歴史遺産学科

2016年3月

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2016年3月17日  ニュース

竹虫籠、下鴨神社奉納 【4回生 海津由布子さん】

4回生の海津由布子さんが卒業研究にて復元制作いたしました、

「竹虫籠」が、3月15日に下鴨神社に奉納されました。

 

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海津さんは本学科に所蔵しております「鴨脚(いちょう)家旧蔵虫籠関係史料」を調査し、その古文書、古記録、虫籠制作に用いられた部分史料から当時の竹虫籠を復元いたしました。

 

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竹虫籠は制作における試行錯誤ののち、完成されたもので、

竹の割き方や編み方にいたるまで、海津さんの努力の甲斐あって当時の制作方法に関してさまざまなことが明らかになりました。

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この卒業論文において、努力と新たな歴史の一端を明らかにしたこと等が評価され、海津さんは学長賞を受賞しております。

 

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また学内にとどまらず、今回下鴨神社へ奉納という形で研究成果を昇華することができたことも喜ばしいかぎりです。感謝状もいただきました。

 

 

 

 

下記にて奉納の様子が動画でご覧いただけますので、ぜひ!

https://www.facebook.com/KUAD.Japan/videos/vb.455784924586903/617466565085404/?type=2&theater

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2016年3月7日  イベント

卒業展終了いたしました!

卒業展が3/6(日)をもって終了いたしました!

 

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4回生の卒業論文を外に発信する、とても良い卒業展となりました。

ご覧いただきましたみなさまには、この場をお借りしてお礼を申し上げます。

誠にありがとうございました。

 

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今年の卒業展テーマは「襷(たすき)」

卒業生のみんなが、この学科での学びを襷にたとえて、テーマにしました。

「卒業展は4年間で受け継いだものを、襷のように次に手渡していくようだ」と。

 

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研究論文や学科授業の学びで、歴史を紐解く。

それがいつの間にか自らの肩かかった襷であり、 この卒業展での発表や展示が他者にその襷を手渡し、繋いでいく行為。

 

歴史や文化を知り、新たな知見や問題を自ら解明・解決し、他者に伝える。

その行為が歴史を繋ぎ、文化財を守り伝えていく一歩となるのかなと感じました。

 

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この卒業展が終わり、 卒業生は次に向かって歩んでいきます。

論文を書くことは時には苦しく、時には楽しかったかな?

ひとつのテーマに集中し、調べ、頭が痛くなるほどに考え、長い文章を論理的にまとめ、書き上げます。

 

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そして、展示トークイベントや発表会で自論を堂々と話す。

論文内容が自分の言葉で話せるということは、それだけ研究が身につき、理解している証拠だと思います。

 

この卒業論文をしっかり書き上げたということを、みんなには誇らしく思ってもらいたいです。

これらの経験は大学を卒業し、次のステップを踏み出す際にきっと役に立つと思います。

 

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そしてこの卒業展を見本にしつつ、次の学年の子たちにより発展させていってほしいです。

 

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卒業論文は、研究して終わりではなくその研究を他者に「伝える」ことも大切です。

自身の精一杯の論文を、精一杯「伝える」ということもこれからの研究を進める学生には考えてもらいたいですね。

 

先輩たちの襷をしっかりと受け継いでください。

 

そして卒業生のみなさん、本当にお疲れ様でした。

 

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2016年3月3日  イベント

卒業論文発表会報告!

さて、卒業展も半ばを過ぎ、歴史遺産学科では4回生最後の大きな山場である卒業論文の発表会が終了いたしました。

 

2月27日が文化遺産コース、28日は文化財保存修復コースの発表会でした。

 

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最後の集大成であるこの卒業論文発表会に、発表者のみんなはフォーマルな服装で挑みます。会場の空気も引き締まり、緊張感も高まります・・・!

 

開会されるぎりぎりまで発表原稿等のチェックをする様子からも、発表者の意気込みがうかがえますね。

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発表10分、質疑応答5分の1人計15分の発表のなかで、4回生は論文のきっちりまとめ、簡潔に、かつしっかり他者に伝えなければなりません。

 

3回生から経験している論文の発表会ですが、やはり卒業論文ではその研究・実験データや資料(史料)、論述文を10分にまとめる作業は大変なことです。

パワーポイントのつくり方、発表の手順、論文のどの部分を取り上げるのか。また、自身の論文のなかで、一番大切な言いたいことは何なのか・・・

 

発表の場は、自らの論文をもう一度見つめる大切な時間です。

そして今回の発表会では、みんなの努力の結果が窺い知れたように思います。

 

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しかし、それでも質疑応答では先生から強く指摘されることや、発表の仕方等でも意見をいただくことは多々あります。

「最後」だからこそ先生方も発表者の論文について真剣に考え、意見をしてくれます。 発表者にとって「厳しい」と感じることであっても、先生方が真剣に1人の研究者に対して述べられた意見。そのやりとりこそが、きっと良い議論の場であった証拠です。

 

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最後の発表会、一人ひとりが思うこと、考えることは数多くあり、そして上手く発表できた人もできなかった人もいると思います。くやしい思いをした人はそれをバネに、嬉しい思いをした人は原動力に変えて、これから先も頑張ってもらいたいです。

 

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そして発表が終わり、先生方に総括していただきました。

 

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一部を紹介します。

「研究を続けていってください。それは、この論文のテーマのみのことではなく、さまざまな自分に課せられる問題を解決していってほしい、ということです。それには【自分の戦術】を持ってください。いろいろなところ(本、人、ネット・・・)から情報を仕入れ、それによって自分の戦術を増やし、この先直面する問題解決に役立ててください。」

 

「4回生に、なぜ卒業論文を課すかわかりますか・・・?それは、研究するというプロセスの中で、みずから課題を探し、仮説を立て、考え、自論を他者に理解してもらえるように伝える力が身につくからです。卒業し、社会にでて仕事に就くといことは、同じプロセスを踏み、同じアプローチが必要になってくる。この卒業研究で身につく力は、社会でも活かしていけるものだからです」

 

「この発表を聞いて、皆さんの研究が自分のものになったのだと感じました。質問にいきいきと答える様子からは、論文が愛着のあるものに変化したのだと思いました。計15分の発表だからしょうがないけれど、もっと長く聞いていたかったです」

 

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歴史遺産学科OB、OGの方、非常勤の先生方、研究を進めるにあたってお世話になった関係機関の方々、もちろん在学生のみなさんも含め、本当に多くのにご来場いただきました。おかげさまでとても充実した発表会となりました。この場をお借りして御礼申し上げます。

 

また、歴史遺産学科卒業展をご覧になっていない方は是非、人間館4階401教室へ!!

発表会の要旨集は展示会場でも御覧いただけます。

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