- 2013年8月31日
- 日常風景
夏季集中講義!情報デザイン論Ⅱ
現在、大学は夏休み真っ最中ですが、夏休み期間中だけの数日間、
特別におこなわれる夏季集中講義の真っ最中でもあります!
この授業では毎回異なる、デザインの現場で働いておられる方をお呼びし
4日間集中して授業をおこないます。
そんな特別な授業の数日間のうち、1日をご紹介します!
本日は SAKAKI LAB でパッケージ、カタログ、ホームページなど幅広く手がけておられる
サカキ テツロオさんによる授業がおこなわれました。
まず、午前中は2人1組になり
ペアになった相手を取材し、その相手が使用する名刺のデザインを考えます。
ここで2人1組になりペアをつくったことで
自然に、デザインを依頼し客様となる「クライアント」と
クライアントの考えを読み取ってデザインする「デザイナー」という2つの立場が生まれたわけですね!
その後は、実在し代々続いているお煎餅屋さんのパッケージデザインを制作!
単なるパッケージデザインではなく
ここでも「クライアント」と「デザイナー」という関係の中であることを忘れずに
代々販売されているお煎餅の味や良さを変えることなく、さらに良い商品となるように
それぞれパッケージがデザインされていきました。
今回の授業では、ただ単にデザインするということではなく
学生にとって、社会にでてデザインを仕事とするときに必ず生まれる
「クライアント」と「デザイナー」という2つ立場になって考える難しさについて
触れるきっかけになりました。
情報デザインⅡは明日が最後の授業となりますが
いつもの夏休みよりも、スパイスのきいた忘れられない夏休みになったのではないでしょうか!
スタッフ:ハシジ