通信教育部

2017年10月

  • LINEで送る

2017年10月20日  授業風景

【建築デザインコース】「環境デザイン[建築]I-1(フィールドワーク)」

みなさんこんにちは。建築デザインコースです。

今回は、9月末に行われたフィールドワークの授業をご紹介します。
この授業は大学の校舎を出て実際に見学しながら建築や都市について考える授業なのですが、この日は関西の住宅編ということで、普段あまり見ることのできない建築家が設計した住宅を中心に見学してきました。

戸建て住宅と庭を積み重ねたような外観

戸建て住宅と庭を積み重ねたような外観

まず最初に訪れたのは大阪ガスさんの社宅でもある実験集合住宅「NEXT21」。
「100年以上住み続けられる街のような建築」がそのコンセプトで、個々の住戸は間取りを自由に変更できることや、設備配管のメンテナンスをしやすくしたことなどが大きな特徴です。

床下の設備配管を覗ける共用廊下は、実験建築ならでは

床下の設備配管を覗ける共用廊下は、実験建築ならでは


大阪ガスの職員の方が丁寧に説明してくださりました

大阪ガスの職員の方が丁寧に説明してくださりました


屋上では小さな動物の飼育実験も行われているそうです

屋上では小さな動物の飼育実験も行われているそうです

共用廊下や屋上には緑がおい茂り、風が通り抜けとても大阪市内の都心とは思えない環境です。屋上では実験を兼ねて家庭菜園などもされていて、野鳥の憩いの場にもなっているようです。

住戸内の見学

住戸内の見学

18戸ある個室はそれぞれ独立していて、竣工年代、設計者、コンセプトともにバラバラなのですが、たまたま空室だった「自立家族の家」(シーラカンス、1992)の中も見せていただくことがでました。社会と繋がるのは家族(=LDK)ではなく個人(=個室)であるというコンセプトの元、個室を介してしか共用廊下からLDKに入ることのできない独特の間取りで、当時の若き設計者達のラディカルな思想が具現化された住宅に学生の皆さんも興味津々の様子です。

日本橋の家(安藤忠雄)

日本橋の家(安藤忠雄)

次に向かったのは安藤忠雄さんが90年代に設計した「日本橋の家(金森邸)」。細長い敷地に建つ4階建ての元住宅で、最近ギャラリーとして生まれ代わりました。中々見ることのできない安藤さんの住宅建築に皆さんの空気も緊張感が漂います。寸法や目地割り、左右対称などに古典的な美意識にこだわりながら、ダイナミックな吹抜けや回遊性を意識した階段などを、1年生のこの時期に実際に体験できたのは良かったのではないでしょうか。

中庭で金森さんによる解説

中庭で金森さんによる解説

この日はオーナーである金森さん自ら設計過程や住んでみての感想などを楽しくお話いただき、時間があっという間に過ぎていきました。設計者と施主の幸せな関係に、目から鱗が落ちた方も多かったようです。
偶然、1階のギャラリーで個展をされていた建築写真家の小川重雄さんに快く建築写真の解説していただいたり、本当に有意義な時間を過ごすことができました。

紅葉に色づく前の永観堂は静かで落ち着いていました。

紅葉に色づく前の永観堂は静かで落ち着いていました。


2日目は京都に移動して、永観堂の見学から。

2日目は京都に移動して、永観堂の見学から。

紅葉シーズンには人で混雑する永観堂も、この時期の朝10時頃は人もまばらで静かな雰囲気を楽しめました。建築自体それほど古いものではないのですが、庭と建築の関係素晴らしく、庭屋一如を体験できる場所として再発見した感じです。前日の授業や見学の中でも使われていた「中間領域」という言葉を体感する機会になったという意見もありました。

敷地の形状に沿ってつくられた階段

敷地の形状に沿ってつくられた階段


日本建築では珍しい空間

日本建築では珍しい空間


蟇股(かえるまた)から外が見える

蟇股(かえるまた)から外が見える

永観堂から徒歩で向かうは本学部大学院の教員もつとめる横内敏人先生の事務所。建築の設計をしている者なら一度は訪れてみたい場所です。

建築雑誌等でも度々目にする横内事務所

建築雑誌等でも度々目にする横内事務所


昔に提案した木造高層建築を説明する横内先生

昔に提案した木造高層建築を説明する横内先生


素晴らしい環境にある建築 既存の樹木を残しながら建築したのとのこと

素晴らしい環境にある建築 既存の樹木を残しながら建築したのとのこと

この日は横内先生みずから、学生さん達に木造の美意識や環境との共生、本物の建築とは何か、など貴重かつ分かり易い話をしていただきました。設計者の美学がつまった空間で設計者の話を聞けたことで、教室のスライドでは決して得られない情報を得られたのではないでしょうか。学生さん達の感想をみると横内先生の想いがしっかり伝わっているように感じました。

