通信教育部

2017年7月

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2017年7月28日  授業風景

【芸術教養学科】手のひらから溢れ出る学び

 こんにちは。芸術教養学科の野村朋弘です。

 芸術教養学科と、他の芸術学科・美術科・デザイン科との最大の違いは何か、と問われれば、スクーリング科目の有無に尽きるとお答えします。

 スクーリング科目とは対面の集中講義のことです。教員と学生とが直接対面して授業を行います。

 芸術教養学科は対面授業がありません。代わりに動画とテキスト、そして学内SNSでの補足説明で学ぶWS科目(webスクーリング)があります。

 学科の理念やカリキュラムもさることながら、学びたい、しかし、週末などに学びの時間を確保出来ない、京都や東京まで出向くことが難しい、といったニーズに応えた特色ともいえましょう。

 

 芸術教養学科の学科専門教育科目の多くがWS科目であり、学科の骨格となるカリキュラムを動画やテキストによって学ぶことが出来ます。

 WS科目は4-6月の春期、7-9月の夏期、10-12月の秋期、1-3月の冬期と、4学期制をとっており、ちょうどいまは夏期の科目が開講されています。

 私が担当している文化・伝統に関する講義群では、芸術教養講義7や9という科目が開講しています。芸術教養講義7は年中行事や人生儀礼、口承文芸などといった歴史的なイベントや伝承文化についてを学び、芸術教養講義9では、コレクション蒐集の歴史について学びます。

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 こうしたインターネットを利用した学習形態により、芸術教養学科は「手のひら芸大」とも称しています。タブレットやスマートフォン、PCなどで、どこでもいつでも学ぶことが可能です。

 しかし、「手のひら」とはあくまで手段、学習方法であり、学びの本質は、直接的な対面授業のある他学科や、更には通学部とも異なりません。学びとは常に手から溢れていきます。

 そう、学びに窮はないのです。

 

 インターネットを利用し、オンラインで学んだことを更に深めていく、広げていくための一助として、京都・大阪・東京などで開講している藝術学舎の講座があります。

https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/

 

 藝術学舎は、誰でも参加できる公開講座なので、芸術教養学科の在学生はもちろんのこと他学科の学生・卒業生、また一般の方も受講できるものです。

 藝術学舎では、芸術教養学科の学びを更に深めるため、カリキュラムにある科目の設計や執筆にも加わって下さった先生にご出講頂いています。

 夏期でいえば、芸術教養講義7に関わって頂いた佐伯和香子先生による「昔話の世界-異類婚姻譚を中心に」が開講中です。

https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/stgg/coursedtls/courseDetail/G1721105

 

 昔話という、とても身近なテーマについて、実際の昔話を取り上げて読みながら歴史や奧深さを理解していきます。講座では、このように佐伯先生が昔話を語りつつ、解説を加えていきます。

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 佐伯先生の講座は、既にスタートしているため、これから受講することはかないませんが、その他も多種多様な講座を用意しています。

 また、8月1日からは藝術学舎のサイトで、秋期の講座を公開致します。

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 秋期の藝術学舎も芸術教養学科に関わる講座も多くあります。

 幾つかご紹介いたしますと、東京では、日本の伝統文化と中国の文化との関わりを知る「紫式部たちは何を読んでいたのか?」などがあります。大阪では「近代日本と伝統文化」などが開講します。

 更に文化・伝統だけではなく、デザイン思考に関わる「ソーシャルデザイン研究」や「現在デザイン史」なども用意されています。

 

 手から溢れ出る「知」を愉しむ。

 学科を知る「とば口」としても、藝術学舎の講座はお勧めです。ぜひ、サイトでどのような講座があるか覗いてみて下さい。

 

 

芸術教養学科|学科・コース紹介

過去の記事はこちら

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2017年7月25日  授業風景

【空間演出デザインコース】「モデル・メイキング」と「ライティングデザイン」

こんにちは。
コース業務担当非常勤の岡本です。

 

空間演出デザインコースでは、まだ見ぬ豊かな生活空間の創造をめざし、領域を横断したモノ・コト・空間(場)のデザインを学んでいきます。

そのため、スクーリング科目においても、バリエーション豊富で多様な内容に取り組むことになります。

 

