通信教育部

2016年5月

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2016年5月30日  イベント

【文芸コース】芥川龍之介作品の読書会を京都・東京で開催しました

5月8日(日)に瓜生山キャンパスにて読書会が行われました。取り上げた作品は、芥川龍之介の短編小説「藪の中」です。教員3名と在学生・卒業生15名が参加し、物語や文章について、個性豊かな感想や分析がいろいろ飛び出しました。さらに「藪の中」を下敷きにした映画「羅生門」(黒澤明監督)も少しだけ鑑賞しました。

「藪の中」は3人の人物が全く違うことを主張し、結局誰が正解なのか分からない謎に満ちた物語です。参加者の感想も、最初は、分からなかった、難しかったという意見が多かったのですが、誰かが素朴な疑問や感想を口にすると、それに導かれるようにまた誰かが意見を出していき、最終的には、ひとりで読んだときよりも物語の世界が豊かになっていきました。これこそが、読書会の醍醐味と言えるかもしれません。

また、今回の読書会では、テキスト科目「文芸論Ⅱ-5」の担当教員・小柏裕俊先生も参加し、他の小説と比較しながら読み解きをしてくれました。このように、ひとつの作品について様々なことを感じ、なぜそうなるのかと疑問をもつことが、「文芸論」の始まりなのかもしれません。

Toshiro Mifune and Machiko Kyo in a scene from RASHOMON, 1950.

映画『羅生門』のスチール写真より

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月15日(日)には、東京外苑キャンパスでも読書会を開催しました。取り上げたのは「地獄変」です。学校の読書感想文の課題で読んだ、という人も多いのではないでしょうか。この作品のもつ、奇妙な部分(この作品の話者は誰? 絵師である良秀はなぜ「見たものしか書けない」のか? 堀川の大殿様はなぜ地獄絵を書くよう命じたのか?)や流し読みしていると取りこぼしてしまうような謎(眠りながら口走る「奈落には己の娘が待っている」とは?)を参加者全員で読み込み意見交換していきました。すると次第に立ち上がってきたのは、この作品本来のアヴァンギャルドな魅力です。些細な言葉や余白から様々な想像ができます。推薦図書というクリーンなイメージからは遠い、非情さや悪魔的魅力に、芥川龍之介という作家の魅力を再発見することとなりました。

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地獄草紙

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入学ガイダンス直後ということもあり、新入生のみなさんも多数参加しました。人が「どう読んだか」を知ることで刺激を受けてくれたのではないかと思います。

 

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芥川龍之介肖像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文芸コース | 学科・コース紹介

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2016年5月27日  ニュース

【陶芸コース】「卒業制作(必修1)」スクーリング、大学院スクーリングのご紹介

今回は、先ずは5/3~4に開講された「卒業制作」1回目のスクーリングについてです。

1初日は学生の皆さんに一人ずつ、自身の制作予定の作品について、マケットの画像を中心に作品に掛ける想いを熱く語っていただきました。その後、担当教員がアドバイスや意見を述べました。

一人15分程度ですが緊張の時間だったかも知れません。

 

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二日目の午後からは4人ずつのグループに分かれ、教員がそれぞれのテーブルを回って、さらに問題点を検討しました。

 

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 このスクーリングを経て、いよいよ「卒業制作」の作品制作開始です。

本年度も3月にギャラリーオーブでどのような作品が並ぶのか今から楽しみです。

 

 

 

 

次に、5/21~22に開講された大学院のスクーリングを紹介します。

 

 

 

 

修士1年(M1)生には、四代清水六兵衞が明治16年~大正9年頃に制作した器を使った授業です。

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先ずはそれらの器の写真を撮り、サイズを計って記録してもらいました。記録を残すことで今後の制作に役立つと思います。

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なかなか見る機会のないものですが、実際手に取ってみると制作当時の作り手の想いに触れることができます。これらの作品から何らかのヒントを得て、自身の制作につなげてもらおうというのがこの授業の狙いです。

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 一方、修士2年(M2)生は年度末の修了制作展に向けての制作の始まりですが、先ずは何を作るか、いろいろ試してみる段階です。

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二日目の午後は本学の客員教授である中ノ堂一信先生に、四代清水六兵衞の時代の京都のやきものについてレクチャーをお願いしました。

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レクチャーの後は実際の器を前に、いろいろ興味深いお話を聞くこともできました。

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この後、どんな作品が生まれてくるのかが楽しみです。

 

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2016年5月24日  イベント

【歴史遺産コース】交流イベントのご紹介―京都八大神社の剣鉾

みなさん、こんにちは。新緑の美しい季節です。さる15日、御所から下鴨、上賀茂へと斎王代の行列が向かう「葵祭」の「路頭の儀」もおわり、京都の町も初夏の装いとなってきました。

