こども芸術学科

2016年3月

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2016年3月11日  ニュース

こども芸術学科研修会「保育にアートは必要か?」報告

2016年3月5日先週の土曜日、京都造形芸術大学の附置機関こども芸術大学のホールにて「保育にアートは必要か?」というテーマでこども芸術学科、初の教職員研修を実施しました!養成校の先生、保育園、幼稚園の先生方など、保育関係者の方たちにたくさんご参加いただきました。学期末のお忙しい時期に本当にありがとうございました。

「保育にアートは必要か?」というテーマ「当然必要だろう」、「今更では?」などなどの声も聞えてきて、ハラハラドキドキの研修会当日を迎えました。しかし、幼稚園や保育園では当たり前のように「アート」という言葉を使っている状況にあって、「アートとは?」と直球の問いに、逆に立ち止まらせてくれる機会になったのではという言葉もいただき励まされました。

今日は当日の様子をご報告します。長文ですがお読みいただけましたら幸です。

 

最初は基調講演の田中雅道先生。

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田中先生は京都の光明幼稚園の園長、そして(公財)全日本私立幼稚園幼児教育研究機構の理事長です。現在文科省の幼稚園教育要領の改訂にも携わっておられるということで東京と京都を往復される日々だとか。

先生のお話しは多岐にわたり大変興味深いものでした。

 

例えば、先進国のPISAの例。知識のみではなく、その習得した知識をうまく「つなぎ合わせる力」が必要であるということ。

そして保育・幼児教育には知能ではなく、非認知能力が大変必要となってくるという話をハーバード大学で研究された「5歳児のごっこあそび」の論文を土台にご説明いただきました。

つまり、子どもには一問一答の問題を与えたり求めるだけではなく、それぞれの子どもの協調性や意欲、自分はここまでできるようになったということがわかる自覚、そして最後までやりきるぞという粘り強さにあるのだと。この就学前の子どもたちの学びがこれからの人生に大きく影響するということなどお話しくださいました。

また田中先生は、アートと関連づけて、ただ「自由」に表現することをメインにおくのではなく、ベースとしての「技術」は必要不可欠であり、それを「ためす時間」が大変重要であるということ。そして子どもたちの「体験」がそれぞれ内言語化され、他者に説明できるのかどうか、が重要でかつその様々な表現に大きな意味をもつのだということも付け加えられました。

これはこども芸術学科の卒業展をみてくださった皆様にもおわかりいただいたかもしれませんが、学生それぞれの作品には、なぜその作品に至ったのか、「思い」のプロセスが記されていました。幼児期にどのような環境で育ち、どのような人たちと出会い、どのような体験をしてきたかはわかりませんが、少なくとも大学4年生、社会人になる手前の時点において、多様な表現方法で他者に説明できているかな?到達できてるよね?っと思いながら、お話しをお聞きしておりました!

 

基調講演のあとは、15分ほどの休憩。

実は休憩の時間は、参加者の方たちに癒しの空間を提供ということで、こども芸術学科1回生の中島さん、道岡さん、磯部さんの3人に、グランドピアノでクラッシックを弾いてもらう!という演出を考えました。本人たちは緊張もあったのだろうと思うのですが、参加いただいた方から「うわぁ、すごい」という言葉をくださったりしたので、私もなんだかうれしくなってしまいました。中島さん、道岡さん、磯部さん、よかったね、そして、ありがとう!