自然の中に佇む美しいプロポーションの住宅

自然の中に佇む美しいプロポーションの住宅


スケッチする学生たち 2日目の最後まで真剣です。

スケッチする学生たち 2日目の最後まで真剣です。

最後に訪れたのは、今年重要文化財にもなった聴竹居(藤井厚二 1928)。この時代を代表する住宅です。ヨーロッパのデザインや生活様式と、畳や網代天井といった日本のデザインをうまく組み合わせたデザインセンス、現在でも珍しいアースチューブを環境共生住宅、大工を自ら雇い毎日やりとしながらこだわったディテールなど、見どころ満載です。

今回見た建築は、時代も考えも様々で、所謂一般的な住宅と異なります。もちろん良いと感じた面もあれば、あまり良く無いと個人的に感じた点もあるでしょう。でも共通して言えることは、これらの住宅建築が周囲の人々に愛され、なんとか後世に残したいと思われていることだと思います。
最後になりましたが、この授業のためにご協力いただきました関係者の皆様、本当にありがとうございました。学生さんたちは今回経験した建築や空間、そして関係者の皆様の笑顔を記憶にとどめながら、勇気を持って設計をしていきましょう!おつかれまでした。

 

最後に、特別講義のご案内です。
建築デザインコースでは建築家を招いて特別講義を年に4回開催しています。聴講無料、事前申込なしでどなたでも聴講していただけますのでお越しください。

日時 2017年10月28日(土) 18:30 ~ 20:00 (18:00 開場)
テーマ:建築の修景
講師:六角鬼丈 (六角鬼丈計画工房 代表 /東京藝術大学名誉教授/臨床美術学会 顧問)
会場:京都造形芸術大学 外苑キャンパス

日時:2017年11月18日 (土)18:30 ~ 20:00 (18:00 開場)
テーマ:風景の発掘
講師:土井一秀 (建築家・近畿大学工学部建築学科 准教授)
会場 京都造形芸術大学 NA401教室
https://air-u.campus.kyoto-art.ac.jp/course/kenchiku/ja/lecture/lecture.php?id=104&c=17

 

 

「秋の一日体験入学」申込受付がスタートしました!

建築デザインコース

プリミティブ・エンヴェロープ 2017

日時:2017年11月12日(日)  12:00~16:00
会場 京都造形芸術大学

お申し込みはこちら

 

 

建築デザインコース | 学科・コース紹介

 

 

  • LINEで送る

2017年10月20日  授業風景

陶芸Ⅱ−2 食卓の風景/外型と内型

皆さんこんにちは、陶芸コースの西村です。 今回は1年次のスクーリング風景をご紹介します。 このスクーリングでは、石膏型を用いた泥漿鋳込という技法でカップを制作します。石膏は原型の細やかな表情を忠実に写し取ることができますし、泥漿鋳込技法は作品を薄くつくることが出来るのが特徴です。

素焼が終わったカップの縁をなめらかにサンドペーパーで仕上げます。
陶芸写真001 陶芸写真002

 

仕上げが終わったら、次の工程は施釉です。青白磁釉をカップに施釉します。
陶芸写真003

施釉が終わったら電気窯に窯詰して還元焼成で約17時間焼成します。還元焼成とは電気窯にガスバーナーで炎をいれて炉内を不完全燃焼の状態にして釉薬に含まれている鉄分の色を変化させる焼成方法です。

焼成が終了したら24時間以上冷却して窯出しです。 土で作られた作品が窯の蓋を開けると劇的に「やきもの」に変貌しています。窯出は陶芸の工程の中で一番楽しみな瞬間だと思います。

陶芸写真004 陶芸写真005

陶芸写真006 陶芸写真007

窯を冷却している間におこなわれている「ガラス工芸実習」の作品を紹介します。フュージングというガラスの技法を使い、カットした板ガラスを電気窯の中で少し溶かして器にします。同じ電気窯を使用しても素材が変われば表現も変わります。
陶芸写真008 陶芸写真009

陶芸の宿命とは言え、どれだけ丁寧に制作していても思ったような色がでなかったり、作品にひびが入ったり、割れたりすることもあります。その分、狙い通りにうまく焼けたときの喜びは格別なものです。

 

 

陶芸コース|学科・コース紹介

陶芸コースブログ

 

 



【秋の京都で1日芸大生】秋の1日体験入学受付中!


