通信教育部

2016年10月

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2016年10月29日  授業風景

【日本画コース】東京 卒業制作スクーリング

こんにちは、通信日本画コースです。
京都に続き、東京でも卒業制作(自由制作1)の、5・6日目の授業が行われました!
 
この授業は卒業制作100号の草稿の合評、手直しと教員相談ができる2日間です。
ご自宅で手掛けていらした100号の大きい草稿、沢山のスケッチが並ぶ合評は、大迫力!
 
草稿手直しと教員との個別相談では、学生の皆さんの作品への思いに沿った作品に仕上がるよう、教員も精一杯のアドバイスをおこないました。
 
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合評の様子
思わず笑顔になる場面も。
 
 
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合評の様子
さすが100号、大きい草稿です!(右・佐々木先生)
 
 
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合評の様子
沢山のスケッチ!(右・松生先生)
 
 
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大きな草稿・沢山のスケッチが並ぶと迫力が!
 
 
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草稿の手直しの時間
佐々木先生(右)と相談中
 
 
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個別相談の様子
 
 
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草稿手直し中
悩むのも良い作品にするためには必要ですよね!
 
 
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草稿手直し中
みなさん、意欲的に取り組んでおられます!
 
 
どの作品も思いの丈が詰まったもので、作品もこの思いに支えられて仕上がっていくことを思うと、次のスクーリングがとても楽しみです。
次スクーリングでの、作品仕上がり目標は七割!
みなさん体調に気を付けつつ、この勢いのまま、次回またお会いしましょう!
 
 
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2016年10月26日  授業風景

【空間演出デザインコース】秋の夜長に使えるスクーリング「あかりのデザイン」のご紹介

こんにちは。空間演出デザインコースの上田です。

空間演出と名乗るからには光の演出は欠かせません。そこで、コースでは三年次科目に「ライティングデザイン」と「あかりのデザイン」の二つの科目を用意しています。なぜ二つもあるかというと、「ライティング(=照明)」のデザインではこの写真のように主役は空間やモノであり光源である照明器具自身は裏方の存在です。一方で、あかりとはそのものが光源であってもちろん空間を照らすことに変わりはありませんが、照明器具としても存在感をデザインする必要があります。コースではその両側面から光と影について学んでいただきたいわけです。

 

写真1

↑これは「ライティングデザイン」スクーリングでの過去の学生作品

 

そこで今日は、先週末行われたばかりのスクーリング「あかりのデザイン」の授業風景をご紹介します。先生はTVなどのメディアでもよく紹介される京都であかり作家として活躍される村上菜也子先生です。あかりの制作から光を使った空間演出を手がけられています。

さて、あかりの作り方は様々ですが、この授業では竹ひごと和紙を使って照明器具を制作します。

 

写真2

↑竹ひごと楮100%の手漉き和紙。漉き作業をして20年以上経過させた風合いある和紙です。

 

まずは導入講義から始まります。現代における照明器具の中でも代表的な作品の紹介はもとより、谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』にあるような日本の「美」を意識した光の在り方についてのレクチャーを受け、制作へ向けてあかりについての教養を習得します。

 

写真3

↑導入講義の様子

 

まずは普段扱ったこともない竹ひご素材(平ひご)の特徴を理解するため、しなり具合の確認や曲げ方を実験して確かめます。

 

写真4

↑熱を加えて曲げてみます。

 

加工方法を確認したらいよいよ制作ですが、まず事前にイメージしてきたデザインを村上先生に見せ、骨組みを構成して和紙を張って完成させるための問題点や修正点を個別に確認します。個別のチェックですが、他の受講生にとっても目から鱗のアイデアが聞けたりと、これが大勢が集まるスクーリングならではの学びです。

制作上のポイントとしては、あかりの形態ばかりに囚われず、床に落ちたり壁に映り込む影の表情にも目を向けてみましょう。また新しいアイデアが生まれることもありますのでどんどん進化させて構いません。

 

 写真5

↑チェック後の制作開始を見守る村上先生。

 

写真6

↑骨組みは光源の位置を考えながらしっかりと組んでいきます。

 

 写真7

↑骨組みが完成したら和紙を張っていきます。

 

写真8

↑イメージ通りのあかりになりそうか逐一実験しながら制作します。

 

写真9

↑いてもたってもいられず、難しい部分は先生自ら実演します。技術をしっかり盗みましょう。

 

