- 2013年9月21日
- 日常風景
学生作品展に芸工大花澤先生来たる1|特別講義
おはようございます!
今日は秋晴れのいいお天気となりました。
いよいよ大瓜生山祭がスタートです!
いまや恒例行事となった京造ねぶたは学園祭の目玉の一つ。大階段を上がると受賞のキリンちゃんをはじめ、京造ねぶたの力作が来場される皆さんをお迎えしています。
さて、もう一つの目玉、学生作品展。各学科で工夫を凝らした展示がされています。
こども芸術学科は、昨日の内覧会に、東北芸術工科大学美術科の花澤洋太先生をお迎えして、特別講義と合評会をひらきました。花澤先生はパワフルな絵画を制作しながら、多くのワークショップに関わっておられます。
特別講義では、東北芸術工科大学での「芸術と子ども」という授業や、山形にある「こども芸術大学」の取り組み、たくさんのワークショップなどたくさんの事例を紹介していただきました。
聴講していたこども芸術学科の学生も、山形での母と子に行ったワークショップの試みについて質問していました。その学生も、京都のこども芸大で前期に関わった経験があったので、質問が芽生えた様子でした。
本当にたくさんの事例を紹介していただきましたが、興味深かったのはフレーム(型)という概念についてのお話しでした。幼稚園の現場であった、子どもの絵を例にしながらお話しをいただきました。
絵画の矩形、画面サイズもフレームです。そして、ワークショップでの場の設定もフレームと考えられそうです。そのフレームをどのように設定し工夫するかで、子どもの可能性を伸ばすこともできるし、また一方では、型に押し込めてしまうことにも..
このフレームについての話は、後に続く学生作品展の合評でも一貫していました。
作品のサイズやかたちについて、後期に向かっていいアドバイスを頂けたのではないでしょうか!?
学生作品展については、準備期間も含めてすこし紹介します。
はい、ちょっとだけ(笑)。ぜひ実作品を見ていただいてからレポートしたいと思います。
後編に続く。
本日21日から22日まで、大瓜生山祭に、ぜひお越し下さい。
こども芸術学科の今年の展覧会スペースは、NA413、4階です〜。
今年最後のオープンキャンパスでもあります。
NA棟1階、こども芸術学科のブースで、教員が皆さんの来訪をお待ちしています!
(森本玄:教員/絵画)