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2014.11.20

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I’M NOT SURE.

関西におけるグラフィックデザインを記述する試み 竹尾ペーパーショウ 関連企画

2014. 12/06 (土)

18:00

21:00

グランフロント大阪北館ナレッジキャピタル カフェラボ

MAP
情報デザイン学科の卒業生が参画する"グラフィックデザインを記述する試み"です。

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 関西を拠点に活動するわたしたちは、日々、小さな仕事と向き合い、物語を紡いでは、仕組みについて考えています。このひとつひとつの小さな仕事たちが、人々に何らかの影響を与え、文化や経済を編み、また面々と連なることで社会を形づくり、時代を紡いでいくのではないか−−そんなことをわくわくした気持ちで想像しながら…。

 いまでは信じがたいことかもしれませんが、戦前、日本におけるグラフィックデザインの中心は大阪にありました。庶民が主体となり、まちを盛り上げる活気に満ちた大阪では、たくさんのアイデアが生み出されてきています。ただ戦後のグラフィックデザイン史には、ほとんど関西での動向についての記述はありません。このぽっかりとあいた狭間には、誰が、何を考え、どんなことが起きていたのでしょうか。

 「I’M NOT SURE.」は、これまで語られることがなかった関西におけるグラフィックデザインの足取りを探り、対話の場を生みだすことを目的としています。“不確かさ”を明らかにするのではなく、浮かび上がる歴史をたよりに、関西で培われてきた思想や姿勢を探り、記述することを通して、わたしたちの立ち位置を見つめ直し、次代について考えるきっかけにしたいと思います。
−−ともに学び、ともに語る場を、関西に。
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ゲストを迎え“歴史”と“現在”を体感するトークシリーズ“GUESTTALK”、
関西在住の若手グラフィックデザイナーたちによる“思考”と“実践”が
わかる5分間のプレゼンテーション“NEWFLAGS”、
世代を越えて、ともに学び、ともに語る“DISCUSSION”で構成されています。
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GUESTTALK
1.「関西のグラフィックデザインに歴史はあるのか」
植木啓子(大阪新美術館建設準備室 主任学芸員) 40min
1969年新潟県生まれ。英マンチェスター大学大学院、仏マルセイユ研究滞在を経て、1997年よりサントリーミュージアム[天保山]学芸員。グラフィックやインダストリアルデザイン、建築などの展覧会を手がけ、2012年から大阪新美術館建設準備室 主任学芸員(デザイン)。現在は企業、行政、大学等とのデザイン連携と場の創出に取り組んでいる。

2.「東アジアのグラフィックデザイナーは何をみているのか」
後藤哲也(OOO projects代表)40min
1974年福岡県生まれ。デザイナー。OOO Projects代表。大阪市「生きた建築ミュージアム」有識者会議委員、「International Typography Biennale Typojanchi 2015: Pre-Biennale」アドバイザリーボードメンバー。2014年6月より『アイデア』にて「Yellow Pages」を連載中。 http://outofoffice.jp
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NEWFLAGS 
関西在住の若手グラフィックデザイナーたちによる、“思考”と“実践”がわかる5分間のプレゼンテーション 
プレゼンテーション 30min
北口就生利
1984年大阪生まれ。2006年近畿大学理工学部 卒業、その後上京。FJDに勤務後、2009年にANONIWAを設立。企業のCI・VI、ブランドや店舗 ロゴマーク、ブランディング、あらゆる分野にアプローチするアートディレクションほか、装丁、 パッケージ、ステーショナリーなどのグラフィックデザイン、広告プロモーションなどを行なう。 http://anoniwa.jp/

坂田佐武郎
1985年京都生まれ。大学卒業後、graf(大阪)にデザイナーとして勤務し、2010年独立。京都を拠点に活動している。主な仕事に、文具メーカーHIGHTIDEのブランド、“hum products”の商品開発(2009~)、高野山のゲストハウス「高野山ゲストハウスKokuu」のロゴマーク、民間の助成機関アーツサポート関西のロゴマークなど。 http://www.saburosakata.info/