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次はシンポジストの先生方による話題提供。

まず初めに、東広島にある自然豊かな環境の学校法人難波学園さざなみの森園長の難波元實先生と、こども芸術学科2期生の明神早甫先生でした。

IMG_5654IMG_5655 こども芸術学科2期生の明神早甫さんは、さざなみの森で保育士になって3年になります。その日常の保育活動の中で生まれた絵本「おばけパーティ」が出来るまでの取り組みを話してくれました。

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さざなみの森は、生きる力の「根っこ」を育てるために、「感じること」「体験すること」、つまり感性によってひらかれる保育を日々実践されておられます。ご報告の中で明神先生がこども芸術学科の学生であったころ、教員から「考える前に、手を動かしなさい」という言葉を投げかけられたとのこと。今は、彼女自身が、同じことを子どもたちに伝えているのだとか。なんだか、とっても素敵ですよね。学生時代の自分と保育士としての自分の基盤が今もなおつながっている印象ですね。

難波先生は、最後に経験の多様性、芸術に関わる造形表現・音楽表現・身体表現・・・が子どもとの対話を豊かなものにしているかどうかという視点が重要だと締くくられました。

 

2番目は、社会福祉法人東香会 しぜんの国保育園園長の齋藤絋良先生。

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前日保護者の方たちと月に1回されているフットサルで足の指を怪我されているにも関わらず、東京からお越しいただきました。先生にはご自身の園の理念と併せてsmall villageと名付けた保育環境と活動の紹介をしていただきました。子どもの感性をくすぐる人的環境・物的環境を整えておられると感じました。

保育者が得意なものから発展させていくという専門性を生かした保育実践も基盤にあるとのこと。そしてARTするとは→行動する→変容するというその思考性をどのような形で保育者が感じ理解し支援するのかというところだともおっしゃっていました。つまり多様な人たちと出逢うことで子どもが変容する過程が大切なのだとも。

 

最後は学校法人今村学園幼保連携型認定こども園 いまむらこどもえん園長の岡田美保先生。

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岡田先生には、1昨年こども芸術学科のCゼミ生(担当:梅田/平野)11名がプロジェクトで大変お世話になりました。その中で実施した年長児たちとのワークショップや新園舎のためのサイン計画(ピクトグラム)などの制作過程での、学生たちと子どもたちが関わる様子や子どもたちの姿を通して、感じられたことを中心にお話しくださいました(こども芸術学科のブログにも以前紹介されていますので是非ご覧ください)。

いまむらこどもえんは、「根っこを育てる」を理念の中心におかれ保育を展開されています。今回改めてお話しをお聴きし、このプロジェクトは、学生自身のデザインを考える基盤をつくり、チームとして行動し、言語化することも含め、表現方法を探る。そして保育現場の先生方と対話しながら相手の思いに寄り添っていくという協働と連携の土台をつくっていく地道な作業であったと思い返していました。つまり、Cゼミ生らが岡田園長やクラス担任の先生方、そして子どもたちと関わることで、彼らの「根っこ」を育ててもらったのではと思いました。

 

シンポジウムの後は参加者の皆さまよりたくさんのご感想やご質問を頂戴しましたので、一部をシンポジストの先生方、そして田中先生に投げかけお答えいただくという形で行ないました。

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今回の研修時間だけでは、本当に時間が足りませんでした。もっともっと時間を延長してでも深めたいお話ばかりで、とても残念です。こども芸術学科研修会の第2弾もやらねば!と主催者も励まされた研修会になりました。

 

最後に研修にご参加いただいた方々から,たくさんの感想を寄せていただきました。一部抜粋いたしました。

 

〇ほかの園の理念や方針、保育の進め方などあまり知る機会がないのでとても参考になりました。また雅道先生のお話しでは普段漠然とかんじていることを具体的な言葉にしていただいたような感覚です。最新の研究などのお話も頂き学びとなりました。明日に活かしたいと思います。

 

〇講演では、まさにそうだと思うことを言葉に変えてもらったような気持ちで心にしみました。同時に保育の難しさも感じました。教科書のない世界だからこそ、保育者の人間性、感性が問われる職業だと思います。今、目の前にいるこどもと関わっての声かけ、はたらきかけにマニュアルはないので自分次第。保育者自身がわくわくし、やってみたいという気持ちをもって子どもとかかわれるよう、努力したいと感じました。

 

〇保育とアートについて考える際、そのものの素材に触れたり、子どもの今の姿をとらえて育てたい力を保育の中に組み込んでいくことの大切さがわかりました。

 

