特色

写真:渡邉修

京都造形芸術大学では、通学課程を中心に「生きる基礎力をつける」「実社会を学びの場にする」ことを機軸にした人間力教育に、また通信教育課程を中心にした「多地域・多世代の教育」に力が注がれています。これらの取り組みはすべて、文部科学省の『質の高い教育推進プログラム(教育GP)』に選定されました(平成15年度「多地域・多世代の交流による教育プログラム」、 平成20年度「頭と手を動かすワークショップ型初年次教育」「リアルワークによるキャリア教育」)。また、積極的に「国際交流プログラム」にも取り組んでいます。

「生きる基礎力をつける」

入学したばかりの1回生全員が、学科横断的に編成された1チーム約35名で体験型ワークショップに参加し、「モノの見方、作り方、考え方」など現代の社会で硬くなりやすい認知の枠組みを緩めることから大学のカリキュラムが始まります。その後、同じチームで3〜5㎥の「ねぶた」のコンセプト構築からデザイン、模型制作、計画、制作まで3ヶ月半にわたって取り組むことで、個の力を集団で活かし、個人では成し得ないほどの大きな仕事をするためには何が必要なのかを学びます。また「食」や「農」などを通じた五感を育むための取り組みも、生きる基礎力習得のひとつとして行っています。

マンデイプロジェクト

「実社会を学びの場にする(リアルワークプロジェクト)」

各界の最前線で活躍する人に師事する機会を創出するため、映画スタジオや工房など、学内にその制作現場を設け、またインターンシップの枠組みを積極的に取り入れています。また、新商品のデザイン開発や百貨店のウィンドウディスプレイなど、産学連携のプロジェクトも専門部署を設置して年間約40件を受託、500名を超える学生が参加しています。

リアルワークプロジェクト
ウルトラファクトリー

「多地域・多世代の教育」

18歳から95歳まで、日本全国津々浦々に通信教育課程に学ぶ学生がいることから、全国的なフィールドワークを展開し、地域固有の環境を活かした実践的な授業を行っています。これは単なる地域研究にとどまらず、地域間、世代間の交流そのものを貴重な学習機会として育てているもので、地域での新しい文化共同体の形成に寄与してきました。これらの活動の成果は、通信教育課程の在学生・卒業生を中心にした東日本大震災の支援ネットワークが形成されるなどの形で花開いています。

「国際交流プログラム」

2007年に国際交流委員会が学内に設置されて以来、国際交流協定を締結した大学は2015年4月1日現在、29校にのぼります。国際的に羽ばたくことを志す学生のための専門部署が設けられ、交換・認定留学、海外研修ツアー、国際プロジェクト、アーティスト・イン・レジデンスなど、さまざまな国際交流活動を推進しています。

国際交流の取組みについて

卒業制作・卒業論文データーベース

京都造形芸術大学 創立者 徳山詳直の思い出・エピソード