この7月に京都瓜生山キャンパスにて開講する、空間演出デザインコースのスクーリング科目は、以下の4つです。

 ・1年次の科目、空間演出デザインⅠ-3「モデル・メイキング」
 ・2年次の科目、空間演出デザインⅢ-3「実空間の想像と創造」
 ・3年次の科目、空間演出デザインⅤ-3「ライティングデザイン」
 ・3年次の科目、空間演出デザインⅤ-6「空間体験のデザイン」

 

模型をつくったり、空間を考えたり、光について学んだりとさまざまな内容です。
さて今回は、この中ですでに開講された「モデル・メイキング」と「ライティングデザイン」をご紹介しますね。

まずは1年次科目の「モデル・メイキング」です。

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1、2年次には、デザインの基礎を学びます。
1年次科目のモデル・メイキングでは、モノや空間のデザインを行うにあたってとても重要な「模型」について、そして「模型づくりを通じたデザインの考え方」について学んでいきます。

 

模型というのは、他の人に自分のデザインを伝えるためのツールですが、そうであるとともに、デザイン構想を練っていくための方法でもあります。
このモデル・メイキングではマンションの一室を構想し、模型を作っていきます。

 

まずは先生から、模型製作の基本手順や、素材や技法などの講義を受けました。
その後、2日間という限られた時間の中で、1/50という縮尺での模型を作っていきます。

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つくる模型はマンションの一室とはいっても、住居としての空間である必要はありません。
自分の理想の部屋をはじめとして、コンサートホール、カフェ、ジム…など、受講生はさまざまな空間を具現化していきます。

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みなさん魅力的なアイデアに溢れています。
しかし、はじめて模型をつくる科目です。なかなかすんなりとはいかないことも多い様子でしょうか。
頭の中や、イメージスケッチでは問題の無かった部分でも、具現化すると問題が見つかることも多々。
「これでは階段を登っていくと、天井にぶつかるじゃないか!?」というのは、このスクーリング中に毎年恒例のように出てくる問題ですね笑
本物のモノや空間を作るまえに、模型のうちに問題点を洗い出して、解決しておくと、デザインがどんどんと良い方向へと改良され、研ぎ澄まされていきます。

 

模型づくりには、このような問題の発見だけではなく、新たなデザインの発見という一面もあります。
模型を作っていると、考えていたデザインからどんどん変わっていくことが経験できます。
「この壁はここに配置したほうが広く感じるかも」だとか、「お?この切り落とした端材、使えるなぁ」だとか。
実際に目で見て確認しながら、デザインを練っていく作業ですね。

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そんな一筋縄ではいかない紆余曲折を経て、ひとり一室で作ったマンションの部屋は、大きな木組み模型へと組み込んでいきます。

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こうして、みんなで一つのマンションが完成しました。
そのマンション模型を、前にしながら最後は講評会です。

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講評会では、自分の作品について簡単にプレゼンテーションを行いました。
自分の作品だけではなく、いろんな人のアイデアがつまった作品を見て、話が聞けるということはスクーリング科目の醍醐味ですね。
とても参考や刺激になる有意義な時間です。

 

さて、

次に開講された科目は、3年次の「ライティングデザイン」です。
1、2年次で学んだデザインの基礎を土台として、いよいよ3年次では空間(場)・モノ・コトに特化した内容へと踏み込んでいきます。

 

ライティングデザインは空間のデザインです。光をもちいた空間の演出方法について学びます。
空間演出デザインコースでは、この「ライティングデザイン」の他にも「あかりのデザイン」というスクーリング科目もあります。
どちらも光について学んでいく科目ですが、対象が異なります。
「あかりのデザイン」では、照明器具自体がデザインの対象となるものです。
一方、この「ライティングデザイン」では、照明器具ではなく、照らされる空間をデザインするというものです。

ライティングデザインではまず、事前課題で考えてきた自分のイメージする空間を、先生と面談して方向性を確認します。
そして、空間の模型製作を行います。

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1年次に学んだ模型づくりが3年次でも活かされてきますね。
事前課題である程度のイメージは持っているとはいえ、3年次ともなると、みなさん考えると同時に手を動かされている様子です。