〇新米の保育士で、子どもたちとの関わりに悩む日々を送っています。一人の人間として保育者として子どもたちに何を伝えていけばよいのか、これでいいのか?と正解はわからないし、果たして正解があるのかもわかりませんが…私自身が心揺さぶられることを子どもたちに返していくことで、伝えられるものがあるのかもしれないと今日思うことができました。子どもたちも、私も心をかよわせるには、やっぱり心を動かされるものの存在が必要と思いました。そのためにも、自身の心の成長も必要だと学びました。しげきを受け続けていきたいと思います。子どもたちと一緒にたくさん遊んで一緒に成長していきたいなぁ。

 

〇こども芸術学科の卒業生ですが、まだ2年目で大学で学んだことがちゃんと生かせるのか不安になる時があります。学生時代に行っていたワークショップなどとは違い、保育者として様々なことを考えながら子どもたちへ伝えたり、実践しようとしているため、思い通りにいかなかったり、子どもたちの発想を制してしまっているのではないかと葛藤することがあります。

早甫さん(シンポジスト)のように、時を生かして子どもたちと関わっていけるのはとても素晴らしいことだと思います。私もそのような、子どもと一緒に考えて楽しんでいけるような保育士になりたいと思います。今日は私にとってとても興味深い研修になりました。ありがとうございました。

 

〇基調講演を拝聴して:人として大切なことは何か(先進国であろうと後進国であろうと、狭い意味でアート向きでない人間であろうと)いと小さきもの・ことへ、心寄せる人間、自分の頭で考えることができる人間…というのが今の現在の私の回答かなと思いながら拝聴しました。シンポジウムは、真剣な試行錯誤で前進、いきいきとした園の特徴だと思いました。

 

〇子どもたちの表現によりそうこと、引き出すことを大切に日々過ごしています。アプローチの仕方は一人ひとり本当に違って楽しいとともに、難しさでもあります。時には誘導しているのではと思うの時もありますが、完成形に拘るのではなく、それまでの過程をこれからも大切にしていきたいと改めて思いました。

 

〇アートは「面白そう」「やってみたい」と心がいっぱい動いてから取り組む活動だと感じていた。今回の講演で、自分の表現方法の一つとして、感覚的に表現するのがアートだという言葉が印象的で、「アートとは何か?」という問いに対して深く掘り下げて考えるきっかけとなりました。有意義な時間をありがとうございました。

 

〇保育の質も場をかえていくことをきっかけに、より子どもたちの良い未来のために、大きく前進されている事案を伺い、そういった環境で子どもと共に保育者も多くを学ぶことができるのだと思いました。

 

〇「自由」をはき違えないことを改めて考えされられました。工夫の根っこには技術(BASE)がある。すべてを子どもに委ねる前に、保育者は1を投じないといけないと思いました。アートすることが自由な表現方法であり、それが生きていくにあたって必要である、ということに力をもらいました。

 

〇私は保育の仕事をしておりませんが、「つどいのひろば」のスタッフとして子どもの育ちについて関心がありますし、そのうえ、自分の子育て経験だけでスタッフをしているため、今日のようなお話はよい学びとなりました。まだ2歳にもならない子たちがスマホの動画を見て、喜んでいて、親もそれを簡単に与えている現状の中で、子育て中のお母さんに少しでもスマホにたよらなくてもこんな方法があるよ、こうすれば楽しいよと提案していきたいと思います。

 

〇私は保育の仕事はしていませんが、自分のやっている仕事にも共通することがたくさんありました。人と関わるとき、相手に自分の思いを伝えること、相手の話を聞くこと、お互いを知ること、寄り添うこと。そういうことを日々丁寧に積み重ねていくことが大事だと思いました。日々の小さいことに気付ける心、アンテナを持ち続けたいです。

 

〇保育者は常に教材研究をしなければならない。京都造形芸術大学から発信してほしいです。

 

ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。このご縁が続きますよう、そして未来を担う子どもたちのより良い育ちを今後とも皆さんとともに真剣に考えていければと思います。また次回お会いできる日を楽しみにしています。

 

(教員:平野/梅田)

 

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2016年3月2日  ニュース

親子のための卒展鑑賞ツアー

 27日から卒業制作展がはじまっています。寒の戻りで少し寒い日が続いていますが瓜生山キャンパスは学生たちのキラキラした作品と大勢の来場者で熱気に溢れています。こども芸術学科の卒業展の会場には28日(日)と29日(月)には小さなお客さんで賑わいました。ここではコロコロクラブキッズアートスクールの親子のためのこども芸術学科卒業展鑑賞ツアーの様子をお伝えしますね。

 

風は冷たいですが春の日差しを感じる28日の日曜日には、枚方にあるコロコロクラブキッズアートスクールの親子13名が朝早くから展覧会に来てくれました。コロコロクラブキッズアートスクール主宰の緒方希さんは京都造形芸術大学通信教育部空間演出デザインコースの卒業生で、昨年こども芸術学科の卒業展を子どもさんと一緒に見にきてくださいました。来年はご自分が主宰されるアートスクールの子どもたちを連れてきたいと思ってくださいました。そして、年明けにお会いする機会があり、その時に卒展鑑賞ツアーの相談を受けました。私も常々、こども芸術学科の学生の作品はつくって,展示して終わるだけでは勿体ないと考えていたので、即答でお受けしました。学生たちと相談して、ただ会場を巡回すだけのツアーではなく、作者である学生と子どもたちが対話ができる鑑賞ツアーをしようということになりました。会場全体を巡回しながら、大きな立体作品の中村萌さんのちょっと怖くて不思議な世界を表現した「実に前向きなウツ」と松井梨紗さんの自分の生まれ育った山をイメージして制作した「懐声がきこえる」の2作品に少し時間をとって、子どもたちと作者が作品をとおしてお話をすることにしました。 案内係を小泉友菜さんと舟橋未紀さんがアシスト してくれました。彼女たちはツアー用の三角の旗をつくって親子を誘導してくれました。学生たちははじめて出会う子どもたちからどんな言葉や感想が聞けるかとても楽しみに当日を迎えました。

会場の受付の前で親子をお出迎えです。さあ!ツアーのはじまりです。 IMG_0002_2 IMG_0008_2

 

 

中村萌さんの「実に前向きなウツ」

闇、背徳、狂気、不吉。それらは私たちにとって抹消すべき 対象なのでしょうか。子どもの描く平和な世界(もとい大人が 子どもに求めている世界)とはほど遠く、問答無用で悪いモノ として扱われます。幼い頃、血を流しながら微笑んでいる人間 の絵を描いて大人から懸念されたことに疑問を感じたことがありました。 私は頭の中で平穏と不吉を行き来します。こうすることで生 きて実感する明るい日々を大切にできると思ったからです。気づけば不安を招く禍々しさは、現代社会と向き合うために自分の背中を押してくれていました。 なので今日も引き連れていくのです。

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とキャプションには書かれています。

 

子どもたちはそんな作品を前にどんなふうに感じたでしょうか。 萌さんが子どもたちに「これは私がつくった面白い仲間たちです。へんてこな仲間です。」と作品を紹介。そして、どうやってつくったかを丁寧に説明しくれました。子どもたちは身近な新聞紙や段ボールでつくられていると聞いたことで親近感が湧いたのか、「あそこから水道や」「目玉がたくさんある」「そこにも大きな目玉や」「あっ!王子様」「注射器もある」と作品を構成している一つひとつが見えてきたようです。「水道から流れ出た黒い水の中にたくさんの目玉がたくさんあるのが面白い。でもなんで黒いの?なんで目玉があるの?」「木が帽子を被っているけど人じゃないのに…木でしょ。木じゃないの?ノコギリとか注射器があってちょっと怖い。危ないよ!」と「旗のところで逆さにぶら下がっている人は何をしてるの」と、すっかり作品の中に入っています。萠さんは、「私はこの作品をとても楽しく制作しました。けれどちょっと怖いなと思う子もいるかもしれないけど、そんな風に思うのも人それぞれだけど、私はこうゆう世界が大好きです。そしてこうゆう世界を好きだと思う私が好きです。だからこれをつくっている時に他の人から怖いし嫌いだなって言われることが怖かったです。でもつくっていくうちに周りの友だちから応援してもらったり、できた時にすごいねっていってもらえたのがすごく嬉しかったです。」と制作している時のことを子どもたちに分かるように一生懸命、言葉を選んで応えてくれました。