陶芸コースの体験授業は「石膏型による器の制作」。
陶芸には色々な成形技法がありますが、今回は石膏型を使う技法を紹介したいと思います。
石膏型には内型、外型、泥漿鋳込など色々な技法がありますが、今回は、その中から内型を使った成形技法を体験。実際に石膏型を制作し、出来上がった石膏型に土をはりつけ器へと仕上げ、石膏型でなくては表現できない技法の特性を体験していただきたいと思います。

 

授業名 :石膏型による器の制作
開催日 :11/12(日)12:00〜
担当教員:清水六兵衞、西村充、吉村敏治
持ち物 :エプロン、タオル、筆記用具、メモ

 

詳しくはこちらから ↓
http://www.kyoto-art.ac.jp/t/1day_autumn/

  • LINEで送る

2017年10月20日  授業風景

【和の伝統文化コース】10/13~15実施「伝統文化実践Ⅰ-4 室礼と道具」スクーリング風景のご紹介

通信教育部ではテキスト課目とスクーリング課目が用意されていますが、和の伝統文化コースの魅力といえば、多種多様な伝統文化を体験できる学外でのスクーリングではないでしょうか。

 

 

10月、11月はスクーリング課目が多く集中しており、学外での見学や実習の機会が多いので学生の皆さんも楽しみにしていることと思います。

 

 

今月の13日・14日・15日の三日間にかけて、「伝統文化実践Ⅰ-4 室礼と道具」が開講されました。

 

13日には、人気の高い見学先のひとつ、山田松香木店での実習がありました。

 

 

 

 

koubokudo1

 

この授業では、興味はあっても普段なかなか目にすることの出来ない香づくりの裏側について、珍しい香木などを直接見ながら学べるとともに、香道の体験と香づくりの体験が出来るとても充実した内容となっています。

 

今回は、匂香・塗香(ずこう)・練香づくりに取り組みました。

 

まず匂香ですが、匂袋の中に入れて嗅ぐもので、これは現代人にはいちばん使いやすいかもしれません。

 

塗香は僧侶などが用いた香で、身体に直接塗りつけて使用します。

 

最後に練香は、練って丸薬状に固めたお香で、直接火をつけるのではなく香炉の上で熱して用います。

これは平安貴族が「薫物」として使っていたお香とされています。

 

実習では数人ごとに分かれて座り、10種類以上ある香料の瓶からその場で香料を混ぜながら作っていきました。

練香の場合はそこに少量の灰と蜜を混ぜて練ります。

 

 

koubokudo2

koubokudo3

 

麝香や肉桂、安息香など聞き慣れた香料から初めて名前を聞く珍しい香料まで、それぞれの香りを嗅ぎながら混ぜてゆき、完成された香りが出来上がる過程はとても楽しく、勉強になりました。

 

 

また、匂香を作る際には匂袋の紐の結び方も指導してもらいましたが、ひと手間かけて自分の手で作品をつくる楽しみが味わえました。

 

koubokudo4

 

 

講義では源氏物語に登場する香の話や、香木にまつわる資料や逸話などについて専門家ならではの貴重なお話を聞くことが出来ました。

 

香木を保存するのにも竹の皮を使用した専用の包みを用いるそうで、それも貴重なものだということです。

 

こういった話からは、伝統を受け継ぐ老舗の香木店の苦労も知ることができ、興味深かったです。

 

香木店社長の山田英夫先生をはじめ社員の方々が専門的な説明を交えながら丁寧に指導してくださり、終始和やかな雰囲気の中で有意義な時間を過ごしました。

 

 

新しくリニューアルした和の伝統文化コースサイトでコースの様子をご覧いただけます。

7月に実施した聞香体験の様子も掲載しております。

季節感のある情報などお楽しみいただけますのでぜひご覧ください。

 

 

和の伝統文化コース コースサイト

 

 

和伝コースサイト

 

 

学科コース紹介|和の伝統文化コース

 



【秋の京都で1日芸大生】秋の1日体験入学受付中!


