歴史遺産学科

2013年6月

  • LINEで送る

2013年6月26日  授業風景

歴史遺産学演習Ⅰ Bクラス~授業4回目~

6月6日

 

午前は古文書を開く作業。

傷みの大きな古文書が多く、難易度の高い作業です。

 

20130606-b2

まずは竹べらで大まかに開き、さらにレーヨン紙の上に、水で湿らせつつ刷毛で丁寧に皺や折り目を伸ばします。

20130606-b1 

 

バラバラになった断片なども元の位置に並べて仮固定します。

20130606-b4

きれいに伸ばしておかないと、この後の作業に影響するのです。

 

紙料を作ります。(楮紙を細かく裁断します)

20130606-b3

 

裁断した楮紙をミキサーにかけて繊維をバラバラにします。

20130606-b5

 

サクションテーブルの上に本紙をセットします。

20130606-b6

 古文書の欠失した部分に繊維を流し込み、下へ吸引することで紙を形成させます。

20130606-b7

 

 

こうした作業を来週も行う予定です。

  • LINEで送る

2013年6月24日  イベント

体験授業型オープンキャンパス

こんにちは。歴史遺産学科の副手です。

梅雨に入ったと言うのにあまり雨が降らず、日差しがどんどんと強くなってどうなる事かと思えば、

一転、大雨による土砂崩れなどがあったり、みなさんも天候の変化にはお気を付け下さい。

 

さて、去る6月16日(日)、本学では体験授業型のオープンキャンパスが開催されました。

歴史遺産学科では、まず最初に『歴史遺産とはナニか』というミニレクチャーがあり、その後、演習体験をしてもらいました。

演習を体験した後には、成果や感想などについてミニレポートの作成といったプログラムです。

 

今回体験していただいた演習は、以下の3つです。

①修復のための和紙漉き

②仏像の観察と金箔の成分分析

③民俗文化財の計測

以上、3つの演習の中から2つを選択してもらい、各40分ずつ体験してもらいました。

 

 

 

20130616-1

まずはミニレクチャーから。

 

20130616-4

次に、受講希望の演習を2つ選び、名前を書き込んでもらいました。

 

さあ、演習開始です。

 

①修復のための和紙漉き

20130616-6

まずは、和紙とはナニか。

古文書などに使われている紙の種類や用途などについて話を聞き、色々な種類の紙に触れてもらいました。

20130616-10

そして、実際に紙を漉いてもらいました。

20130616-7

 

 

②仏像の観察と金箔の成分分析

20130616-8

江戸時代の仏像の塗装材料・構造について観察。

間近で見ると、色々な発見があります。

 

20130616-9

さらに、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて平等院の阿弥陀如来坐像の金箔を観察しました。

観察できた画像は、金箔が何層にも重なっていることがわかる画像でした。

 

 

③民俗文化財の計測

20130616-2

民俗文化財の中でも、地域色豊かな祭礼に用いられる『剣鉾』の計測を行いました。

こういった作業を行うことにより、有形の文化遺産を壊すことなく調査・研究をし、

分析力・考察力をつける事が出来るのです。

 

20130616-3

計測方法は、先輩(3回生)がマンツーマンで優しく指導してくれました。

 

 

20130616-5

演習体験後は、ミニレポートの作成です。

最後にアンケートの記入もしてもらって終了しました。

 

 

今回の体験授業では、時間が短かったこともあり、紙漉きが上手くいかなかったけどやり直せなかった人や、

測定が全て終了しなかった人なども居たので

「質問やリベンジをいつでも受け付けています。興味があれば、遊びにいらっしゃい」と、

参加者に声をかけました。

 

次回は7月7日(日)に公開授業を行います。

今回は、毎週金曜日に実際に行っている授業を見学していただけます。

普段の授業がどんな様子で行われているか、興味のある方は是非ご参加ください。

 

また、学科毎に相談コーナーもあります。

少しでも気にることがあれば、どんどん質問しちゃって下さい。

沢山の方のご来校をお待ちしています。

 

 

  • LINEで送る

2013年6月19日  授業風景

2013年度1回生研修旅行

こんにちは。歴史遺産学科の副手です。

2013年6月1日(土)~2日(日)の2日間、1回生は研修旅行へ行ってきました。

研修先は『福井県 越前方面』ということで、一乗谷朝倉氏遺跡や永平寺などを巡ってきました。

梅雨入りして間もなくの研修旅行でしたが、雨に降られることもなく、無事に帰ってくることができました。

 

 

1日目の予定は、一乗谷朝倉氏遺跡の資料館と遺跡を訪れました。

20130601-1

まずは一乗谷朝倉氏遺跡資料館へ。

学芸員の藤田氏に丁寧な解説をして頂きました。

 

続いて一乗谷朝倉氏遺跡へバスで移動。

 

20130601-2

引き続き、藤田氏に案内して頂きました。

20130601-3 20130601-4

分かりやすく丁寧に説明をしていただき、とても勉強になりました。

 

一乗谷の見学終了後はホテルへ。

夕食を食べてしばしホッコリ。

しかし、夕食後も研修は続きます。

20130601-5

翌日は『越前和紙の里』を訪問する予定となっているため、夕食の食器を片づけた後、

夕食会場で大林先生の『紙』についての講義がありました。

20130601-6

『紙』について、これで予習はバッチリだったはず!

