実践的な活動

グローバルな現代アート界現代アート界へ向かう多彩な交流型プログラム

CASE 01超域ビジュアルイノベーター養成プログラム

この講座は全ての領域の学生が参加できる領域横断型プログラムで、参加者が新たな時代を切り拓くクリエイターとして社会で活躍するためのキャリア創成を目的としています。2017年度の春から月に1回のペースで開催し、田名網敬一教授が招聘するゲスト講師によるアーティスト・トーク、ワークショップ、課題制作・作品講評など、毎回異なる内容で学生を刺激し、編集的発想力の向上を目的としたプログラムを進めています。

「コラージュ」をテーマとしたワークショップ

【 田名網 敬一(たなあみ けいいち) 】 
本学大学院教授。1960年代からメディアやジャンルの境界を横断して、アニメーション、実験映画、そして絵画、立体作品まで幅広く手掛け、現代の可変的なアーティスト像の先駆者として世界中の若いアーティストたちに大きな影響を与えている。

CASE 02国内外の様々なゲストによる特別講義や講評会

全領域の学生が参加できるプログラムで、様々な地域・時代・ジャンルを超えた芸術文化の主題を中心に展開しています。全学生の問題意識の共有化を図るため、第一線で活躍している研究者、作家等をゲストとして招聘し、講義・ディスカッションを通して問題発見、批評、分析、論考能力を伸ばしていきます。年度ごとに在籍学生の研究・制作テーマとも関連して企画され、魅力的なゲスト講師が招聘されています。

【 Torben Kuhlmann 特別講義 [2017年5月17日] 】
世界27言語で出版された絵本デビュー作『リンドバーグ:空飛ぶネズミの大冒険』から2年、新作『アームストロング:宙飛ぶネズミの大冒険』(日本語版)の刊行を機会に来日された絵本作家トーベン・クールマンさんに絵の表現方法やストーリーづくりなど、制作のプロセスについて詳しくお話しいただきました。ライブペインティングでは、実際の制作状況の一端を知ることもできました。

【 Olivier Richon 特別講義 】 [2016年11月4日]
英国RCA(ロイヤル・カレッジ・オブ・アート)写真コース主任のオリヴィエ・リション教授を講師としてお招きし、写真を中心とした自作紹介と制作行為の背景にある表現思考の現在的位相を、キーワード「物体/イメージ/言語」に基づいてお話しいただきました。RCAにおける教育実践と芸術研究の現状も知る機会になりました。

CASE 03Pr PROJECTS

絵画と向き合う学生のために、今、必要なことをする。

Pr PROJECTSは、“Painting”のPと、もう一度改めて考えるという意味の“Re consider”のR、そして、“Public Relations”のPRを組み合わせて生まれたプロジェクト名です。2013年、「絵画は可能か?」をスローガンに、過去/現在における絵画のあり方と、これからの可能性に言及し、絵画について議論、再考する場として発足しました。第一線で活躍するアーティスト、コレクター、ギャラリスト、批評家をゲストに招き、レクチャーや講評、ディスカッション、展示、公開制作などの幅広い活動を展開。領域や様式にとらわれず、様々な角度から、絵画をつくるうえでの思考力と技術力の向上を目指しています。
若くして作家として活躍する鬼頭健吾准教授と大庭大介准教授が運営に携わることで、一人ひとりの自主性と積極性を刺激。あえて年間のスケジュールは設けず、その時々の学生の状況に合わせて、柔軟かつスピード感のある運営を行っています。

【 絵画、出来事、フェティシズム 】 レクチャーゲスト: 粟田 大輔(美術評論家)

【 2007-2014/京造を卒業して7年の歩み 】 レクチャーゲスト : 小牟田 悠介(アーティスト)

【 THE BATTLE STAGE 】 大庭大介 公開制作 ~共同作業により作られる絵画~

【 「HOP2013」公開講評会 】 ゲスト : 杉戸 洋(画家)

CASE 04サマーキャンプTOKYO

2012年度より東京・外苑キャンパスで姉妹校の東北芸術工科大学との大学院生の交流プログラムとして始まったサマーキャンプは、現役の作家である教員がプログラムの牽引役を務め、参加学生と密なコミュニケーションをはかりつつ、芸術表現の社会的役割について検証しようとする教育プログラムです。
2015年度は、日本国内の主要な芸術大学から7大学12名の大学院生が選抜され、東京都内でのギャラリーにおける個展開催のための企画立案をとおして、自己の作品表現の現在的位置を再確認する機会となりました。最終日のプレゼンテーションの結果、2名による展覧会が実現することになりました。

参加者の声このつながりの中に、入っていきたい。自分が目指すところを、強くイメージできた。

大学院に行かなくても、制作はできます。では、大学院で学ぶ意味は何なのだろうと考えたとき、自分だけでは会えない人に会い、めったにないチャンスを掴むためではないかと思います。サマーキャンプはまさに、そんな機会にあふれたプログラムです。私は、サマーキャンプに参加することで、東京での二人展開催というチャンスを得ることができました。1日目、展示会場となるカプセルギャラリーを見学したときのこと。偶然コマーシャルギャラリーの打ち合わせが重なり、同じビルに有名なアーティストの方々が集っていました。これまで作品は知っていても、巡り会ったことのない人たち。東京のアートシーンを目の当たりにし、自分もその中に入っていきたいと強くイメージできました。その第一歩として、今回のチャンスを生かし、つながりを広げていきたいと考えています。

井上 裕葵 さん(画家/美術教師 [ 2015年度修了 ])

資料請求 あたらしいパンフレットができました。