仲村健太郎
1990年福井県生まれ。2013年に京都造形芸術大学情報デザイン学科コミュニケーションデザインコース卒業後、京都にてフリーランス。大学ではタイポグラフィを専攻。展覧会や演劇における広報物のデザインや、美術書、文芸書のブックデザインなどを手がける。京都造形芸術大学、ULTRA FACTORY/ZZZ研究員。

前田健治
1984年生まれ。ZOOM DESIGN退職後、2012年にmémを設立。コンセプトワークからブランディング・グラフィックデザイン・WEBやアプリケーションなどのデジタル分野まで、さまざまな領域でのデザインを手がける。Community Magazine「CNTR」メンバー、OZC(大阪造形センター)グラフィックデザインクラス講師。 http://www.m-e-m.jp/

三重野龍
1988年生まれ。2011年に京都精華大学グラフィックデザインコース卒業後、京都にてフリーランスで仕事を始める。ペイントユニット「uwn!(うわん)」の一員として活動し、FREE MAGAZINE『AT PAPER.』のデザインを担当。2013年よりパフォーマンスグループ「MuDA(ムーダ)」に加入。現在までなんとか生き延びている。 http://mieno-ryu.com/
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DISCUSSION
「これからとこれまでの輪郭を探して」 
三木健× I’M NOT SURE.実行委員会 (原田祐馬×近藤聡×増永明子) 45min
神戸生まれ。1982年三木健デザイン事務所設立。グラフィックデザイナー。「着眼大局着手小局」を活動指針に「不易流行」の理念でデザイン領域を横断。「気づきに気づく」をテーマにエスノグラフィー発想の観察と想像で物語性のあるデザインを展開。近年、学びをデザインするプロジェクト『APPLE』がスイスより国際出版。それにともない2015年3月、銀座 gggにて展覧会を開催予定。大阪芸術大学教授。 http://ken-miki.net

I’M NOT SURE.実行委員会
原田祐馬
1979年大阪生まれ。デザイナー。2007年、UMA/design farm設立。ブックデザイン・グラフィックデザイン・エキシビションデザインなどを手がける。2005年より京都造形芸術大学非常勤講師。ULTRA FACTORY「ZZZ」ディレクター、「DESIGNEAST」ディレクター、ART小豆島・豊島2014「醤の郷+坂手港プロジェクト」ディレクター。共著に「小豆島にみる日本の未来のつくり方」(2014年/誠文堂新光社)。http://umamu.jp/

近藤聡
グラフィックデザイナー。明後日デザイン制作所代表。1976年、大阪生まれ。神戸大学発達科学部卒業。インターメディウム研究所(IMI)卒業。2010年に明後日デザイン制作所を設立。グラフィックを軸に、「解くべき問題の発見と解決」に取り組む。2011年より神戸芸術工科大学、2014年より京都造形芸術大学非常勤講師。http://astt.jp

増永明子
デザイナー。1971年京都府生まれ、大阪市在住。デザイン事務所数社を経て、シマダデザインに入社後、2005年マスナガデザイン部設立。国内外のコンペティションにて多数入選、受賞。http://www.masdb.jp/
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入場無料(先着80名)
参加方法→当日16:00より竹尾ペーパーショウ会場受付にて入場整理券を配布
会場:グランフロント大阪北館ナレッジキャピタル カフェラボ
主催:株式会社竹尾
企画:I’M NOT SURE.実行委員会(原田祐馬・近藤聡・増永明子)
広報物デザイン:原田祐馬
ウェブデザイン:多々良直治
協力:多田智美
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お問合せ:株式会社竹尾 大阪支店 営業部 営業推進課 tel:06-6785-2224(土日祝休)/tel:080-3798-0207(会場直通)
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費用 無料
定員 先着80名
申込方法 当日16:00より竹尾ペーパーショウ会場受付にて入場整理券を配布
主催 株式会社竹尾
お問合せ 株式会社竹尾 大阪支店 営業部 営業推進課 tel:06-6785-2224(土日祝休)/tel:080-3798-0207(会場直通)
関連卒業生 坂田佐武郎、仲村健太郎 (両名とも情報デザイン学科卒業)
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