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発泡素材のカットには、ヒートカッターが便利です。

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作った模型には、青色と白色のLEDを用いて、空間演出のシミュレーションを試みます。
照らされる光とともに、その結果生まれる影もまた重要な要素です。
美しい空間になるよう、模型づくりと暗室でのシミュレーションを何度も繰り返してどんどんデザインの質を向上させていきます。

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模型で確認できることはとても多いです。光や影の効果もその一つですね。

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照らし方や、照らす位置を変えるだけでも、ずいぶんと印象が変わりますね。
頭の中で描いただけで美しいデザインが完成すると、とてもラクかもしれませんが、実際に手を動かして試していくことではじめてデザインにリアリティが生まれ、いろんな検討ができるようになります。

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みなさん試作と検証を重ねて、デザインをどんどんと改良していっておられました。

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完成したら暗室に全員の作品を並べて部屋の明かりを消した中での合評です。
その作品のイメージの源となった音楽を聴きながら作品制作を振り返りました。

 

というわけで、
今回は「モデル・メイキング」と「ライティングデザイン」のスクーリングをご紹介しました。
京都の瓜生山キャンパスだけでスクーリングが4つと、なんとも盛り沢山な7月ですが、残りの科目「実空間の想像と創造」、そして今年度からの新科目「空間体験のデザイン」はまだこれから。
スクーリングレポートもまた追って掲載させていただきますね。

 

さて、8月12日(土)には空間演出デザインコースの公開特別講義もあります。
『「流行」を、科学する。 -デザイナーの発想の在り処-』というテーマで、作家・デザインビジネスコンサルタントの松宮宏先生にお話いただきます。
時間は18:00〜19:30、場所は京都瓜生山キャンパスのNA413教室です。
どなたでも無料で受講いただけますので、奮ってご参加くださいね。
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2017年7月21日  授業風景

【染織コース】卒業制作(染クラス)スクーリング

71日から3日にかけて、染織コース(染クラス)の卒業制作のスクーリングが行われました。

 

卒業制作(織クラス)は制作の段取りもあり、少し前にスクーリングは行われました。

今回は卒業制作(染クラス)です。

 

前期の審査に向け大学で制作を行います。

型染、ロウケツ、絞り、友禅、等々各自のイメージに沿った技法で制作が続きます。

 

型染の作品です。型紙を彫上げ、さあこれから糊置きです。

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モチーフは、粘菌だそうです。手を伸ばし、いっぱい集まった様は動きを感じます。

今回は紗枠を使い、丁寧に糊置きを行いました。

 

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こちらは絞りの作品です。染め分けされた生地に絞りが施されました。たくさんのサンプルをもとに、本制作の構成を考えます。面白いサンプルがたくさんありますね。

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型染の作品の染料ノートです。色差しの前にどの場所にどのような色を挿すか、考えます。

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計画書を見ながら慎重に色挿しを行います。

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だいぶ進みました。染料の付け過ぎは厳禁です。慎重に、慎重に

 

ロウケツの作品です。

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ロウ置きの後、エッチングの技法でロウを置いたところに針で形を彫って行きます。

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エッチングの部分が彫り終わりました。

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染めたところです。

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大きなゆったりとした形の中に、繊細で鋭い線の形が表現されています。

ロウを落とすとどのような作品になるのでしょうか?

 

8月の審査に向け、これから最後の仕上げが待っています。パネルに貼る方、タピストリーの形にする方、形態は違いますが、作品に対する思いは同じです。

 

教員全員、とても楽しみにしています。

暑い夏に負けず、頑張っていきましょう。

 

 

染織コース 高木光司

 

 

 

 

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染織コースブログ

 

 

