アートプロデュースコース

インターン報告:NPO法人 BEPPU PROJECT

3回生の松本光史くんが大分県のNPO法人 BEPPU PROJECTにインターンに行ってきました。
そのレポートを紹介します。

 

 

 

 

—————————————————

アートプロデュース学科3回生 松本光史

実習期間:2013年9月10日(火)から9月25日(水)

実習先:NPO法人 BEPPU PROJECT

—————————————————
松本L

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
今回、僕がインターン先に選んだのは、大分県別府市のある「NPO法人 BEPPU PROJECT」です。温泉地として有名な別府で芸術フェスティバルを開催することを目標として掲げ、2005年に発足し、今日まで、現代芸術の紹介、教育普及、人材育成講座などの様々な事業を行い、年間で200本程の企画を取り扱っているそうです。2009年、2012年には「混浴温泉世界」という芸術祭を開催することにも成功しています。

 

 なぜ、ここをインターン先に選んだのか?というと、一つ目は、僕は生まれてからほぼずっと京都にしかいたことがなく、他の土地やそこに根付く文化というものを全然知らなかったので、京都とは全然違う場所に行きたいということです。

 

 そして二つ目は、地域に入り込んで仕事をするということは、そこに住む人達とのコミュニケーションが必須となります。それが仕事を左右すると言っても過言ではありません。プロの人達がどのように地域の人達に溶け込みながら仕事をしているのかを見たかったということです。

 

 

 では実際に僕がどんなことをインターンで行ったかというと、主に事務作業(領収書作り、写真作品のスキャン、アンケート集計など)や、ワークショップのお手伝いです。実際に、プロの人達の仕事を見ていると様々な困難な状況がありました(協賛金がなかなか集まらなかったり、ワークショップの準備が遅れていたりなど)。

 

しかし、そこで瞬時に切り替えて次の方法や手段をスタッフ同士で提案して行動に移していくスピードの速さには驚かされました。そして、アート活動の厳しさも思い知らされました。僕は普段から芸術祭にしても展覧会にしても出来上がったものを楽しむだけなので、何となくアート活動は楽しそうだなという印象を持っていたのですが、非常に厳しい中でやりくりしている様子を見て、常にギリギリの中でいかに生き残り、活動を続けるか?一つのコトを起こすか?ということを考えていないといけないと思いました。

 

 

僕は、今回のインターンでそういったアート活動の実情もそうだけれど、今まで学んできたことがどれくらい通用するか、プロの人達と同じ現場に立ってどれくらい動けるかといた自分のレベルを計ることもできたと思っています。ワークショップの中では、しっかり提案を行なったり、求められることに応えることができたのでその点では自信になりました。

 

しかし、お客様を迎えたときのお茶の出し方などの点でまだまだ世間知らずだなと思わされることがありました。そういった自信になったこと、まだ弱いと思うところが少し明らかになったので、今後の活動に生かして、少しでも力をつけて社会に出れるようにしたいなと思いました。2週間という短い期間でしたが、とても実りある時間を過ごせたと思います。お世話になった方々への感謝は言い尽くせないので、今後の自分の成長で返していけたらと思います。

 

 

 

—————-
◎研究室運営のホームページはこちら

 

 

<517518519520521>