 

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萌さんの作品展示の部屋からぐるっと他の会場を回って子どもたちがやってきました。

 

松井梨紗さんの作品タイトルは「懐声がきこえる」です。

小さい頃から身近にある存在。それが私を形成するエネルギーとなっている。私の祖父母は農業をしており,夏は梨畑で梨を、冬は北山で柿を収穫している。それを手伝うのが今でも好きだ。同時に、木々たちを大切にして、畑、山全体にも目を向けていることから私の作品が生まれた。私の周りの環境はまるで生きているようで、嬉しい表情や悲しい顔も見せる。その環境と一緒に過ごすことで、今の自分が存在しているのだ。

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とキャプションには書かれています。

 

森のような不思議な世界に迷い込んだように入ってきました。 IMG_0044_2

 

松井: 「ここはどんな場所かな? 」と子どもたちに言葉を掛けました。

子ども:「森みたいや」「山の中や」と。「葉っぱも一杯落ちてるし」

松井:   「みんなはお山に行ったことはある?」「お山には何がいるかな?」

子ども:「さる」「しか」「たぬき」…

松井:   「ここのお山にはなにがいるかな?」

子ども:「変な顔した大きいの」「小さな変な生き物もいる」「狐も…」

松井:   「お山にはいっぱい生き物が居るね。ここに居るのは木の皮の鱗があるガラポというのが暮らしているの。

 

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松井:   「ガラポは恥ず かしがり屋だから、みんながここに入って来ないにと見ることが出来ないの。」

子ども:「この大きいのがガラポ?」

松井:   「そう!ここにいるのはみんなガラポ。何匹いると思う。」

 

子どもたちは山を散策するようにガラポの数を数えはじめました。

木の裏や大きなガラポの肩や天井からぶら下がっていたり、宝探しのようで楽しそうでした。

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子ども: 「33びき」

松井:    「そう!正解。33びき。そしてこ一番安心できるこの場所が大好きで、この場所をガラポは守っているの」

子ども: 「あの大きいがラポはなんで帽子見たいの被ってるのかな。サボテン見たいのも付いてる。」「ガラポは歩

けるのかな?」「小さいガラポが火の周りで躍っている」などいろいろ聞えてきました。

子どもたちの言葉も増えてきています。

 

松井さんのつくったファンタジーの世界と子どもたちの世界がだんだん一つになってきたようでした。

松井さんんも緊張がだんだん解れて、いい表情です。   IMG_0052_2

 

 

舟橋さん、小泉さんの案内と作品の説明を聞きながら、親子でゆっくりと 作品鑑賞しました。

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子どもたちには大人気の作品です。

「あれ!くっ付いた。」「しゃべった!」磁石やボタンを押すと音が出ることに驚きの連続です。 IMG_0006_2

これも子どもたちには大人気です。飼育員さんに扮した作者がいますよ。

IMG_6888   IMG_0032_2   IMG_0039_2 IMG_0040_2 IMG_0033_2   IMG_6638   IMG_6642IMG_6641   IMG_6640    IMG_6636IMG_6637 IMG_0046_2   IMG_6631 IMG_6632 IMG_6633