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2017年7月19日  イベント

【芸術学コース】「過去への回帰(return)ではなく未来への眺望(prospect)の場」としての同窓会 -芸術学コース「第二回の同窓会」の開催のあとで-

 先の七月一日、芸術学コースの第二回の同窓会が「ホテル日航プリンセス京都」で開催されました。お世話いただいた幹事のみなさまには心より感謝を申しあげます。

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 ちょっと歴史を振り返ってみます。

 芸術学コースは、1998年に通信教育部の開学と同時に開設されました(来年で二十周年を迎えることになります)。その後、2002年には歴史遺産コースが、2009年には文芸コースが、2012年には和の伝統文化コースが、いわば「のれん分け」の形で独立していきました。芸術学コースは、その意味で、芸術学科の「母胎」ということができます。「母胎」ですから、開設当初のカリキュラムは、芸能よりのもの、文学よりのものなどもふくめて、より多彩な科目から構成されていました。開設科目数もより多くありました。ただ、「のれん分け」をへたあと、多彩な科目の再検討をし、カリキュラムの改革をすることは、喫緊の課題ともなりました。

 そこで、2015年、改革が敢行されました。基本方針は、コースとしてより独自性をうちだすこと、学科全体のバランス(棲み分け)に留意することでした。また、「根こそぎの」改革ではなく、継続性にも大いに配慮しなければならないと考えました。実際の改革の作業上の手続きは、既存の科目に「統合」「圧縮」「転出」などの操作をくわえることによって進んでいきました。できたのが、現行のカリキュラムです(移行期をもろに体験された学生さんのなかには、戸惑われたかたもいらっしゃったかもしれませんが、この場をおかりしまして、あらためて、ご理解のほどをよろしくお願いいたします)。新しいカリキュラムは、より体系だった見やすいものになっていると思います。現在、芸術学コースの在校生数は336名、卒業生数は2438名です。

  第二回の同窓会は、以上のようなコースの経緯をふまえて開催されました。来年で二十周年を迎えるということもあり、いろいろな意味で、時宜をえた、開催の運びだったと思います。あらためて幹事のみなさまには御礼を申しあげます。

 

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 さて、ここで、通信教育部芸術学コースの「同窓会」というのはどのような意味があるのか、どのような可能性があるのかなどについて、「通信」ということと「芸術学」という言葉にしばらくこだわって、私なりに考えてみたいと思います。

 まず、「通信」ということです。「通学」に比してどうでしょうか。「通学」の同窓会では、思い出話に花咲くことだと思います。卒業生たちは、過去への懐旧(nostalgy)の念に浸ります。それが可能なのも、彼らには、人生のプロセス(歩み)のなかで、そこから社会人へと巣立っていったという、共通した始点があるからです。回帰すべき共通の原点があるからです。「通信」の場合、学生たちは、むしろ、すでに社会人として歩んできたまちまちの歩調のなかで、まちまちに入学され、まちまちに卒業していかれます。その意味で、はじめから、そこから社会人へと巣立つたという、回帰すべき同一の始点や原点はありません。「同窓会」は、したがって、過去への回帰(return)の場というよりも、未来への眺望(prospect)の場ではないでしょうか。焦点は過去によりも未来にあります。「同窓会」は、これからの人生の花咲く場、そこにおいてあらたなリスタートがうながされる、そのつどそのつどの「結節点」ではないでしょうか。

 

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  次に「芸術学」という学問についてです。他の一般の学問は、多くの場合、生活の手段としての学問です。薬でたとえますと、必要なときに飲む「頓服薬」です。したがって、必要でなくなれば、あるいはどこか片隅にでも片付けられてしまいかねない学問です。ひきかえ、「芸術学」はつねに生活とともにある学問です。薬でたとえますと、「常備薬」です。いつなんどきも、生活に必携の学問です。いまもみなさまのなかに生きている学問です。生きているはずの学問です。

 ですから、「通信」ということと「芸術学」ということとを合わせて、通信教育部芸術学コースの「同窓会」について、次のようにいうことができるのではないでしょうか。「寄り集い、交流し、そこで、生涯現役であるべき芸術的感性を磨き合い、各人が、未来の芸術(芸術的生活)にむけて眺望(prospect)を更新していく、リスタート(再出発)の場」と。このような「同窓会」は全国のどこにもありません。まったくあたらしい形態の「同窓会」が生まれつつあるのです。

 

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  とにもかくにも、芸術学コースの、学生・卒業生・教員・職員からなる集団は、素晴らしい可能性を秘めた集団です。多地域・多世代・多価値の多様性の標本のような集団です。そのようなことからも、「同窓会」が今後どうなっていくのか、とても楽しみです。研究室としましても、いろいろな仕掛けを構想するなどして、できるかぎりの尽力はしたいと考えています。

