文芸表現学科

2013年3月

  • LINEで送る

2013年3月28日  ニュース

インタビュー「はたらく!」刊行

さまざまな職業で働く、自分たちより少し年上の人たちにインタビューした冊子、
その名もずばり「はたらく!」が刊行されました。

 

学生は、それぞれ3名のインタビューイ(インタビュー対象の人)にアポイントをとり、
インタビュー取材を行い、それを何度も書き直して文章にまとめました。

 

介護施設で働く友人、カフェのオーナー、政治家や神主など、
バラエティに富んだ人たちへのインタビューが多くなっていますが、
そこには学生たちの興味・関心が表れているかもしれません。

 

また、インタビューとインタビューの間には、学生それぞれの所感が挿入されており、
通常のインタビュー集よりは、学生の声が強く出た構成となっています。

 

つまり、近藤雄生先生の「芸術文化論IV」を履修した2年生たちが、
これから就職活動を迎えるにあたって、自分は何がしたいのか、
すでに働いている人はどんな気持ちで働いているのか、
などを模索した内容になっています。

 

彼らと同じく、これからの就職や生き方に悩む大学生の皆さんに、
ぜひ手に取ってもらいたいと思います。
冊子は大学のキャリアデザインセンターで配布しています。

 
 

130206_hataraku
  • LINEで送る

2013年3月8日  イベント

Storyville, KYOTO 2013 開催

ライターズ・イン・レジデンス 3月23日~25日

 

小説を書くことは、はたして学べるものなのか? この議論は、幾度となく繰り返されてきました。それは海の向こうでも同じです。アメリカ、イギリスといっ た、大学の教育プログラムとしてクリエイティヴ・ライティング(文芸創作)が確立されている国々においてもそうです。ただこうした国々では、輝かしい実績 がそれを証明しているように思います。たとえば、イギリスのノーウィッチという所にあるイースト・アングリア大学のクリエイティブ・ライティングプログラ ムからは、イアン・マキューアン、カズオ・イシグロといった作家たちを筆頭に、数多くの才能が輩出されてきました。

 

今回で2回目となる「Storyville, KYOTO」では、いわば文芸創作教育の「先進国」イギリスより講師を招き、その教育現場をここ京都で再現することにしました。招聘する講師は、作家であ り、先のイースト・アングリア大学でクリエイティブ・ライティングプログラムのディレクターも務めるAndrew Cowan(アンドリュウ・コーワン)氏です。3日間のプログラムですが、コーワン氏にワークショップをお願いし、参加者の皆さんにもストーリー創作に挑 んでもらおうと思います。またシンポジウムでは、柴田元幸氏、川西蘭氏をお招きして、文芸創作教育のみならず、そのプログラムを卒業した作家たちによる文 学についても、思う存分語っていただきます。
このチャンスをお見逃しなく。当日、皆さまと会場でお会いできることを楽しみにしています。

 

Storyville, KYOTOディレクター 新元良一

 

プログラム

3月23日(土)13:00~15:00
イントロダクション&小説創作ワークショップ(ステップ1)

京都造形芸術大学 人間館NA301教室 定員150名(予約優先・先着順)
講師:Andrew Cowan(アンドリュウ・コーワン)
MD:新元良一
自身もイースト・アングリア大学(UEA)のクリエイティブ・ライティングで学んだコーワン氏に、学生時代のこと、作家としてデビューするまで、プロの小 説家という仕事、現在のイギリス及び世界文学などについて伺います。また3日目に予定しているワークショップのステップ1として、いくつかの人物写真を元 に、そこから何を語ることができるのかを考えます。40年以上続く、UEAクリエイティブ・ライティングの教育現場の様子を肌で感じてください。

 

 

3月24日(日)13:00~15:00
シンポジウム「教育としてのクリエイティブ・ライティングと文学

京都造形芸術大学 人間館NA401教室 定員150名(予約優先・先着順)
講師:Andrew Cowan、柴田元幸(東京大学教授)、川西蘭(東北芸術工科大学教授)
MD:新元良一
翻訳家としても活躍される柴田元幸さん、東北芸術工科大学の文芸学科で教える作家の川西蘭さんもお招きし、文芸創作の教育だけに留まらず、広く文学につい て語り合います。クリエイティブ・ライティングの教育を受けた作家たちに、特有の傾向あるいは作風といったものがあるのか。師と仰いだ教員から受けた影響 は作品にも反映されるのかなど、クリエイティブ・ライティングプログラムが盛んな英米文学の潮流が垣間見れるやも知れません。

 

 

3月25日(月)13:00~15:00
小説創作ワークショップ(ステップ2・3)

京都造形芸術大学 至誠館S24教室 定員50名
講師:Andrew Cowan
MD:新元良一
初日に与えられた課題をもとに、本格的なワークショップを行ないます。ステップ2では、写真の中の人物がどんな人生、生活を送るのか、どんな性格で、どん な行動をするのか、ストーリーとして作り上げるためのディスカッションをします。ステップ3では、それをさらに展開させ、参加者それぞれが作ったストー リーを、他の参加者たちと繋げていくエクササイズを行ないます。ゲーム的な楽しさとともに、物語の構造や登場人物の造形を、目で見て、耳を傾け、手を動か しながら感じとれる内容です。Let’s write a story together!

 

 

Andrew Cowan(アンドリュウ・コーワン)
小説家。イギリス在住。1993年に発表したデビュー作Pig(三浦彊子訳『豚』、翔泳社、1997年)は、サンデータイムズ新人賞ほか4つの文学賞を受賞し、ブッカー賞の候補作にも選ばれた。ほかにCommon Ground(1997年)、Crustaceans(2001年)、What I Know(2005年)がある。最新刊はWorthless Men(2013年)。小説のほかに、創作について書いたThe Art of Writing Fiction(2011年)があり、イースト・アングリア大学クリエイティブ・ライティングプログラムのディレクターを務めている。

イースト・アングリア大学 http://www.uea.ac.uk/literature

 

 

 

プログラムはすべて無料です。お申し込み・お問い合わせはstoryville@creativewriting.jpまで。

お申し込みの際は、参加希望日、参加者氏名、メールアドレス、ご住所をお知らせください。

コース・分野を選択してください

トップページへ戻る

COPYRIGHT © 2013 KYOTO UNIVERSITY OF ART AND DESIGN

閉じる

ABOUT

京都造形芸術大学は、今アジアで最もエネルギーを持って動き続ける大学であるという自負があります。
通学部13学科21コース、通信教育部4学科14コース、大学院、こども芸術大学。
世界に類を見ない3歳から93歳までが学ぶこの大学は、それぞれが溢れる才能を抱えた“プロダクション”のようなものです。

各“プロダクション”では日々何が起こっているのか。授業や取組みの様子、学生たちの作品集や人物紹介。
とどまることなく動き続ける京都造形芸術大学の“プロダクション”の数々。
そこに充満するエネルギーを日々このサイトで感じてください。