和の伝統文化コースの体験授業は「花道のデザイン」。
日本の伝統文化にはさまざまなものがありますが、花道(いけ花)はその代表的存在と言ってもよいでしょう。この花道の文化では多くの場合、花のかたちに決まりがあります。いわゆる「型」です。この「型」は決して適当に決められたわけではなく、室町時代から続く花道の歴史が背景にあります。今回の体験授業では、この花道の「型」がどのような文化的背景から生まれてきたのか、そしてそこにどのような意味が込められているのか、そういったところを初心者にも分かりやすくお話しします。

 

授業名 :花道のデザイン
開催日 :11/5(日)12:00〜
場所  :京都・瓜生山キャンパス
担当教員:井上治
持ち物 :筆記用具、メモ

 

詳しくはこちらから ↓
http://www.kyoto-art.ac.jp/t/1day_autumn/

  • LINEで送る

2017年10月16日  授業風景

【情報デザインコース】言葉を補うグラフィック スクーリング科目「ピクトグラム」のご紹介

こんにちは。業務担当の山崎です。
外苑キャンパスで9/30-10/1に行われた、グラフィックデザインクラス「ピクトグラム」の授業の紹介をします。
写真1
そもそもピクトグラムとは一般に「絵文字」「絵単語」などと呼ばれ、「字がなくてもわかる」世界で通用する、どんな人でも理解できる視覚記号を指します。
トイレの男女のマークや、非常口に設置されている案内表示などは、私たちの日常にも浸透していてよく目にしていると思います。

この授業ではテーマを自分で設定し、それに沿ったピクトグラムを考えます。
どこに使われるものなのか、手に取って見るのか、壁に貼られるのか、対象は子どもなのか老人なのか…実際に使用される背景によっても、表示の仕方は大きく変わってきます。
写真2

写真3
はじめにピクトグラムの一般的な概要と、デザインを作る際の重要な点などのレクチャーがあり、それを踏まえた上で、各々が考えてきたテーマや、設定に基づいたラフスケッチを見せ合いディスカッションを行います。
写真4

写真5
自分が設定したテーマにはどんなピクトが合うのか、グループ内でお互いに指摘をしたりされたり、この段階でかなり積極的に意見交換がされていました。

写真6
写真7
写真8
グループで話し、自分以外の意見も参考にした上でどういった方向のデザインにするのか、その後は全体の前で発表したり、先生とも個別に相談しながら具体的なイメージを固めていきます。
写真9
写真10
ピクトグラムのデザインを考える際に、テーマとは別に「アーバン」や「日本らしい優美な線で」など、自分なりのデザインのコンセプトも一つ決めておくと、複数考える際に一貫性が生まれるとのアドバイスがありました。
また、注意喚起の役割が大きいピクトグラムは、時代に合わせていくデザインとしても目を向ける必要があります。SNSやスマホに関係したものは、ほんのひと昔前にはなかったものですが、マナーが重要視される最近の社会では、これから必要なピクトグラムとして定着していく気がします。
写真11
写真12
写真13
最後に、出来あがったピクトグラムを全て張り出し講評です。
今回は一人につき、一つのテーマから4つ以上デザインを作るので、数も多く壮観です。
こうして張り出すことによって、遠くから見たときにデザインが機能するかもわかりますね。

授業を通してピクトグラムのデザインとは、「どうやったら相手に早く、正確に伝わるのか」というデザインの根本的な、基礎の部分が凝縮されているように思いました。
その為、シンプルでわかりやすいグラフィックが求められる訳ですが、「失敗してもいい。時には作っているデザインをふりだしに戻しても、やり直す事を面倒臭がらずにクオリティをあげていこう」という先生の言葉が印象的でした。

 

 

情報デザインコース 業務担当 山崎

 

 

情報デザインコース | 学科・コース紹介

 



【秋の京都で1日芸大生】秋の1日体験入学受付中!


