大学紀要

京都造形芸術大学紀要二十一号(二〇一六)の発行にあたって

本学の制作と研究の成果を世に問うための紀要が、今年も発行される時期になりました。長期間にわたっての努力が結晶する紀要の原稿を拝見するのは、私にとってたいへん楽しみです。

収められる作品の中には、学内外の交流、世代を超えた学生と教員の連携、学生同士の企画、さまざまの経験を通じて、本学の学生たちが成長する過程が描かれます。すでに高い評価を得ている作品群の紹介もあり、これから注目されるであろう作品群もあり、それらのアーカイブとしての紀要がますます充実してきました。

研究論文では、本学教員の活躍ぶりが収められます。芸術論あり、歴史的考察あり、長い期間の研究成果の集大成ありで、他には見られない多様な分野の研究成果が一堂に会するという特長が愉しめる紀要になることでしょう。

毎年、この紀要のシリーズには、多くの人びとに好評を得た作品集があり、研究の成果を集大成した論文、活動の様子を紹介した研究ノート、また調査の報告などが掲載されます。どれもが力作揃いです。本学の学生や教員の幅広く力強い活動を、紀要を通してご覧いただきたいと存じます。

この紀要の内容は、本学の学術機関リポジトリにも収められています。折にふれて皆さま方にご高覧いただき、参考にしていただくと同時に、ご批判を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

二〇一七年九月八日

京都造形芸術大学学長 尾池和夫

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