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そして,みなさんお疲れさまでした。ツアー最後の記念写真です。は〜い!パチリ。 IMG_0058_2

 

●鑑賞ツアー後の子どもたちの感想カードから

・白と黒の友だちがよかった。(小学生)

・目玉がたくさんあったのがおもしろかった。(幼児)

・ガラポが不思議な世界だと思いました。(小学生)

・ガラポがペットだといいなと思いました。

・ガラポを数えたのが楽しかった。(幼児)

・山や公園などの自然なものを広いながら作品をつくってみたくなった。(小学生)

・アイロンビーズが解けていてすごいと思った。(小学生)

・きれいな形や色だった。(小学生)

・抜け殻がかっこ良かった。(小学生)

・鎧が本物みたいだった。 (小学生)

・動物園がみれて楽しかった。(幼児)

・動物園のせまいところを通れたから嬉しかった。(小学生)

・動物園の動物がわたで全部できていて面白かった。(小学生)

・洋服屋さんみたいのがよかった。(幼児)

・動物がたのしかったです。わたしもつくりたいです。(幼児)

・雨のチョウチョがかわいかった。(幼児)

・雨のをみれてたのしかった。(幼児)

・ぜんぶ楽しかったです。(小学生)

 

・大学生の先輩がステキな作品を見せてくれて、ありがとう。(小学生)

・大学生さんの考えるアートの道がすごく素敵です。(小学生)

・大きな画用紙に自由なテーマで1年かけて素敵な作品を作ることがしたくなった。(小学生)

●鑑賞ツアー後の保護者の方の感想カードから

・学生の方が自分の思いを一生懸命お話くださったのが嬉しかったです。 良い時間を過ごさせていただきました。

・卒業制作と一言で言っても,ジャンルがいろいろあることに驚きました。

どれも素敵で、でもそれぞれ制作した方の歩んできた人生、性格なども垣間みれる感じがしました。

・いろいろな素材を使って、それぞれの個性的な作品で面白かったです。

ガラポン、前向きなウツ、広葉さんの葉っぱの作品、ZOO、がよかったです。抜け殻も格好よかったです。

・いろいろな手法やテーマ、作品を作り上げる経緯が分かり、楽しい見学でした。

子どもも楽しめる作品が多くてよかったと思います。

・子どもを連れて美術館などへ行くのは難しいので、なかなか行けません。今回はとてもいい時間が過ごせました。

これからの作品づくりの刺激になればいいと思っています。

・作品を作った人の話を聞けるのはとても良かったです。

・不思議な世界に入ったような気持ちになりました。その中でも伝えたことや幼い頃の基盤のような土台があって、

そこから作品ができあがってくるのだなと感じました。色や素材などの拘りなどすらしいと思いました。

・学生さんから直接作品の意図や制作する上での思いを聞くことができ、面白かったです。ただ作品を見ているより

響いてきました。個人的には「実に前向きなウツ」が印象的でした。ウツを肯定的に捉えるという概念があまり私の

中になかったので、そういう気持ちを白黒のちょっときも?こわ?かわいい世界で表現できるなんてと感動しました。

 

コロコロキッズアートスクール主宰の緒方さんからもコメントをいただきました。

親子とも、鑑賞ツアーを楽しんでくださったようです。ある小学生の子が「先輩みたいになりたい!」と目標ができ

たみたいです。また作品から「家族の愛情』」を感じられた保護者の方もおられたようで、子育て真っ最中の親御さ

んにとっても、アートという枠では計り知れない、キラキラした何かを得られたことだろうと思います。

 

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コロコロキッズアートスクールのみなさん、朝早くから遠いところをありがとうございました。

こども芸術学科の学生の作品は作品を制作する過程で自分の子ども時代に経験したこと、家族のことがいっぱい詰ま

っています。作品について言葉で語ることで、作者自身も自分を客観的に見ることができます。また鑑賞してくださ

る方と言葉を交わすことで自分が気づけなかったことに辿り着くこともあります。今回は子どもたちとの対話で子ど

もの素直な見方や言葉から多くの気づきを得たようです。ありがとうございました。

 