 

葵祭に限らず、京都ではいつも何かしらのお祭りが行われています。それらの多くは観光客の訪れるようなものではなく、長年にわたり人々によって守り伝えられてきた、地元に密着したお祭りです。

 

歴史遺産コースでは、こうした地域に根ざしたお祭りや歴史上の舞台となった場所などを訪れて、伝えられてきた歴史とその意義を学ぶ学外研修の授業をたくさん設けています。

 

そうしたフィールドワークの一環として、教員、在学生、卒業生を問わず交流を図れるように、facebookなどを通じて開催を告知する、気楽な「交流イベント」も始めました。

 

今回は、先日4月30日(土)に行った「交流イベント」のご紹介です。

 

みなさんは「剣鉾(けんぼこ)」という祭具をご存知でしょうか。

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実は京都のお祭りではかかせないのが、この「剣鉾」です。その由来は古く、平安時代の祇園御霊会において悪霊を鎮め、祓うために用いられたとも言われます。絵画資料では中世末に描かれた「洛中洛外図屏風」(上杉家本)などに認めることができ、現在でも京都市内の数十社の神社に約200本余りの剣鉾が確認され、実際の祭りでも用いられています。

 

今回は瓜生山キャンパス近くの一乗寺の八大神社で行われている、剣鉾を立てて、練り歩く「剣鉾さし」の練習を拝見すべく、伺いました。

 

この八大神社の歴史は古く、社伝によれば永仁2(1294)年より、一乗寺の氏神として信仰を集めてきたとされています。

 

くわえて、この神社は、宮本武蔵が慶長9(1604)年に吉岡一門と決闘した場所といわれており、著名な「下り松(さがりまつ)」の古木が現在も社殿脇に保存されています。

 

さて春闌けなわの4月30日(土)の夜。午後7時に瓜生山キャンパスで集合し、徒歩で八大神社へ向かいます。

 

今回facebookでお知らせしたところ、ちょうど芸術学科専門科目の「文化芸術遺産フィールドワーク」のスクーリングもあり、歴史遺産コースのほか、他コースの方も飛び入り参加して頂き、総勢13名で見学に伺いました。

 

途中には祭提灯も灯されており、閑静な住宅街ながら、どこか祭りの華やかさを感じさせます。祭りのポスターもそこここに貼られています。

ポスター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八大神社のお祭りは、 5月4日の夜に「宵宮祭」として、神輿が一乗寺の界隈を練り歩き、翌5日の「神幸祭(氏子祭)」では、上一乗寺・下一乗寺・一乗寺住宅自治会のそれぞれの地域で神輿が巡行します。

 

その際に、神輿の先駆けとして巡行するのが「剣鉾」と呼ばれる祭具です。

 

さて19時半に神社に到着。その時にはどなたもおらず、森におおわれて静寂の境内でしたが、立ち上がったばかりの御神輿だけが煌々と輝いており、厳粛な雰囲気を感じました。

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まずは拝殿で参拝。

拝殿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次第に氏子の方も集まり、練習が始まりました。今回はご厚意により八大神社の竹内禰宜さんより神社や祭の由来を伺い、さらに一乗寺剣鉾差保存会の大西会長からも道具類などについてお教え頂きました。

 

棹を差す袋状の「壺」は革製で、触らせていただくと、とても硬く締まったものでした。

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そして剣鉾は、剣の長さは1mほど。そして棹の長さが約5mで、重さは約40~50kgもあるそうです。

剣

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

腰が悪くなりませんかと学生さんが質問したところ、逆によくなりますと大西会長。腰を落とす姿勢が腰の矯正によいということかもしれません。

 

実際に鉾を立てると、その高さに圧倒されます。高さ6~7mはあるように感じます。ちなみに普段の練習では、「剣(まねきと呼ぶそうです)」はアルミ製で本番のみ、真鍮製を使われるそうです。

 

さらに、この剣鉾はただ差して歩くのではなく、「剣」の部分を揺らして悪魔を祓い、さらに剣の下についている「鈴(りん)」を上手に棹にあて、鳴らしながら歩いていきます。この「鈴」の鳴らし方は地域ごとに特色があるそうで、京都の中でも音が異なるようです。

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この所作が大変難しく、足・腰のさばき方の熟達度合いによって、「鈴」の音も変わります。

 