情報デザインコースの体験授業は「マイキャラクター制作体験」。
企業や商品のイメージを伝えることができる強いコミュニケーション力を持つ存在として、広告やプロモーション活動などで幅広く活用されている「キャラクター」。
クリエイターの発想や制作プロセスを学びつつ、実際にご自身のキャラクターを考えデザインしていただきます。自分を客観的に見つめ、そこから浮かんできたイメージを整理し、見る人に魅力的に伝わる表現を考えてみましょう。

 

授業名 :マイキャラクター制作体験
開催日 :11/11(土)12:00〜
担当教員:河野綾
持ち物 :筆記用具、メモ

 

詳しくはこちらから ↓
http://www.kyoto-art.ac.jp/t/1day_autumn/

  • LINEで送る

2017年10月11日  授業風景

【文芸コース】卒業制作のための第一歩「論文研究Ⅰ-1」

 こんにちは。文芸コースの寒竹です。夏の名残が去ってすっかり秋めいた空気の中、文芸コースでは卒業に向けての最初の関門「論文研究Ⅰ-1」のスクーリングが行われました。

 このスクーリングに参加するためには、卒業制作のための作品を途中まで仕上げて提出する必要があります。
 そして当日は、写真のようにみんなで輪になって、合評会形式でお互いの作品の感想を話しあいます。これは9月24日の京都のスクーリングの様子です。

 

DSC_0245

 「論文研究」という名前ではありますが、多くの人が挑戦するのは小説やエッセイなどの創作作品。生まれて初めて本格的な小説を書くという人も大勢います。

 最初は、みんな緊張して顔がこわばっています。自分の書いてきたものがどんなふうに伝わるのかわからないからです。ですが、誰かが自分の作品について感想を言い始めるととたん、不安は吹き飛んでしまいます。たとえ、足りないところや下手なところがあっても、読む人がそれぞれの感性で受け止めてくれることがわかって、ほっとするのでしょう。このスクーリングが終わるとみんな、作品に向かう姿勢が少し変わります。もっと届くものにしたいと思うようになります。

 書いたものを読んでもらう、それが文芸の最初の一歩なんですね。

 それでは、ここからは伊藤譲治先生にバトンタッチして、東京のスクーリングの詳しい様子をレポートしてもらいます。

 

——–

 

 こんにちは。伊藤です。
 京都に引き続き、東京の外苑キャンパスでも9月30日(土)と10月1日(日)の2日間にわたって、スクーリング科目「論文研究Ⅰ-1」が行われました。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 東京のスクーリングには学生17人と教員5人が参加。1日目の30日は8人、2日目の10月1日は9人がそれぞれ発表を行いました。ある学生は、危険な外来種が繁殖し、「タマゾン川」と呼ばれるようになった多摩川の外来種駆除チームの活躍を描き、ある学生は69歳の女性を主人公にした高齢者の恋愛小説を書くなど、作品のテーマは実にさまざまです。
 高齢者の恋愛をテーマにした作品の合評では、事情通の学生から「中高年の結婚相談所で年下の男性と出会うという設定になっているが、現実問題として、高齢の男性が年上の女性を選ぶことはまずない」という鋭いツッコミが入ったり、「夢のある高齢者恋愛小説にしてほしい」といった要望が出されたりするなど、活発な意見が交わされました。

 また、1日目の最後の時間に、2016年度の卒業生を迎えて、「論文研究」や「卒業研究」の進め方について話を聞きました。卒業生からは「卒業研究まであと14か月しかありません。1日ごとの予定表を作り、ある程度まとまった時間を確保することが大切です。でも、いきづまった時は気分転換も大事です。自分に合った息抜き法を見つけてください」と、経験者ならではの有益なアドバイスをしてくれました。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 「論文研究Ⅰ-1」を終えたみなさんは、執筆を進めて次のスクーリング「論文研究Ⅱ-1」に臨みます。次はどんな作品になっているのでしょうか。少しずつ育っていく作品を一緒に見守ることができるのは、私たち教員の楽しみのひとつです。

 

 

 

文芸コース|学科・コース紹介

 

文芸コース コースサイト

 

文芸コース 主催読書会・合評会のお知らせ

1 2

コース・分野を選択してください

トップページへ戻る

COPYRIGHT © 2013 KYOTO UNIVERSITY OF ART AND DESIGN

閉じる

ABOUT

京都造形芸術大学は、今アジアで最もエネルギーを持って動き続ける大学であるという自負があります。
通学部13学科21コース、通信教育部4学科14コース、大学院、こども芸術大学。
世界に類を見ない3歳から93歳までが学ぶこの大学は、それぞれが溢れる才能を抱えた“プロダクション”のようなものです。

各“プロダクション”では日々何が起こっているのか。授業や取組みの様子、学生たちの作品集や人物紹介。
とどまることなく動き続ける京都造形芸術大学の“プロダクション”の数々。
そこに充満するエネルギーを日々このサイトで感じてください。