をずっと思いだしていました。
    そして、卒業生一人一人の笑顔をその思い出と一緒に焼きつけるように観ていました。

    「本当に、一生懸命太鼓と自分と仲間と向き合って、悩んで、迷って、壁にぶつかっても、逃げずにここまでがんばってきたんだな……」

    と思いながら。

    昨日の記事で、「サークルに入ったほうが良いですか?」という質問に答えたけど、
    改めて、思ったことがあります。

    今日最高の演奏をしてくれた彼らぐらい、真剣に向き合えば、そのサークルの中で、きっと自分自身も成長し、大切なことに気づき、将来を通した仲間と出会えるだろうな、ということ。

    それは、何もサークルに限ったことじゃない。

    エネルギーの出し惜しみをせずに、どこまでやりきれるか。

    結局、一生懸命やったものや時間の中にしか、その答えはないんだと改めて教えてくれた気がします。

    和太鼓悳のみんな、ステキな演奏をありがとう。
    そして、もうすぐ卒業だね。おめでとう!

    そんなさわやかな想いを胸に、編集長は14日まで台湾に行ってきます!

    投稿者:入学広報課 吉田

    新入生不安解消シリーズ2010 No.3

    こんばんは。
    編集長です。

    今日は、久々の休み。

    ただ、来週から台湾出張で大学を離れるので、結局いろいろな仕事を自宅でしておりました。

    「どれだけ、大学が好きなんだろう……」
    と今日も思う編集長です。

    そんな編集長は、明日は、和太鼓サークル「和太鼓 悳」の卒業公演に行ってきます。

    「和太鼓 悳」は、学生サークルでありながら、国内外様々な外部公演の依頼を受けています。
    彼らの気持ちのこもった演奏というのは、いつも感動を与えてくれ、
    特にこの卒業公演は毎年編集長の涙腺を緩めてしまうのです。

    演奏だけでなく、礼節をすごく大切にしているので、
    いつも接してこちらが気持ちがさわやかになる学生たちでもあります。

    皆さんは、入学式できっとその演奏に触れることでしょう。
    お楽しみに!

    ■和太鼓 悳の2009年度卒業公演
    日時:2010年3月7日(日)14:30開演 (14:00開場)
    会場: 京都芸術劇場 春秋座.
    料金:【全席自由】 一般 1000円、学生 500円

    さて、今編集長は、入学予定者のみんなから送られてきたアンケートを読んでいます。
    そこには、たくさんの期待や不安が見えてくるので、
    「新入生不安解消シリーズ2010」と題して回答しています。

    Q5.サークルや部活って、やっぱり入ったほうが良いですか?

    A5.あなたがどういう学生生活を過ごしたいかで決めてください。

    総合大学さんに比べると、意外に芸術大学のサークル活動は、思ったほど活発ではないかもしれません。
    上記の「和太鼓 悳」のようなサークルももちろんあるんだけどね。

    「なぜかな?」と考えると、
    もともと芸術大学に来る学生って、自分のやりたいことがはっきりしている学生が多いのね。
    それは作品を作りたいという目的も興味も明確だから。

    だから、学生時代の一番の喜びは、「自分の学科での研究・制作」である学生というのが本当に多いんだと思う。

    他の文系・理系学部が必ずしもそうではないとは言わないけど、
    「経済の勉強しているだけで、ドーパミンが分泌されてくるわ」
    って言う会話はあまり聞かないでしょ?

    だから、芸大生の場合、サークルに楽しみを見つけなくても、十分学生生活を満喫している学生が多いからかもしれません。

    しかも、京都造形芸術大学は、1年生のMonday Projectという授業では、
    入学して半年間、31コースの学生をシャッフルしたクラスで月曜日の授業を受けるので、他の学科に友達がたくさんできる。

    そして、社会とつながるプロジェクトでは、学年・学科を超えた学生と仲間になれる。

    つまり、他の総合大学さんでは、それをサークルに求めたりするわけだけど、
    京都造形芸術大学の場合は、それが大学の教育の中にあるというのもポイントかもね。

    それでも、サークルに入るかどうかは、編集長はみんなが自分で決めたらよいと思うよ。

    京都造形芸術大学には、スポーツ系サークルから文化・芸能系サークルまで数多くのサークルがあります。

    「真剣に向き合えば」(これは必須条件ね)、そこでの時間や得た仲間というのはみんなにとってすごく大事なもになるはずです。

    ただ、真剣に全力で向き合わないと、「うすーい」時間と関係になるから、
    それなら、自分のやりたいことに力を注ぐのもありだと思うよ。

    これも、今まで書いているように、エネルギーを自分がどう出すかだね。

    そういう編集長は、学生時代入ったサークルで得た経験は、
    今の仕事でも相当活きています。
    (大学1年生のころから、ガツガツやっていたからね。)

    そして、そのときの先輩や仲間は、卒業して3年(永遠の25歳だから)経った今でも、
    会って食事をする仲です。

    それも、真剣にぶつかりあったから。

    結局、そこなのよ。

    投稿者:入学広報課 吉田