二日間かけて試行錯誤を繰り返しいよいよ完成したら合評です。一人一人が作品に込めた思いとそのデザインについて発表し、村上先生がコメントしていきます。全体的に作業が丁寧でよく出来ているとのこと。「ここはもう少しこうしたほうが良い」といったデザインに対する指摘だけでなく、「実際の商品として扱う場合は、デザイン面だけでなく安全性も考慮しなくてはいけない。どのような場所・シチュエーションで使われる器具なのか、空間をしっかり意識して制作することが大切。限られた条件・制約のなかで、いかに最大限の効果を発揮させるかを考えることも作品作りには大切。」といった今後の作品制作に対する心得も聞け、充実した2日間を過ごしました。

 

写真10

↑合評中の様子。みんな真剣な眼差しです。

 

写真11

↑みんなの作品を並べた様子。それぞれ異なる美しさがありますね。

 

空間演出デザインコースでは卒業制作で照明やあかりに取り組む方もいます。ここで得た学びをいずれやってくる卒業制作などでぜひ生かしてもらいたいと思います。

その前に、今回作った照明は丁寧に梱包して持って帰ります。デザインとはそのモノを美しく作ることが終わりではなく、それが豊かな生活シーンを生み出してはじめて目的が達成されます。ぜひみなさん秋の夜長に蛍光灯を消してこのあかりだけで過ごす時間を楽しんでもらいたいと思います。

 

今回のスクーリング紹介は以上ですが、これから年度末に向けてますます大学は活況となっていきます。

11/13(日)には2017年度に向けた「秋の1日体験入学」も開催されます。空間演出デザインコースでも「空間」や「演出」、「デザイン」に興味がある方向けの楽しいプログラムを準備していますので、興味のある方はぜひ申し込みいただいて体験しに来てくださいね。では、またお会いしましょう!

 

写真12

↑こんな制作に挑戦します。

 

写真13

↑我々がお待ちしています。

 

空間演出デザインコース1日体験入学

 

 

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2016年10月24日  イベント

【芸術教養学科】秋の卒業式

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 去る10月10日(月:体育の日)、2016年度の秋季卒業式が執り行われました。

 秋に卒業式?と思う方もいらっしゃるかもしれません。もちろん3月に大々的な卒業式があります。それにくらべるとささやかな規模ではあるのですが、本学では10月にも卒業式があるのです。今年も映画学科の卒業生が映画「トイストーリー」のカウボーイ人形の扮装をしていたりと、本学の卒業式らしさもそこかしこに見られました。

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 秋の卒業式は通学部、通信教育部の合同のものですが、芸術教養学科の卒業生たちは、その主役の一つだと思います。

 というのは、芸術教養学科には、本学の学科の中で唯一、秋期入学があるからです。いくつからでも、一年のいつからでも学び始められる芸術教養学科なのです。秋に入学した人は、きっちりスケジュール通り学んで秋に卒業していくことになります。芸術教養学科は、この日21名が卒業していきました。うち9名の方が卒業式に臨席されました。

 尾池学長は式辞の中で、芸術教養学科の卒業研究レポートの優秀作2件に言及されました。一つは学科長賞を受賞したアイヌに出自を持つ作家たちによる現代美術作品についてのもの、もう一つは学長賞を受賞した、地域の祭礼の現状と継承の課題についてまとめたものでした。有名作家に限らず、人々がさまざまな形で形を与えてきたものや風景やできごとについて、発見し、考え、論じる力を養うのが芸術教養学科。その学びの成果というに相応しい2作品でした。

 卒業生代表として芸術教養学科の卒業生からのスピーチがありました。その中で印象的だったのは、仕事をしながら時間を作って勉強したことで「自由」になった、というお話しでした。時間がぎゅうぎゅうになって身動きが取れなくなるのではなく、自分自身で学習の時間を作りそこを生きることで「自由」を得たという経験は、自律的な大人の学びそのものなのだと思います。

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 この卒業式の前日には、「ホームカミングデー」の行事があり、通学部、通信教育部問わず、全国から数多くの卒業生が大学に集まりました。卒業生のその後の成果が紹介されるとともに、卒業生のこれからの活躍のための、大学による支援策などが発表されました。

 芸術教養学科の卒業生たちは、それぞれの地域でモノを見つけ、コトを起こす人々だと思います。これからも相互に連携するとともに、本学ともつながりながら、面白く生きていってほしいと思います。

 

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2016年10月24日  授業風景

【陶芸】大学院のスクーリング紹介

みなさん、こんにちは。

陶芸コースの清水六兵衞です。

 