基本的に剣差しの人々は「剣」だけを見て歩いて行くので、この点も熟練の技が必要なものといえるでしょうか。本番では4名1組で、交代や補助をしつつ巡行するそうです。

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さて写真は、剣を支える受金で、「額」と組み合わされています。額には「八大天王」と記されます。

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実は八大神社はかつて「北天王」(北の祇園)と称され、いわゆる「牛頭天王」の信仰と関わりがあったようです。

 

日本では牛頭天王は疫病を司る行疫神とされ、慰め和ませることで疫病を防ごうとしたのが、祇園社に対する信仰であり、祇園祭の起源でもあります。

 

こうした行疫神としての性格から、荒ぶる神である素戔嗚命(すさのおのみこと)との習合が促されたともいわれ、現在の八大神社の御祭神は、「スサノオノミコト・イナダヒメノミコト・ハチオウジノミコト」となっています。

 

さて剣鉾指しに並行して、神幸祭当日に行われる「奉幣式」で奉納される「太鼓」と「鉦」の練習も行われていましたが、このリズムも独特でとても興味深いものでした。

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時間も午後8時半を過ぎ、練習のお邪魔にならないうちに退出です。皆さまに御礼を申し上げ、参道から街へと歩いて行くなかも、うつくしい鈴の音色が響き渡っていました。

 

八大神社には「柏」、「龍」、「菊」の三基の剣鉾があり、一乗寺八大神社の剣鉾は、剣鉾保存会によって技術伝承が行われています。現在は京都市の登録無形文化財にもなっており、4月末から氏子の方々が毎日練習に励まれるそうです。

 

昨今は、その技術保存や後継者育成が大きな課題となっており、「子ども用剣鉾」が京都市文化財保護課より贈られて、祭礼前には子供たちも練習を行っているとお聞きし、こうした練習の成果をやはり拝見したく、5日の「神幸祭」に伺うことにしました。以下は「おまけ」です。

 

 

【八大神社 神幸祭】

風薫る晴天の下、氏子によるお祭りらしく、まわりは地元の方々ばかり。

子供剣鉾

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初に子供剣鉾が巡行です。花飾りも美しく、彼らが将来を担うことになるのでしょうか。楽しみです。

 

ちなみに子供神輿の前には「サンヨレホウキ」と呼ばれる、五色の切紙を束ねたものを子供たちが持って巡行していました。これも祓いの意味をもつものと思われますが、興味深い祭具でした。

サンヨレホウキ

 

 

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そして剣鉾の巡行。大西会長以下、保存会の方々が活躍されていました。青空に輝く剣鉾は、本当に美しいものでした。ただ近年は電線があるので、それらを避けるのに四苦八苦されていました。

 

祭_剣鉾統合

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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さて、大人神輿がやってきますが、その前触れとして、「太鼓」と「鉦」による「サンヨレ」と呼ばれる囃子が進んできます。このリズムは「奉幣式」のものと近いようです。神輿が荒れると、太鼓と鉦のリズムも荒々しくなるようです。

大人神輿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

行列は氏子の家を廻りつつ、粛々と進んで行きました。3時間ほどかけて街をめぐり、八大神社へと戻ります。

 

神輿巡行

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして地道に、地元の力によって守られていくお祭り。後世へと伝えていくみなさんのご苦労に頭の下がる思いです。

 

まさに伝えられてきた「もの」と守られてきた「こころ」を、間近に体感できる貴重な機会になりました。

 

改めまして、八大神社の竹内禰宜、保存会の大西会長や保存会のみなさまに御礼を申し上げます。今後、可能であれば来年も見学に伺えればと思っています。

 

今後もこうした交流イベントを不定期で行っていきますので、ご興味のある方は歴史遺産コースのfacebookもぜひご覧ください!

歴史遺産コースfacebookページ

 

※一部の写真は、ご参加頂いた歴史遺産コースの学生さんよりご提供いただきました。ありがとうございました!

 

学科コース紹介|歴史遺産コース

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2016年5月24日  授業風景

【ランドスケープデザインコース】手ぼうき制作の概要

手ぼうきは、京都ではコケ庭や植え込みの中、砂敷き園路、流れの清掃などキメ細やかな庭の管理によく使う職人さんの用具の1つです。

 

今年度初回のスクーリング「環境デザイン[ランドスケープデザイン]I-1 101K/Tフィールドワーク・ベーシック」では、この手ぼうきを学生に制作してもらい、本物の良さ、奥深さを体感してもらいます。そして、それを持参し、庭園実習をします。

 

なぜなら、そこには、日本庭園はランドスケープデザインの原点であるという理念が背景にあること。その日本庭園の美しさは日々の管理によって支えられているという姿勢があるからです。

 

