歴史遺産学科

2014年6月

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2014年6月25日  学生紹介

【学生紹介】歴史遺産学科で学べること

こんにちは、歴史遺産学科副手です。

 

今回は、久しぶりの学生紹介です!

文化財保存修復コース4回生の岩崎里水さんです。

 

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こんにちは、はじめまして。

私は歴史遺産学科の岩崎里水と申します。

私は今、4回生で卒業研究に取り組んでいます。

これから、現在取り組んでいる研究を通して、歴史遺産学科では、

・どんなことを学べるのか

・その学びからどんな力が身に付くのか

ということをお伝えできたらな、と思います。よろしくお願い致します。

4月27日のオープンキャンパスでお話ししてくれたときの写真

4月27日のオープンキャンパスでお話ししてくれたときの岩崎さん

まず、私の研究について紹介したいと思います。

 私は、絵画の修理に関心をもっています。

卒業研究でも絵画の修理工程の1つである、「剥落止め」について研究しています。

剥落止めは、絵具が剥がれたり、ひび割れたりしてしまったとき、その予防をしたいとき、に施す処置です。

 テーマは、膠による剥落止めの処置方法と効果についてとして、剥落止めの効果とそれに影響する原因について研究しています。

私が今研究していること

私が今研究していること

では、この研究のために、学校へ来てどんなことをしているのかというと、

研究目的に向かって、研究計画を立てたり、スライドに示したような実験を行ったりもします。

 これらは、3回生のときに行った実験で、

・写真1のように試料を作ったり、

・その試料に剥落止めを施してみたり、

・機会を使って色の変化を測定したり、写真2のような装置で接着力を測ったりしました。

研究ではどんなことをしているのか

研究ではどんなことをしているのか

このように、1つのテーマに対して、

・自分で実際に材料に触れて作ることに挑戦したり、

・科学的な分析も行ってみたり、

多面的な見方で研究できる点は、

芸術大学で歴史を学ぶ強みのように感じています。

4回生までの学びとの関わり

4回生までの学びとの関わり

それは、こうした研究がしたいと思った背景にも表れていて、

4回生になるまでに、

・写真3、4のような日本画の画材を使った授業や、

・写真5のような画材を作る職人さんのもとへフィールドワークに出掛けた授業で

歴史を体感的に学んできたおかげで、

自分の興味のあることを、色々な視点で学ぶことができたことができました。

研究を通して学んでいること

研究を通して学んでいること

以上のように研究を通してみると、歴史遺産学科では、

ただ歴史や修復の技術を学ぶだけでは得られない力が身につくと思います。

私の場合は、

歴史や伝統を伝えていくことや、様々な捉え方

問題を解決するために工夫すること

結果を見直して次へ生かすことなどです。

このような力を生かして、卒業後も

歴史や伝統に携わる仕事がしたいと考えています。

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岩崎さん、どうもありがとうございました。

この間行われた4回生の卒業論文合同ゼミでも、しっかりと実験計画を報告してくれた岩崎さん。

今後の研究も、楽しみにしています!!

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2014年6月12日  授業風景

歴史遺産学演習Ⅰ

こんにちは。

歴史遺産学演習ⅠのAクラスの授業風景をお伝えします。

 

今年度の演習Ⅰは木曜午後に毎週行うことになり、Aクラスでは前期前半に昨年と同様に伎楽面の制作を行い、前期後半には染色に挑戦することになりました。

前期前半の授業が終了しましたので、今年の伎楽面制作の様子をご紹介します。

 

伎楽面の制作は昨年と同様、山崎隆之先生に指導していただきましたので、毎週おこなったことを簡単に報告します。

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1週目は支柱に粗土をつけるところまで行いました。

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2週目は粗土の上に粘土を貼って、お面の大まかな形を作るところまで進めました。

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3週目で、各自が作りたいお面の形をほぼ完成させました。

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4週目は粘土の上に漆で布を貼り始めました。

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5週目は全員が漆で布貼りをしました。

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6週目には4層の布貼りを終了しました。

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7週目は伎楽面の土を抜いて、木屎付けを行いました。

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8週目も木屎付けを行いましたが、完成までには至りませんでしたので、これからも続けることになりました。

(文責:岡田)

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2014年6月10日  授業風景

五島ゼミ授業風景

こんにちは、歴史遺産学科副手です。

 

今回は文化遺産コース五島ゼミ3回生の学外でのゼミのようすをお伝えいたします。

この学外ゼミは4月末に行われたものですが、紹介するのが非常に遅くなってしまいました・・・(五島先生、見てくださっている皆様、申し訳ありません!)

