アートプロデュースコース

ブレーカープロジェクトへインターンに行ってきました!

3回生の荒川莉佳子さんがブレーカープロジェクトへインターンに行ってきました。
荒川さんのインターンレポートを紹介します。

 

 

 

 

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アートプロデュース学科3回生 荒川莉佳子

実習先:大阪市現代芸術創造事業 Breaker Project

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荒川 

 私が伺ったのは、西成区・山王を拠点に活動する地域密着型のアートプロジェクト「ブレーカープロジェクト」です。

 

 私が伺った時期は、ブレーカープロジェクトが2011年度より3年間継続してきた事業の発表時期でした。その為、インターン活動としては主に展覧会やコンサート会場の受付業務、アーカイブブックの編集作業を行いました。

 

 ブレーカープロジェクトでは3年間の準備期間(アーティストと市民によるワークショップ等)を通して地域に事業活動を定着させ、展覧会やコンサートといったかたちで3年目に成果発表をおこないます。その為、インターンに行かせていただいた時期は、アーティストやスタッフの方々が最も忙しい時期で、緊張感のある現場でした。なので、スタッフの方々に毎度何をすればいいか聞いてから動く、というよりも、現場の様子を見て自主的に動くことを最も意識しました。ただ、自主的に動くといっても、初めのころは活動内容を把握していなかったので、動いていいのか曖昧な作業はスタッフに確認をとる、ということも意識しました。

 

 そのおかげか、インターンシップの活動を重ねるごとに「観察力」「工夫力」「臨機応変な対応」が以前よりも身についたように思います。それについて特に自覚したのが展覧会の受付業務でした。展覧会の搬入に少し関わらせていただいたとき、スタッフが受付まわりの設置をかなり意識していることに気がつきました。学科の授業でおこなっていたギャラリー運営のときは、受付まわりの整備を意識したことがなかったのですが、その受付で作業したところ備品の管理や設置次第で受付業務の効率の良さがとても変わることを実感しました。それ以降、受付業務に関わる際、受付の備品の整理整頓を工夫するようにしたところ、以前よりもはるかに受付業務がスムーズにおこなえるようになり、受付業務に対する意識も変わりました。スタッフの方からも受付業務の際に「荒川さんはよく気がつく」と言っていただけました。

 又、受付業務は通常二人体制だったので、最初スタッフの方に接客対応をしていただいていたのですが、その様子を参考にしたおかげで、後半接客業務(物販や企画の説明など)も臨機応変におこなえることができました。それ以降の活動でおこなった接客業務でも臨機応変な対応を求められることが度々あったのですが、冷静に瞬時に動けるようになったと思います。

 

 インターンシップを通して、ブレーカープロジェクトは上記の受付業務だけでなく、スケジュール管理や資料や備品の整理などの事務作業を常に細密におこなっているように感じました。通常、ハードスケジュールで活動していると裏方の事務作業が疎かになりがちです。その一方で、事務作業というのは効率的に企画をおこなう為にも、企画を継続していく為にも重要な部分です。私も昨年自主企画でそのことを痛いほど思い知らされました。

 だからこそ、ハードスケジュールの中で穴となりがちな事務作業を徹底しておこなっているブレーカープロジェクトでのインターンシップは、アートプロデュースを学科に通う私にとって大きな学びになったと思います。

 

 インターンシップが終わり、ブレーカープロジェクトには今後も関わらせていただくことになりましたが、今回の経験を活かして活動していきたいと思います。

 

  

 

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