- 2014年5月26日
- 日常風景
子どもと紡ぐ物語:年中さんと
今回のこども芸術研究IVは年中さんの活動です。
勿論、年中さんにもお山の住人さんからお手紙が届きました。
お山の住人さんから「昨年の夏に旅の途中で海という言葉を聞いたけど
海を見たことがないので海をつくってほしいんだ」
というお手紙が届きました。
早速、「海って知ってる?」と子どもたちにも聞きました。
「海には何がいるかな?」
「さかな〜」「たこ〜」「くじら〜」とあちこちから聞えてきます。
「そしたら、さかなをつくってお山の住人さんに見せてあげよう」
ハサミとノリの使い方をお姉さんが説明してくれましたが
年中さんはもう、ちゃんと使い方を知っていました。
ハサミはこうやって使うんだよと教えてくれました。
ハサミを渡すときはね、
あっ!間違えた!こうだった。
さあ!みんなでいろんな色のお魚をつろう!
机の上にがお魚の図鑑とお魚の型紙が用意されています。
壁にはマンタや海老やタコやクジラの型紙が泳いでいます。
好きなのを取って、色紙にお魚の形を写します。
型をとったら模様を描いてハサミでお魚の形に添って上手に切ろうね。
お魚を水玉で飾ってあげるんだ。
サインペンは道具屋さんのお兄さんのところで1本づつ、「赤ください。」
次の色を借りるときには、使い終わったの色のペンを返して次の色を持っていきます。感心!感心!
お昼休みが終わって、子どもたちがアトリエに戻ってきました。
あれあれ、何やら嬉しそうにお話しています。
手に持っているのは何でしょう。 お弁当だそうです。
午前中にみんながつくったお魚もお腹がすいているから、お弁当をあげるんだそうです。
そして、壁のお魚それぞれにお箸のようなものでお弁当のおかずをお魚の口に運んでいきます。
午前中にたくさんのお魚をつくってくれたので、
お魚をもっときれいに飾ってあげて、と
お山の住人さんからまた、お手紙とプレゼントが届きました。
ドングリや小枝、葉っぱ、ビーズ、キラキラの紙、リボンなどたくさんの材料が届きましたよ。
でも、ドングリをどうして紙のお魚たちに付けたらいいの?かな?。
お兄さんとお姉さんがグルーガンという新しい道具を持ってきてくれました。
「葉っぱやドングリを付けたい人はお兄さん、お姉さんのところに来てください。」
ハサミを上手に使ってたくさんの色とりどりのお魚が出来ました。
高〜いところで泳がしたいの。
たくさん出来たね。お山の住人さん、見にきてくれるかなぁ。
次回はお山に海をつくります。そこで、このお魚たちが泳ぎますよ。
お山の住人さん、喜んでくれるかな?
(梅田美代子:教員/イラストレーション、グラフィック)
さて、こども芸術学科では以下のように学科の説明会を行います。
受験生の皆さん、ぜひお越しください!
☆「保育・幼児教育・初等教育系 進学相談会」(さんぽう主催)☆
日時:6月8日(日)13時〜16時
会場:大阪市(梅田)グランフロント大阪北館
(タワーB10階 ナレッジキャピタル カンファレンスルームB01)