アートプロデュース学科

2014年1月

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2014年1月30日  ニュース

【参加者募集】 関西アートビート共催企画「ミュゼオバトル」

 

このたび、本学アート・コミュニケーション研究センターと関西のアート情報サイトである「関西アートビート」が共同し、ワークショップ「ミュゼオバトル」を開催いたします。

この学科で行っている授業、作品鑑賞プログラムACOPをもとにつくられたワークショップで、ASP学科の学生もイベントスタッフとして参加しています!

 

「ミュゼオバトル」では、展覧会でみた作品の中から自分が一番グッと来た作品についてトークだけでプレゼンし合い、最後にグループで「もう一度みに戻りたい!」と思える作品をひとつ選びます。

開催日は、大阪は2月7日(金)、兵庫は2月8日(土)です。両方参加も大歓迎。

 

作品をみるコト、話し合うコトからはじまる、新しいアートの鑑賞体験をしてみませんか?

 

 

● ● ● イベント概要 ● ● ●

 

▷対象者:Kansai Art Beat を使ったことがある方 25名(応募が定員を超えた場合は抽選)

 

▷ 参加費:入館料 + ワークショップ時のワンドリンク代 500円
①「アンドレアス・グルスキー」展 入館料:一般 1500円、大学生 1200円
②「ポンピドゥー・センター・コレクション」展 入館料:一般 1300円、大学生 900円

 

▷日程
① 2月7日(金)18:00〜
「アンドレアス・グルスキー」展 国立国際美術館(大阪)にて

② 2月8日(土)14:00〜
「フルーツ・オブ・パッション ポンピドゥー・センター・コレクション」展
兵庫県立美術館(神戸)

 

 

より詳細な情報、イベントへのお申し込みは、関西アートビートのHPよりお願いします。

 

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また、こちらのサイトでは「ミュゼオバトル」のプレ企画として、

スタッフが「プチ・ミュゼオバトル」にチャレンジしています。

「ワークショップに興味はあるけど、具体的にどういうことをするのかイメージができないなぁ」という方は、ぜひこのページもご覧下さい!

 

グルスキーの画像検索で「プチ・ミュゼオバトル」!

 

 

関連:アート・コミュニケーション研究センター

 

 

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2014年1月27日  学生紹介

博物館実習に行ってきました!

4回生の李ハヌルさんが学芸員課程で博物館実習に行ってきました。
そのレポートを紹介します。

 

 

 

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アートプロデュース学科4回生 李ハヌル

実習期間:11月12日〜16日の5日間

実習先:東京都現代美術館

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2013年11月に学芸員資格取得のため東京都現代美術館の実習に行ってきました。私は、現代アート専門のキュレーターを目指しているのもあり、日本を代表する現代美術館である東京都現代美術館での実習をとても楽しみにしていました。

 

5日間だけの実習プログラムだったので、実習は、朝から晩まできちんとプログラムされた内容で 行っていました。

 

まず、初日は実習時に開催されていた「うさぎスマッシュ」展と「吉岡徳仁」展を見学し、展覧会を作る側からの視点から展覧会を見る、考えることを試みました。そして、東京都現代美術館の概要や紹介とともに館内を見学しました。2日目は、常設展と企画展について担当学芸員さんから直接話を聞く時間でした。常設展というものは、常に同じ作品が同じ場所にあるといったイメージを持っていましたが、現代アートの作家はご存命の場合が多いので、常設展でも直接作家が搬入を行ったり、作家の新作も合わせて展示するといった、現代美術館ならではの展示方法は非常に興味深かったです。

 

また、作品管理、収集、保存の話を聞いてから美術館の収蔵庫に直接入る体験もしました。収蔵庫の中に陣列されている数多くの名作を間近で見る機会を得たのはとても良い経験でした。私は、東京都現代美術館に収蔵されているアンディ・ウォーホルの自画像を観察し、保存状態を把握し、作品チャットにそれらの情報を記入する実践も行いました。

 

