2017.03.03
- 映像・舞台
- 近畿圏
2016年度 共同利用・共同研究拠点 公募研究Ⅱ 「老いを巡るダンスドラマトゥルギー」公開研究会
第1回 オーラルヒストリーから辿るイヴォンヌ・レイナー
2017. 03/04 (土)
13:30
17:00
瓜生山キャンパス 芸術文化情報センター(図書室) ※映像ホールから変更になりました
京都市左京区北白川瓜生山2-116
MAP
ダンサーとダンスでの「老い」について考える実践的研究
ポストモダンダンスの歴史を作り、コンテンポラリーダンス界においても大きな影響力を持つニューヨーク・ジャドソン教会派を代表する振付家・ダンサー、イヴォンヌ・レイナー。
2016年度から17年度にかけて開催する研究プロジェクト「老いを巡るダンスドラマトゥルギー」では、第1回の公開研究会として、2006年以来ダンスにおける「老い」を実験的なテーマとしてダンス作品を創り続けるレイナーについてのドキュメンタリー映画上映とディスカッションを開催します。
レイナーを中心に1960年代以降のニューヨークのダンスシーンをオーラルヒストリーとして記録した映画とそれについてのディスカッションを行うことで、登場するダンサーとダンスでの「老い」について考えると共に、2017年度の研究会に向けて、レイナー作品の再構築への足がかりとなることを目指します。
≪研究会プログラム≫
1. 『フィーリングス・アー・ファクツ〜イヴォンヌ・レイナーの生涯〜』『Feelings Are Facts: The Life of Yvonne Rainer』上映
2015年 86分 日本語字幕付
監督:ジャック・ウォルシュ
出演:イヴォンヌ・レイナー、スティーヴ・パクストン、シモーネ・フォルティ、ルシンダ・チャイルズ、キャロリー・シュニーマンほか
1962年、ジャドソン・ダンス・シターの創設メンバーとなったイヴォンヌ・レイナーは、歩く、走るなどの日常動作をダンスの動きとして取り上げることで、モダンダンスに変革をもたらしました。70年代に一旦はダンスの世界を去ったレイナーは、映像作家としても活躍。『Feelings Are Facts』では、当時80歳で振付家としての活動を再開していたレイナーが、アートやパフォーマンスについての根本的な問いを投げかける作品を創作し創り続ける姿を追います。日本初公開。
http://www.feelingsarefacts.com/
2. 公開ディスカッション
登壇者:
岡﨑乾二郎(造形作家・批評家)
古後奈緒子(ダンス批評・舞踊史研究/大阪大学文学研究科アート・メディア論)
中島那奈子(ダンス研究・ダンスドラマトゥルク)
アメリカモダンダンスの開拓者、ルース・セント・デニスは来日時に見た京舞に影響を受け、高齢になってもダンサーとして踊り続けていました。その高齢のセントデニスを想起しながら、レイナーは現在も創作活動を続けています。
本ディスカッションではポストモダンダンスの背景と京都の今を重ね合わせながら、「老い」のクリエイティブなドラマトゥルギーを模索します。
前半は、岡﨑乾二郎氏に造形作家及び理論家の視点から、古後奈緒子氏には舞踊研究・批評の視点から、それぞれのレイナーの創作活動との関わりについてお話を伺い、後半は映画が伝える当時のジャドソン・ダンスシアターやニューヨークアートシーンを、今の私たちの視点で捉え直しながら議論を進め、今後のレイナー作品再構築への指標にしていきます。
※都合により会場が京都造形芸術大学内の映像ホールから、 芸術文化情報センター(図書室)に変更となりました。 急な変更によりご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、 みなさまのご来場を心よりお待ちしております。
≪申込≫
入場無料・要申込
申込先:agingbodyindance@gmail.com
(ご来場のお名前、人数、電話番号をご明記ください)
≪予告≫
「老いを巡るダンスドラマトゥルギー」2017年度
イヴォンヌ・レイナー 初期作品の再構築による上演と、レイナー本人による公開レクチャー予定! 詳細は本ウェブサイトにて発表します。
「Feelings Are Facts: The Life of Yvonne Rainer」字幕制作: アテネ・フランセ文化センター
協力: 碓井千鶴
