展示・イベント

2015.07.01

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  • 近畿圏

京都芸術センター 夏休み企画展 2015 『ハイパートニック・エイジ』

2015. 07/20 (月)

2015. 08/30 (日)

10:00

20:00

8月 14 日(金)~ 16 日(日)は臨時休館 日

京都芸術センター ギャラリー北・南

〒604-8156 京都市中区室町通蛸薬師下る山伏546 -2 MAP
大学院修士課程修了生の前谷開さんが参加する4人展です。

<以下、京都芸術センターホームページより転載>

滲み出す、若い創造性:
多数の芸術大学が立地する京都。若いアーティストが育ち、新しい表現が日々生み出されています。創作を続けることは、先の見えない不安と隣り合わせの道を歩むことでもあります。それでもなお、彼らが創り続けることを選ぶのは一体なぜでしょうか。

今回の夏休み展では、京都で活動する20代の若手作家4名を取り上げます。仮設壁やマスキングテープなどで壁面を覆い尽くす作品を制作している川田知志、ドローイングやインスタレーション作品など、幅広く活動を展開しているNAZE、セルフポートレートを軸とした写真作品を発表している前谷開、デカルコマニーの手法を応用し、絵画の可能性を模索する薬師川千晴。フレームに収まらない、彼らの独特の作品の裏には、鋭敏な感性と、つくることへの衝動や欲求といった、彼らを創作へと向かわせる必然が確かに存在しているように感じます。彼らが内に抱える創造性は、孤独や不安、葛藤といった困難さえも呑み込み、より強い表現となって現れてきます。

同調が求められがちな今の時代、子どものような鋭い感受性を持ちつづけ、表現していくことは、易しいことではないかもしれません。しかしだからこそ、彼らの表現はより強いリアリティと説得力とをもって、私たちに迫ってくるのではないでしょうか。
表現を生み出す強い創造性は、たとえその存在を忘れてしまっていたとしても、すべての人の中に息づいているものかもしれません。


川田知志 (かわた さとし)
1987年大阪府生まれ。2013年京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。主な展覧会に、「Colors of KCUA 2012『ー通感ー』」(池田精堂との共同制作、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、2012)、「境谷小学校作品展」(京都市立境谷小学校、2014)、「京都銭湯芸術祭2015」(玉の湯、2015)ほか。


NAZE
1989年茨城県生まれ。ゴミや廃材などの収拾物、印刷物や写真など既存のモチーフに描くドローイング作品や、ゴミを即興で組み合わせて作る杖などを制作。個人での活動の他にcontact Gonzo、犯罪ボーイズといったアーティストユニットでも活動。


前谷開 (まえたに かい)
1988年愛媛県生まれ。2013年京都造形芸術大学大学院修士課程修了。2013年写真新世紀佳作受賞。主な展覧会に「これからの、未来の途中ー美術・工芸・デザインの新鋭11人展」(京都工芸繊維大学美術工芸資料館、2015)、「Second Kiss」(YEBISU ART LABO、愛知、2014)など。


薬師川千晴 (やくしがわ ちはる)
1989年滋賀県生まれ。2013年京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程芸術専攻卒業。2010年京展芝田記念賞受賞。主な展覧会に「絵画碑」(Gallery PARC、京都、2014)、「科学のあとに詩をかくこと」(gallery 16、京都、2013)ほか。


[関連企画]
1.ギャラリートーク
出展作家による作品解説を行います。
日時:7月20日(月・祝)16:00~
会場:ギャラリー北・南
※ギャラリー南より開始します
※終了後、18:00よりオープニングパーティを開始します

2.フレスコ/テンペラ体験ワークショップ
絵具づくりと作品制作を行います。
日時:8月1日(土)、2日(日)
※詳細・申込は以下をご覧ください
http://www.kac.or.jp/events/16299/

<写真: 前谷開  《My Moving Remains 》 2014>
費用 入場無料
定員
申込方法
主催 京都芸術センター
お問合せ 京都芸術センター TEL:075-213-1000 FAX:075-213-1004 E-mail:info@kac.or.jp
関連卒業生 前谷開(大学院修士課程 2012年度修了)
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