また、美術図書室についての話を聞いて資料のリサーチをしてみたり、教育普及担当者とのワークショップを通して、美術館で行われている様々なプログラムを体験する時間もありました。

 

様々なプログラムの中、いちばん印象的だったことは、館長である長谷川さんの話でした。「キュレーターは考える人で、意味を生産する人である」という長谷川さんの言葉は、キュレーターを目指しているものとして、色々と考えさせられることが多かったです。

 

東京都現代美術館の実習は、短い時間でしたが、 美術館のあり方やキュレーションについて総合的に考える良い練習の場や実践の場になったと思います。この経験をいかして自分の夢により近づけたらと考えています。

 

 

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2014年1月23日  授業風景

等伯をどう描いたか 安部龍太郎さん特別講義

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1月22日に開催した本年度最後の特別講義には、小説家の安部龍太郎さんにお越しいただきました。

講義のテーマを『等伯をどう描いたか』とし、自著『等伯』を書かれるにあたり行ってきた調査の数々についてお話しいただきました。

長谷川等伯はその知名度に対して文献資料がほとんどないため、安部さんが等伯の人物像にせまるための重要な手がかりは彼の描いた作品でした。作品と向き合う/対話しながら、時には水墨画を習うことで等伯の筆使いを体で感じたり、等伯のゆかりの地を訪ね歩き、彼が見たであろう風景を想像するといったことを通して寄り添っていったという安部さん。

そんな話を聞いていると、私たちが学んでいるアートプロデュースや作家研究を行う時に大切にしなければならない「信念」のようなものに通じることのように感じました。

とても、すてきなご講義をありがとうございました。

 

 

 

 

■以下、学生レポートより抜粋■

 

美術史の授業で学ぶ長谷川等伯や彼の作品とはまた違った学び方ができたと思います。私は、今まで等伯ひとりに重点を置いて作品をみたことはありませんでしたが、『松林図屏風』がなぜ国宝とされ拝められているのかようやく納得できたように感じます。

 

死を受け入れ、そこから人生とは、生きるとはなんなのかを考えることこそが生きるためには必要なのではないかと思った。生きた証を残すために等伯も描き続けたのではないか。資料ではなく作品として後世に残ることは、ただの記録としてではなく、人として残っている、生き続けているようなことだと思った。ACOPでも学んだように、作品と対話することでその作者像がはっきりと見えてくる、それは絵画だけでなく、小説でも同じことだと知ることができた。そのように考えると、表現することすべてにこれは言えることではないか。するとそれは私たちが行動するすべてに生きてくる。日常においても対話を意識することが必要なのではないかと思った。

 

小説を書かれるために「作品と対話しなければならなかった」とおっしゃっていたことが印象的でした。武士の家に生まれながら絵師となり、様々な地に移り住んだ等伯は様々な経験や考えがあったのかもしれませんが、私達は想像するしかありません。しかしそこで、水墨画をならうなどしてまで等伯本人と向かい合おうとなさった安部さんの行為は、客観的な想像を押し付けるだけでない、まさに“対話”ではないかと感じました。そして、その結果作品が残り、細工された歴史よりもずっとリアルな想像や考えが生まれることこそ、まさに芸術の力なのではないだろうかと思います。

 

 

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2014年1月21日  学生紹介

博物館実習に行ってきました!

4回生の河原功也くんが学芸員課程で博物館実習に行ってきました。
そのレポートを紹介します。

 

 

 

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アートプロデュース学科4回生 河原功也

実習期間:8月24、25、29、30、9月1日の5日間

実習先:京都造形芸術大学 芸術館

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 展示演習

 

———学芸員実習を経て

 

 夏も落ち着きかけた8月下旬、そこからの5日間は規則正しかった。学内での実習ということで、朝9時から大学にきちんと行って、夕方までみっちりと講義に演習と密な時間を過ごしたからだ…。

 

