歴史遺産学科

2014年2月

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2014年2月25日  イベント

卒展

こんにちは。歴史遺産学科副手のYです。

京都造形芸術大学では2月22日(土)から3月2日(日)までの間『京都造形芸術大学 卒業展』が行われています。

歴史遺産学科では2月22日(土)、23日(日)の2日間に亘って卒業論文発表会を行いましたが、

その2日間以外にも卒業論文、論文の要旨をまとめたパネル、卒業論文の研究素材・対象等を展示しています。

それに伴い、2月20日(水)は4回生全員で搬入作業を行い、23日(日)の発表会後は、展示替え作業を行いました。

22日(土)、23日(日)に行われた卒業論文発表会については、次回ご紹介いたしますので、今回は搬入作業・展示替え作業の様子をみなさんにご紹介します。

 

会場となる教室は、普段講義室として使用されています。

論文発表会も同じ教室を使用して行うので、まずは教室内を大きなパーテーションで区切り、論文発表会場と展示空間を区切りました。

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続いて、展示するパネルの高さを合わせるため、パーテーションに水糸とマスキングテープで印しつけ。

 

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この位置でよいのか、パネル同士の間隔はこれで良いのかなどを確認。

 

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実際にパネルを貼ってみて、この高さでパネルが見やすいかどうか調整。

 

 

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パネル位置が決まり、みんな一斉に作業開始。

先生も一緒に作業を行い、協力し合いながら展示を完成。

 

 

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こうして、23日(日)の卒論発表が終わるまでは、

このような展示形態で卒業論文の要旨をパネル展示していました。

 

さて、続いては23日(日)の卒業論文発表会後の展示替えです。

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パーテーションを移動させ、パネルの前には机を並べて各自の研究に関する資料などを置いています。

 

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また、受付を設け、歴史遺産学科の学生が常駐しています。

毎日、文化遺産コース、文化財保存修復コースの両コースの学生が必ず1名ずつ受付にいます。

 

 

23日(日)の発表会後に展示替え作業を行い、24日(月)からは要旨のパネルと共に卒業論文、論文で取り上げた研究の素材や資料などの展示も行っています。

大学生活の集大成!

発表会中ご覧になっていただいた方にも、再度ご覧になって頂きたいと思います。

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2014年2月17日  ニュース

ウクライナ クリミア半島出土漢代漆器の保存修復

こんにちは。教員の岡田です。

3年前のちょうどこの日に、歴史遺産学科では日本庭園・歴史遺産研究センター歴史遺産研究部門の主催で「ウクライナ クリミア半島出土漢代漆器の保存修復」というテーマで、講演会を行いました。

 

 

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「クリミア半島出土漢代漆器の保存修復完成報告会」ポスター

 

当日は本学歴史遺産学科の学生たちも参加した、クリミア半島で出土した漢代の漆箱の保存修復が完成したことを記念する報告会でした。

 

この漆箱は1990年代にウクライナのクリミア半島で考古学者のユーリー・ザイツェフ博士によって発掘されたものですが、ヨーロッパでは出土した漆器の保存処理技術がなかったため、発掘から約10年を経て、住友財団による海外の文化財維持・修復事業の助成金を受けて漆芸の人間国宝で文化財修復を専門とする北村昭斎先生がお引き受けになり、本学歴史遺産研究センターと京都にある㈱吉田生物研究所が協力して、2008年から2010年まで、丸3年間かけて保存修復したものです。

 

 

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本学科に搬入された漆器を確認する関係者(左から二人目が北村昭斎先生)

 

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クリミア半島より出土した漢代漆器の洗浄を行う保存修復コースの学生

 

 

保存修復が完成した漆器は奈良国立博物館で「修復完成記念 シルクロードを旅した漢代漆器」のタイトルのもと、2011年1月18日から2月13日まで約1か月間展示されました。

 

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その展示会では最終日に講演会も企画され、その講演会が終了するとウクライナに返却されることになっていました。せっかくの機会でしたので、返却の前に本学に漆器を運び、本学でも講演会を行いました。講演会の当日は人間館の1階の教室が超満員でした。そしてその講演会が終わるとすぐに、漆器はザイツエフ博士夫人のバレンチナ博士の手によってドイツのボンを経由してウクライナに旅立ったのです。

ウクライナに到着した漆器は発掘担当者のザイツエフ博士のもとに届けられました。

 

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ウクライナ「に到着した漆器を収納箱から取り出した瞬間の写真です(右から二人目がザイツエフ博士)。

 

この漆器は2013年7月から2014年1月まで、ドイツのボンにあるLVR-州立博物館ボンで「Die Krim-Goldene insel im Schwarzen Meer Griechen-Skythen-Goten 」のタイトルのもとに他の出土遺物とともに展示されました。

 

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このタイトルをクリックすると修復が完了した漆器の動画が2分50秒ごろから約10秒間見られます。

 

そして2014年の2月7日から5月28日まで、つまり今現在ですが、オランダのアムステル大学にあるアラード・ピアソン考古博物館で「De Krim – Gouden Geheimen van de Zwarte Zee」のタイトルで展示されています。

こうした作業を通して歴史遺産学科の学生が協力した文化財の保存修復作業がこんな形で世界につながっていること、文化財が人類共有の遺産であること、歴史遺産学科の取り組みの一端等がおわかりいただけたと思います。

 

 

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2014年2月3日  イベント

進級論文発表会

こんにちは。歴史遺産学科の副手Yです。

 

今回は、3回生の進級論文発表会の様子をご紹介したいと思います。

進級論文発表会は2014年1月28日(火)・29日(水)の2日間に渡って行われました。

1月28日(火)13:10~は文化財保存修復コースの進級論文発表会、

1月29日(水)10:00~は文化遺産コースの進級論文発表会でした。

 

 

まずは28日(火)の文化財保存修復コースの発表です。

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文化財保存修復コースの発表は、1人当たりの持ち時間は発表が5分、質疑応答が5分の計10分です。

 

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時間内に発表を終えられるように、前日遅くまで発表練習をして本番を迎えました。

言いたいこと、伝えたいことが沢山あるので、5分で発表というのは難しいですが、

時間内で発表できるように頑張っていました。

 

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発表終了後、各先生方からの講評があり、全てのプログラムは終了しました。

司会や進行は文化財保存修復コースの2回生が行ってくれました。

 

 

翌日29日(水)は文化遺産コースの発表です。

文化遺産コースの発表にはゲストとして坪井先生、町田先生にも発表を聞きに来ていただきました。

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文化遺産コースの発表は、1人当たりの発表時間が10分、質疑応答が5分の計15分です。

 

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ほぼ時間通りに進んでいきました。

しっかり練習してきたことが窺える発表でした。

 

 

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発表終了後、各先生方からの講評があり、全てのプログラムは終了しました。

司会や進行は文化遺産コースの4回生が担当しました。

4回生にもなると発表の進行に慣れていて、安定感のある進行でした。

 

 

文化財保存修復コース、文化遺産コース共に、質疑応答では続々と質問がありましたが、発表者はしっかりと応答していました。

4月からは4回生となる学生達の発表だけに、現在の研究が卒業論文としてどのように仕上がるのかが楽しみです。

 

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