29日月曜日はこども芸術大学の子どもたちの卒展鑑賞ツアーでした。

生憎の雨の中、年少さんと年中さんは2人ずつ仲良く手をつないでやってきました。子どもたちは首からスタンプラ

リーのような台紙をぶら下げて、決められた作品を見た後にシールを貼ってもらえるそうです。こども芸術大学の先

生が予め見せたい作品を選んでカードをつくってくださったようです。年少さんと年中さんが見終わった頃に年長さ

んと時間差で入れ替えで見にきてくれました。年長さんは昨日のコロコロキッズアートスクールと同じように中村萌

さん、松井梨紗さんの作品を見ながらお話しました。

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こども芸術大学の年長さんとの様子はこども芸術大学の先生がブログにアップしてくれています。

右のURLより覗いてみてください。http://www.kyoto-art.ac.jp/production/?p=55823

 

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上の作品は今回のツアーでは回れなかったのですが体育館で展示中のこども芸術学科の学生の作品です。

こちらにも足を運んでくださいね。

 

卒業展はまだ今週いっぱい続きます。こども芸術学科の学生の作品は作品を見るだけでなく、より作品を楽しむため

に子どものように素直な言葉でそこにいる作者に語りかけてください。廊下にはポートフォリオも並んでいます。

明日からは少し暖かくなるようです。是非瓜生山に足をお運びください。

こども芸術学科の展示は至誠館2階です。お待ちしています。

 

(教員:梅田美代子)

 

 

 

 

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2016年3月1日  ニュース

卒業生の展覧会|二川真夕さん bird2人展

大学では卒業展好評開催中!ですが、こ学卒業生が大阪で展覧会をやっているので観てきました。
展示されているのは北大阪印刷センターの1階。
工場は2階にあり、前を通るとき、懐かしいにおいがしました。
輪転機のインクのにおいです。
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入り口を入るとレトロ印刷JAMの工房の一角に展示されていました。
卒業生の二川真夕さんと西山晶さんが手紙のやり取りをしながら
コラボで描いた鳥たちの作品です。
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かわいいグッズ販売コーナーもありました。
次は3月5(土),6(日)に本人が来て物販があります。
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卒業展の会期とぴったり重なっています。残念ながら普段は他県で働いている二川さん本人とは会えなかったのですが、レトロ印刷JAMにこども芸術学科卒業生で二川さんと同期の伯田さんが勤めていて会うことが出来ました。
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展示と反対側のコーナーでは孔版のワークショップも開催されていました。
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伯田さんに聞くと、お仕事楽しいそうです。それが一番。
ずっと興味があったレトロ印刷さん。せっかくなので、工場も案内していただきました。懐かしい感じのする色味や、どうしても少し見当がずれるのが、レトロ印刷さんの味です。
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工場で働く皆さんはお若い方ばかりでした。手際よく印刷をされている光景が新鮮で、ものつくりの会社の魅力を感じました。見学者も多いため、ご覧のように穴開け機と折り機の案内表示がカワイイ!
いつか、こども芸術学科の授業とリンクしたいなと思いました。
二川真夕さん、西山晶さんの二人展は3/6まで!
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西山晶 Aki Nishiyama 二川真夕 Mayu Futakawa
bird 二人展
2016.2.27(Sat) – 3.6(Sun)
10:00-19:00(最終日は17:00まで)
物販は2/27,2/28,3/5,3/6の10:00-17:00で行います
レトロ印刷JAM
〒531-0072
大阪市北区豊崎6丁目6番23号
tel. 06-6225-8186
地下鉄御堂筋線「中津駅」
2番出口より徒歩約10分
阪急宝塚線「中津」駅から徒歩約13分
阪急梅田茶屋町口から徒歩約16分
★駐車場はございませんので近隣のコインパークをご利用下さい。
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(森本玄:教員)

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