制作:川崎陽子
2016年度から17年度にかけて開催する研究プロジェクト「老いを巡るダンスドラマトゥルギー」では、第1回の公開研究会として、2006年以来ダンスにおける「老い」を実験的なテーマとしてダンス作品を創り続けるレイナーについてのドキュメンタリー映画上映とディスカッションを開催します。
レイナーを中心に1960年代以降のニューヨークのダンスシーンをオーラルヒストリーとして記録した映画とそれについてのディスカッションを行うことで、登場するダンサーとダンスでの「老い」について考えると共に、2017年度の研究会に向けて、レイナー作品の再構築への足がかりとなることを目指します。
≪研究会プログラム≫
1. 『フィーリングス・アー・ファクツ〜イヴォンヌ・レイナーの生涯〜』『Feelings Are Facts: The Life of Yvonne Rainer』上映
2015年 86分 日本語字幕付
監督:ジャック・ウォルシュ
出演:イヴォンヌ・レイナー、スティーヴ・パクストン、シモーネ・フォルティ、ルシンダ・チャイルズ、キャロリー・シュニーマンほか
1962年、ジャドソン・ダンス・シターの創設メンバーとなったイヴォンヌ・レイナーは、歩く、走るなどの日常動作をダンスの動きとして取り上げることで、モダンダンスに変革をもたらしました。70年代に一旦はダンスの世界を去ったレイナーは、映像作家としても活躍。『Feelings Are Facts』では、当時80歳で振付家としての活動を再開していたレイナーが、アートやパフォーマンスについての根本的な問いを投げかける作品を創作し創り続ける姿を追います。日本初公開。
http://www.feelingsarefacts.com/
2. 公開ディスカッション
登壇者:
岡﨑乾二郎(造形作家・批評家)
古後奈緒子(ダンス批評・舞踊史研究/大阪大学文学研究科アート・メディア論)
中島那奈子(ダンス研究・ダンスドラマトゥルク)
アメリカモダンダンスの開拓者、ルース・セント・デニスは来日時に見た京舞に影響を受け、高齢になってもダンサーとして踊り続けていました。その高齢のセントデニスを想起しながら、レイナーは現在も創作活動を続けています。
本ディスカッションではポストモダンダンスの背景と京都の今を重ね合わせながら、「老い」のクリエイティブなドラマトゥルギーを模索します。
前半は、岡﨑乾二郎氏に造形作家及び理論家の視点から、古後奈緒子氏には舞踊研究・批評の視点から、それぞれのレイナーの創作活動との関わりについてお話を伺い、後半は映画が伝える当時のジャドソン・ダンスシアターやニューヨークアートシーンを、今の私たちの視点で捉え直しながら議論を進め、今後のレイナー作品再構築への指標にしていきます。
※都合により会場が京都造形芸術大学内の映像ホールから、 芸術文化情報センター(図書室)に変更となりました。 急な変更によりご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、 みなさまのご来場を心よりお待ちしております。
≪申込≫
入場無料・要申込
申込先:agingbodyindance@gmail.com
(ご来場のお名前、人数、電話番号をご明記ください)
≪予告≫
「老いを巡るダンスドラマトゥルギー」2017年度
イヴォンヌ・レイナー 初期作品の再構築による上演と、レイナー本人による公開レクチャー予定! 詳細は本ウェブサイトにて発表します。
「Feelings Are Facts: The Life of Yvonne Rainer」字幕制作: アテネ・フランセ文化センター
協力: 碓井千鶴
制作:川崎陽子
費用 | 入場無料・要申込 |
---|---|
定員 | 80席程度 |
申込方法 | agingbodyindance@gmail.com (ご来場のお名前、人数、電話番号をご明記ください) |
主催 | 京都造形芸術大学<舞台芸術作品の創造・受容のための領域横断的・実践的研究拠点> 2016年度 共同研究プロジェクト「老いを巡るダンスドラマトゥルギー」研究代表者 中島那奈子 |
お問合せ | 共同利用・共同研究拠点事務局(舞台芸術研究センター内) |
URL | http://www.k-pac.org/kyoten/guide/2016c2/ |