2017.04.24
- 展覧会
- 首都圏
ISANATORI
2017. 04/21 (金)
2017. 05/27 (土)
11:00
19:00
日・月・祝日休廊
nca | nichido contemporary art
104-0032 東京都中央区八丁堀4-3-3 B1
MAP
卒業生の今西真也さんの個展「ISANATORI」が東京 ncaにて行われます。
―以下、nca HPより―
この度、nca | nichido contemporary artは今西真也による初個展「ISANATORI-いさなとり-」を開催いたします。
今西真也は、キャンバスに油絵具を厚く塗り重ね、筆致の跡を力強く残し、削っていく行為を繰り返しながら描いています。画面から距離を持つと次第に表れるイメージは、崩壊した建物や朽ちた花、稲妻、それを伴う入道雲など、一見ものの変化や消失、退廃を連想するイメージです。しかし同時に再生、蘇生や復興をも想起させ、死(おわり)と生(はじまり)が表裏一体の関係であることを示しています。素材とイメージ、視点と距離との境界、関係性を探りながら私たちが認識している事柄のあいまいさや不確かさを提示しようと試みています。
本展のタイトルである「いさなとり」とは「鯨魚(いさな)取り 海や死にする 山や死にする 死ぬれこそ 海は潮干て 山は枯れすれ 」(*訳:海が死ぬということなどあるのだろうか? 山も死ぬのだろうか? そんなはずがないのに。でも死ぬからこそ、海は潮が干し上がるのだし、山も草木が枯れるのだな) という万葉集の歌の一説から来ています。古都奈良で生まれ、伝統文化や歴史を身近に触れて育った今西は、日本文化に根ざした生命観(生命の物理変化、サイクル <成住壊空>)への関心が根底にあるようです。 本展では5mの大作を含む最新作約15点を発表いたします。
―以下、nca HPより―
この度、nca | nichido contemporary artは今西真也による初個展「ISANATORI-いさなとり-」を開催いたします。
今西真也は、キャンバスに油絵具を厚く塗り重ね、筆致の跡を力強く残し、削っていく行為を繰り返しながら描いています。画面から距離を持つと次第に表れるイメージは、崩壊した建物や朽ちた花、稲妻、それを伴う入道雲など、一見ものの変化や消失、退廃を連想するイメージです。しかし同時に再生、蘇生や復興をも想起させ、死(おわり)と生(はじまり)が表裏一体の関係であることを示しています。素材とイメージ、視点と距離との境界、関係性を探りながら私たちが認識している事柄のあいまいさや不確かさを提示しようと試みています。
本展のタイトルである「いさなとり」とは「鯨魚(いさな)取り 海や死にする 山や死にする 死ぬれこそ 海は潮干て 山は枯れすれ 」(*訳:海が死ぬということなどあるのだろうか? 山も死ぬのだろうか? そんなはずがないのに。でも死ぬからこそ、海は潮が干し上がるのだし、山も草木が枯れるのだな) という万葉集の歌の一説から来ています。古都奈良で生まれ、伝統文化や歴史を身近に触れて育った今西は、日本文化に根ざした生命観(生命の物理変化、サイクル <成住壊空>)への関心が根底にあるようです。 本展では5mの大作を含む最新作約15点を発表いたします。
費用 | - |
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定員 | - |
申込方法 | - |
主催 | - |
お問合せ | 0303-3555-2140 |
URL | http://www.nca-g.com/exhibition/ |
関連卒業生 | 今西真也(大学院 芸術表現専攻 ペインティング領域 ’14年度卒) |