 私が博物館学実習の実習先としてお世話になったのは、本学学内にある芸術館である。芸術館は、本学の収蔵作品を常設展示している博物館相当施設として、主に、縄文時代の土器、装身具、土偶などのコレクション200点(詩人・宗左近氏寄贈)やシルクロード沿道の工芸品約170点(考古学者・江上波夫氏寄贈)、浮世絵師・豊原国周の作品約360点(京都芸術短期大学 元学長・大江直吉氏寄贈)などを収蔵・保管・展示している。

 

 1日目は、美術品梱包の講義と演習を行った。「白薄葉紙」というとてもうすい紙を用いた陶器や壷の梱包を体験した。普段、美術作品の梱包はプチプチのついた透明の梱包材を使うことが多いが、今回は、そのプチプチのエアー機能まで一から作成した。エアーの部分は綿を白薄葉紙で包んで、必要な大きさや長さに合わせて作成した。作品の形や大きさ、素材などから判断して、観察しながらつくっていくのだ。梱包材をまとめて結ぶときの紐も白薄葉紙を割いて何回か伸ばして鞣して強度をもたせて、使用する。この一連の動作のなかで、「できなさ」という不便を実感した。この「できなさ」はとても大切なことで、できないのならどうすればいいのか、という前向きな問いを私たちに与えてくれる。ゆっくりとできないことに対して考える時間があってもいいのかもしれない。

 

 2日目は、浮世絵作品の調書作成のほか、広報論の講義を受けた。「福笑い」を使って、チラシやフライヤーなどの情報の見せ方、配置について考えた。3日目の学外演習では、「角屋もてなしの文化美術館」(下京区)と「京都芸術センター」(中京区)の2カ所を見学した。京都の歴史に深く関わる場所でもあったので、建物だけでなく土地のもつ慣習や特性を観察することができた。4日目は、広報実習ということで展覧会を開催することを想定し、グループに分かれてフライヤーを作成。コンセプト文を1時間弱で書かなければならなくて、頭を煮立たせ強引に収束・完成させた。

 

 最終日の展示演習では、芸術館にて展示作業を行った。闇雲に展示作品を選んだり、設置するのではなく、じっくりと時間をかけて、コンセプトを考え、その中から作品選び、順番など細かいところまで、グループの全員で話し合うことを心がけた。

 

 今回の実習では、グループワークを通して「話し合い」「共有」することを重点におくことで、慣れない関係性の中でも、それぞれが学んできたことを引っ張り出し活用することができたと思う。

 

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2014年1月17日  学生紹介

交換留学生 権民くん レポート『ART COMMUNICATION PROJECTをみる、考える、話す、聞く』

今年度の後期からASP学科に交換留学生としてきている権民(クォン・ミン)くんが書いた、ACOPの授業のレポートを紹介します。

 
 

ACOP(Art Communication Project)…

「みる・考える・聞く・話す」というコミュニケーションを基本とした作品鑑賞教育で、ASP学科では1回生の必修授業。詳細:ACOPセンター

 

 

 

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ART COMMUNICATION PROJECTをみる、考える、話す、聞く

韓国芸術総合学校 芸術経営学科

権民(KWON MIN)

 

ART COMMUNICATION PROJECT를 보고, 생각하고, 말하고, 듣는다.

한국예술종합학교 예술경영과

권민

 

 

最初日本へ交換学生に行こうと決めた時、半年という時間の中でどんな勉強を、どんな生活をすれば自分の専攻している勉強に役立つかについて悩んでいた。そうするうちに見つけた学科が、「アートと社会を繋げるコミュニケーション能力」を育てる京都造形芸術大学のアートプロデュース学科(ASP学科)だった。実は私も、おびただしい芸術政策と、数えきれないくらいの立派な芸術の洪水の中、なぜ人々は芸術が与える楽しみや喜びを理解できないのだろうかと、ずっと頭を抱えていた。そしてその問題に対して、この学科が掲げている「コミュニケーション能力」ということが1つの答えになるのではないかと考えた。この学科で約5ヶ月を過ごした今、私がどんな答えに出会ったかを振り返ろうと思う。

 

 

 

全文はこちらから

日本語:2013ACOPjapanese

韓国語:2013ACOPkorean

 

 

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