授業では、庭園実習で使用する用具を実際に制作しますが、ここでは作業工程のほんの一部を紹介します。

実際はこの3~4倍の作業があります。

 

てぼうき1

①竹材料を用意します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てぼうき2

 

②小枝をはずし、下準備ができた状態です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てぼうき3

 

③節を揃える為、銅線で仮留めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てぼうき4

④銅線を節の上下2箇所に、しっかり巻きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てぼうき5

⑤端をきれいに切ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てぼうき6

⑥出来上がり。これに竹の柄をつけたら完成です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ランドスケープデザインコースの教育理念の1つに「京都の庭園文化を深く学ぶ」があります。

これからの環境デザインを考える上で、自然風景・庭園文化・芸術が一体となった京都のランドスケープから時を越えた思想や技術を学び、新たな創造へと発展させてほしいと考えています。

そして何より、本物の良さを知り、本物を志向する教育を目指しています。

 

竹ぼうき制作は、その第一歩です。

 

 

ランドスケープデザインコース | 学科・コース紹介

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2016年5月20日  授業風景

【洋画コース】洋画V-2(人)スクーリング報告

今年度最初の3年次科目となる「洋画V-2(人)」スクーリングを行ないました。
4月29日(金)~5月1日(日)および5月6日(金)~8日(日)の6日間の授業です。
担当:富士篤実先生

 

まずは前半の報告です。

 

 

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3年次からは自由制作が始まりますので、その手がかりとして「人」というテーマを設けての絵画制作をします。

前半(4月29日~5月1日)の最初にミーティング。

1~2年次科目と違い、モチーフも決められておりませんので、モチーフの探し方、取材での注意点、テキスト科目についての話をしました。

 

 

02

2日目の朝にもミーティング。
絵を描く人にとって美術史はある程度知っておきたいですね。ほんの少しだけでしたが作家の紹介。
それと「美しいとは何か」というお題を元に、学生さん各々に発表していただきました。美しいものの正しい答えなんてありません。自分だけの価値観ではなく、他者の価値観も知る機会にして欲しいと思いそれぞれの意見を話していただきました。
 
 
 
 

 

03

そして、取材したものをもとに、エスキース作り。

エスキースとは下絵のこと。初めから油彩での本画に入るのではなく、エスキースで構想を練って今回制作する絵の方向性を探っていきます。

自由制作では決められたモチーフがありませんから、写真撮影やスケッチでの取材のなかから自身の描きたい物を探していきます。しっかりと取材しておかないとなかなか制作も進みません。
逆に、制作が進まない時は、取材が不足しているのでしょう。その場合は再度取材に出かけます。
 

 

04

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06

3年次からは写真を使う場面は多くなると思います。

ただし、写真に惑わされてはいけない部分もあるので、写真取材をもとに1~2年次に学んだ奥行表現や立体的に描く手法を思い出しながら改めて描き起こすことは必要ですね。

描きながら考える。面白いもので、考えや完成イメージにこだわりすぎても制作はうまくいきません。考えだけでなく、手を動かしながら構想を練る!柔軟に完成イメージも変化させていきましょう!

 

 

 

08

エスキースが出来上がりました。ここで前半のエスキース講評会。
様々な画材を使って、描く対象の色や形を確かめるためのエスキース。

勇気をもって様々な方法を試された方もたくさんおり、うれしく思います。

 

 

 

続いて後半。

後半(5月6日~8日)はいよいよタブローの制作。本画ですね。
前半に制作したエスキースをもとに、タブロー制作をすすめていきます。
エスキース通りに進められる方や構想を練り直された方といて本画にも変化が現れます。自分がもつイメージは思った通りにキャンバスに現れないのが普通。まずそれに 気付くことが大切。イメージと違うものがキャンバスに現れるので、イメージに近づけるにはどうすれば良いかと考えてみて欲しいと思います。だけど、エスキース通りにいかないことは新鮮な気持ちで制作に向えるチャンスだととらえたいですね。

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中間講評…

完成にむけて自分の作品を客観的に作品をみておきます。

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最終日の合評会。タブロー完成。
合計で6日間、良くがんばって制作されました。集中して完成させた作品群を眺めていると、この上ない充実感がありますね。学生の皆さんが、スクーリング中に少しでも自分を成長させようとしているのが感じられました。
今回制作された作品は今まで世になかった作品なのです。
制作以前の自分と以後の自分とでは、絶対何かが変わっているはずだし、必ず洗練もされております。
今回のスクーリングで学んだことを制作の柱として、次回の制作に生かしてみてほしいと思います。皆さんお疲れ様でした。(報告:富士篤実先生)

 

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