 

 

 

研修旅行 2日目。

予定は 永平寺→越前和紙の里→大滝神社(紙祖神 岡太神社)の順での研修です。

 

20130602-1

永平寺で拝観前に集合写真をパチリ。

 

20130602-2

修行僧の方に、とても丁寧に案内していただきました。

案内して下さった修行僧の方からお聞きした話の中には、とても厳しい修行話もあり、

学生たちはビックリしていました。

 

さて、昼食を挟み、次は和紙の里へ。

 

 

20130602-3

パピルス館で紙すき体験をする班もありました。

 

20130602-4

最終訪問先は大滝神社(紙祖神 岡太神社)でした。

権現山の頂にある奥の院には、紙祖神を祀る岡太神社と大滝神社の両本殿が並んで建てられており、

ここ下宮は両社の里宮となっています。

本殿と拝殿が一体となった、とても複雑な屋根の形式が見ることが出来ました。

 

 

今回の研修旅行で見聞きしたものは、7月26日(金)にレポート研究発表会で研究発表を行います。

レポート研究発表会は、グループ毎に研修旅行で訪れた場所について調べ、発表するもので、毎年行っています。

発表会の会場では、同時に研修旅行の『写真コンテスト』も開催。

得票数の多かった人には豪華賞品が用意されています。

レポート発表も、写真コンテストの投票も、自由に出入りでき、また、投票する事が出来ますので、

みなさま、発表会をお聞きに来られた際には、写真への投票もよろしくお願い致します。

 

 

  • LINEで送る

2013年6月16日  授業風景

歴史遺産学演習Ⅰ Bクラス~授業3回目~

5月23日

 

午前は修復処置に備えて古文書を開く作業に入りました。

20130523-b2 

 

虫損部に注意をはらいつつ、竹べらで丁寧に開いていきます。

20130523-b1 

20130523-b3

 

また、紐で綴じてある冊子は、修復後に元通りに綴じ直さないといけないため、作業に入る前に記録写真を撮っておきます。

 

 20130523-b4

 

 

午後は松ヶ崎に場所を移して古文書の翻刻作業。

 

今回は作業に入る前に古文書に関する解説を行い、勉強した上で作業に入りました。

 

20130523-b5

水利関係の古文書を読むと、当時の村同士のやりとりがまざまざと浮かんできます。

  • LINEで送る

2013年6月7日  授業風景

歴史遺産学演習Ⅰ Cクラス~授業3回目~

Cクラスでは、引き続き自治体の資料館からお預かりしている民具の保存修復作業を行っています。

この授業では、前半3回が民具の保存修復を行う実習、後半3回が京都市内の文化財庭園を対象とした調査と活用法について学ぶ予定となっているので、保存修復・処理後の記録(報告書作成)は今回が最後となります。

 

 

 

 20130516-c1

虫損による欠損部に樹脂を補填し、強化処理を行っています。

報告書作成のため、作業記録をしながら処理をすすめていきます。

 

 

20130516-c2

木の間につまった虫の巣をピンセットで除去しています。

 

 

20130516-c4 

虫損部にエポキシ樹脂を補填する作業です。

 

20130516-c6 

補填部の整形を行ないます。

 

20130516-c3 

処理後の写真撮影。

 

20130516-c5 

撮影した写真はすぐに確認します。

 

 

 

 

 

次回は実際に民具を収蔵している博物館と、日本庭園を見学に行く予定です。

 

 

1 2

コース・分野を選択してください

トップページへ戻る

COPYRIGHT © 2013 KYOTO UNIVERSITY OF ART AND DESIGN

閉じる

ABOUT

京都造形芸術大学は、今アジアで最もエネルギーを持って動き続ける大学であるという自負があります。
通学部13学科21コース、通信教育部4学科14コース、大学院、こども芸術大学。
世界に類を見ない3歳から93歳までが学ぶこの大学は、それぞれが溢れる才能を抱えた“プロダクション”のようなものです。

各“プロダクション”では日々何が起こっているのか。授業や取組みの様子、学生たちの作品集や人物紹介。
とどまることなく動き続ける京都造形芸術大学の“プロダクション”の数々。
そこに充満するエネルギーを日々このサイトで感じてください。