このブログは学部(4年制)の紹介をするものですが、陶芸コースでは学部から大学院へ

進んで研究を続けられる方がたくさんおられます。そこで今回は、大学院陶芸分野のスク

ーリングの様子を少し、お伝えしたいと思います。

 

M1生(マスター1年次)の課題は石膏ロクロによる石膏原型と磁器の鋳込み成形です。

ロクロを使って設計図通りの形を作ることができます。一般的には土で原型を作り石膏で

型取りしますが、石膏原型をロクロを利用して作る、という技法です。これは学部では経

験できない技法になります。学部では押し型成形による基本的な石膏の扱い方を修得しま

す。担当の櫻井靖子先生はこの技法をフランスのリモージュで制作されていた時に習得さ

れました。

 ①

 

先ず、石膏を水に溶かします

②

水に溶かした石膏を撹拌します。担当の櫻井靖子先生がデモンストレーションされています。

③

撹拌することで適度な硬さになったら、型枠の中へ流し込みます。

④

石膏が固まったら石膏カンナで削っていきます。石膏が柔らかいうちに削るのが

ポイントです。硬くなると削るのが大変。

⑤

⑥  :木の棒を支えに手を固定して石膏を削ります。

⑥

原形だけでなく、石膏型、鋳込み口もロクロ上で作り、削りだしていきます。

⑦

M2生は修了制作展に向けての各自の制作を進めています。手びねりで作る人、タタラで

作る人など自由な方法で、作品を制作していきます。

 ⑧⑧ (2)

⑧ (3)⑧ (4)

大学院では、学部とは違い自身で課題を作り制作に臨みます。個性の異なる複数の教員から、

それぞれの課題ごとに個別指導を受けたり、外部講師として、作家、研究者、ギャラリストに

よるレクチャーを受けたりもします。

そして技術の向上を目指しつつ、多様な表現力を身につけていきます。

 

制作は学部の4年(2年)だけのものではなく、その先も続くものですので、大学院も視野に

入れ、大学でしか経験できない陶芸を学んでみませんか?

 

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2016年10月21日  授業風景

【写真コース】「写真Ⅳ-1(デジタルフォト)」

写真コースで「写真Ⅳ-1(デジタルフォト)」のスクーリングが行われました。
この授業はデジタルカメラのRAWデータでの撮影の仕方からデータ調整、プリントアウトまでの出力の流れを学ぶものでした。1年次の「デジタル基礎」という授業からさらに先へ進んだ詳細を学ぶ内容です。みなさん写真を撮るという行為は日常化しつつあるなか、まだ「なんとなく」で済ませてしまっていた点をより明確にしていくことになりました。
 
まずは講義から。
デジタル基礎で学んだことのおさらいもきちんとふまえていきます。
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今回メインとなるのはRAWデータの取り扱いです。普段JPEGでしか撮影していない方もJPEGとRAWデータの違いを学び、RAWデータで撮影するメリットを知る重要なレクチャーとなりました。
初めて知る、より写真のクオリティを上げていくための撮影方法について学んだあとは撮影実習です。撮影をして体得していくしかありません。
この授業は外苑キャンパスでは9月末と10月に2回行われ、学生の皆さんのご都合に合わせてどちらかを受講することができました。今年度はあいにく大雨の9月、晴天の10月となりました。
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撮影してはその都度カメラモニターで確認です。いままでは何となくモニター確認していたという方が多かったようです。今回からヒストグラムを見てどういう写真かを判断していきます。
 
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ヒストグラムを見てどういう写真になっているかを判断するには経験が必要です。分からない点は先生に相談して理解を深めていきます。
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撮影後はパソコンでデータ現像です。
撮影した写真を見ながらより表現したい1枚にするため様々な調整をしていきます。
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パソコンで調整して今度はそれをプリントアウトします。
出力されたプリントを見てさらにより良くするために再度調整、プリントアウト。これを繰り返し1枚の写真の細部にまでこだわる練習をしました。
 
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そして途中経過の状態で発表しアドバイスを受けていきます。
上手くいかない点、もっとやりたいことがあるのにやり方が分からない点などを詳細に教えてもらい、再度作業を進め時間内でできる限りのプリントを作っていきました。
_MG_3009_MG_3056
撮影、パソコン調整、プリントまで感覚でやっていたことがより具体的に学べる絶好の機会となりました。
2日間という短い中での濃密な授業内容は授業時だけで完結するものではなく、これか

ら毎日写真を撮っていく中でみなさんそれぞれが更に理解を深めていける材料となるものでした。
 
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