それでは、ご覧ください。

 

 

五島ゼミ3回生ゼミでは、東山にある智積院と養源院へ行ってきました。

お庭を背景に

お庭を背景に

智積院では長谷川等伯の豪華絢爛な楓図、養源院では俵屋宗達の松図があります。

今回は二人の絵ですが、今年は、あと雪舟と狩野永徳と尾形光琳ぐらいを見て、室町~江戸前期の巨匠をナマで体得しようと考えています。

緑がとても綺麗です

新緑がとても綺麗です

お庭を眺めて何を思っているのでしょう

お庭を眺めて何を思っているのでしょう

智積院の庭は新緑でとてもきれいでした。

あ、いいなあ

帰りに。いいですね~

五島先生、ありがとうございました!

いつも和気藹々として楽しそうな五島ゼミ。

今年中に雪舟・狩野永徳・尾形光琳 制覇なるか!

続報をお待ちしています。

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2014年6月4日  イベント

【1回生】研修旅行へ行ってきました②

こんにちは歴史遺産学科副手です。

 

今回は1回生研修旅行記第2弾。

2日目のようすをお伝えいたします。

 

宿を出てまず向かったのは、伊根町コミュニティセンター「ほっと館」。

とてもきれいな建物です

とてもきれいな建物です

お話を聞きます

皆真剣に聞き入ります

伊根町教育委員会の森田様にお話を伺いました。

4舟屋の特徴的な構造や、伊根浦が重要伝統的建造物群保存地区に選定された経緯等をお話ししていただきました。

なるほど

下調べをしている班以外の学生、先生方からも質問が

たくさんの質問にもお答えいただいたあと、実際に舟屋を見に行ってみることに。

バスから。見えてきました!

バスの車窓から。舟屋が見えてきました!

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舟屋を開放してくださっているお宅から。海が真下です!

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少し丘に登ると、全貌が見渡せます

こうして、伊根浦を満喫したあとは、元伊勢 籠神社へ。

籠神社へ

籠神社へ

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拝殿にむかいます

建築の様式についての講義がはじまりました

中村先生の講義がはじまりました!建築様式もさまざまです。

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ここにきて初の集合写真

授業で聞いた建築様式を覚えていましたか?

こうして実際にみることで、よりしっかりと覚えていくものですね。

 

このあと昼食をとり、天橋立を望むべく、笠松公園へ!

笠松公園への移動手段は、リフトかケーブルカーを選べます。

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学生は大半がリフト!楽しいですよね

学生は大半がリフトを選んでいます!

あっケーブルカーに乗った先生方に追い越されました!

あっ、ケーブルカーに乗った先生方に追い越されました!

上杉先生の講義

上杉先生の講義。大変興味深く聞かせていただきました!

笠松公園では、天橋立世界遺産登録可能性検討委員会委員であり、本学客員教授の上杉和央先生に講義をしていただきました。

天橋立の歴史、見方や松林の保全についてなど、解説をしていただきました。

またのぞき

またのぞき。天にかかる橋のように見えます。見えました?

しばしの自由時間。またのぞきをして写真を撮りあう学生、レポート作成のために資料を集める学生もいます。

 

次は、京都府立丹後郷土資料館です。

館内展示室では常設展「丹後の歴史と文化」・春季企画展「もらって嬉し、見て楽し ―引札 明治の広告―」を、屋外では旧永島家住宅、丹後国分寺跡を見学しました。

24.5

旧永島家住宅

丹後国分寺跡

丹後国分寺跡

建造物の遺構(礎石)が見えます。往時の広大な境内をしのぶことができました。

 

そして、天橋立智恩寺へ。

26.5

文殊堂

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山門

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多宝塔

「三人寄れば文殊の知恵」

「三人寄れば文殊の智恵」知恵の輪。少々地面から高く、くぐり抜けは出来なかったので、周りをぐるぐるしてみました・・・

境内を堪能し、松林の中へ・・・

再度講義をしていただきます

再度講義をしていただきます

28再び、上杉先生に解説をいただき、それぞれ時間まで散策をしました。

天橋立と文殊堂をつなぐ廻旋橋。船が通るときに廻ります。

天橋立と文殊堂をつなぐ廻旋橋。船が通るときに廻ります。

松林をいけるところまで進む学生、文殊堂に戻る学生、お土産を吟味する学生、皆の個性が出ます。

そして無事、帰路につきました。

帰りのバス車内

帰りのバス車内。少し疲れもみえますが、楽しかったですね。

今回の研修旅行で、実際に足を運び、目で見ることの大切さを痛感しました。

また、ものごとをみる視点がそれぞれで異なり、とても面白かったです。

 

歴史遺産学科では1回生の授業で京都市内の社寺や住宅、庭園を訪れるフィールドワークがあります。

今後も楽しみですね!!

 

なお、研修旅行の成果発表会は7月25日(金)に行われる予定です。学科のライブラリーラウンジでは、発表に向けて学生が班別によく集まっています。みなさん、頑張って下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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