  くりかえしますが、こうした「同窓会」が開催できましたこと、うれしいかぎりです。これまで力を注いでくださった方々の気持ちの結晶です。さらに、さらなる結晶が結ばれるであろうことを期してやみません。

 ありがとうございました。

 

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芸術学コース主任 梅原賢一郎

 

 

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京都造形芸術大学通信教育部 芸術学研究室が運営しているツイッターもぜひご覧ください。

芸術学コースのつぶやき@geigaku4

 

芸術学コースコースサイト Lo Gai Saber|愉快な知識

 

芸術学コース |学科・コース紹介

 

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■芸術学コース主催イベント「第一回 芸術をめぐる(おいしい)お話の会」のご案内
芸術学コースでは、梅原賢一郎先生が主催する勉強会を今年度より始めます。
毎回、ゲストスピーカーをお招きし、芸術をめぐる(おいしい)お話をしていただきます。
梅原先生曰く「(おいしい)とは(おもしろい)ということでもあり、拝聴するだけで、芸術が好きになり、感覚が豊かになること必至のお話です(そうなることを望んでいます)。(おいしい)ということにちなんで、参加者は、となりどうしが交換できるほどの粗菓などを用意していただくと幸いです(もちろん手ぶらでも大歓迎です)。会の終了後は、親睦の宴席を予定しています。」とのことです。
事前申込不要、参加無料でどなたでもご参加いただけます。皆さまのご参加をお待ちしています!

 

日時:2017年10月7日(土)14:00~17:00
場所:京都造形芸術大学瓜生山キャンパス(教室は当日掲示)
内容:1、「感覚の豊かさとはなにか(おいしいお話①)」(梅原賢一郎)
   2、「「観る」ものと「観られる」もの(おいしいお話②)」(松原哲哉:常盤大学)
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2017年7月14日  授業風景

【ランドスケープデザイン】ランドの「いろは」は「ランドスケープデザイン総説」にあり

みなさん、こんにちは。通信教育の大きな楽しみはスクーリングにあると、多くの在学生が答えます。それには、授業内容の新鮮さ、わかりやすく興味をかき立てる教員指導、普段は気にしていないあるいは新たな視点から観て体験する学外実習など、さまざまな要因があると思います。

 

スクーリングは6月から本格始動してゆきます。今月のブログでは1回生の授業、環境デザイン「ランドスケープデザイン]I-1」(ランドスケープデザイン総説)を紹介したいと思います。

 

この授業では生態学やデザインに関する考え方、また日本庭園の時代背景や実際の作庭、さらには樹木および植栽デザインについて、といったランドスケープデザインを学ぶにあたっての基礎を学びます。

それを2日間にぎゅーっと詰めるわけですね。実に贅沢な時間です。

 

さて、早速学生の様子をのぞいてみましょう。

まずは1日目の講義の様子から。東京の庭園概論=江戸時代の大名庭園位置を古地図に確認し、現在の庭園や公園位置と照らし合わせてみます。様々な発見とともに、古のロマンを感じるひと時です。

① 1回生 IMG_3601高崎先生

次に講義に出てきた公園へ出向きます。ランドスケープデザインの特性の一つに、樹木をはじめ生き物について、その名前・生態・関係あるいはその管理などについて学ぶという生態学があります。学生たちは、公園にて樹木の名前・特徴を実習で学びます。

② 1回生 IMG_3640代々木公園 樹木実習

そして、スケッチ作成です。ランドスケープデザインにおいてスケッチは必須です。樹木特性を覚えるコツともなります。

③ 1回生 IMG_3668

この授業は新入生にとって、前回紹介した「環境デザイン概論[ランドスケープデザイン概論]」(スターター)に続き、ランドスケープデザインに関する「いろは」が詰まった大切な授業です。

今後も製図や身体測など、興味深いスクーリングが開講されてゆきます。大いに楽しみ、期待してください。

 

 

ランドスケープデザイン:教員 髙梨 武彦

 

 

 

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