アートプロデュースコース

ギャラリー遊形へインターンに行ってきました!

3回生の西口瑞穂さんがギャラリー遊形へインターンに行ってきました。
西口さんのインターンレポートを紹介します。

 

 

 

 

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アートプロデュース学科3回生 西口瑞穂

実習先:ギャラリー遊形

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 私は、京都の老舗旅館である俵屋が運営している、ギャラリー遊形でインターンをしました。ギャラリー遊形は、俵屋の客室で実際にお客様にお出ししている、石鹸や寝具などのオリジナル商品を中心に販売しているショップです。

 

 インターンではまず初めに、接客をするためのご挨拶の仕方などの礼儀作法を教えて頂きました。最初は、お辞儀の角度が浅く、声が小さい上にトーンも低かったので、お客様への印象もよくないと指摘されました。挨拶という基本中の基本だけでこんなにも大変なのかと、最初は不安でした。そして難しかったのは、従業員の方々への挨拶です。自分なりに挨拶はきちっとしているつもりだったので、そんなに難しいことだと思っていませんでしたが、忙しく働いていらっしゃる従業員の皆さんへの挨拶は、タイミングや声の大きさ、言い方など思った以上に気を使わなければならないことが分かりました。普段、挨拶にそこまで神経を使っていなかった分、仕事上ではとても大切なことの一つであるということを実感しました。

 

 また、接客においては、お客様に声をかけるタイミングを見計らいすぎて、タイミングを失ってしまうことが何度もあり、積極的に声をかけるべきところをかけられず、担当の方には、「自信を持ちなさい」と指導していただきました。頑張ってお客様に声をかけてみると、会話が展開し、商品について説明することができ、その結果、買ってもらえたことが何度もありました。黙っていれば買ってもらえなかったところを、積極的に声をかけたら販売に繋がるということも現場に立ってみて分かったことです。

 

 私はこれまで、大学のギャラリーのARTZONEで雑貨販売の企画を何度か立て、実際に販売もしてきました。その時は、ただ自分の気に入った物を集めて販売することだけに満足していました。しかしながら、ギャラリー遊形でインターンシップに行かせていただいて、ただ良いものを集めるだけではなく、接客も大事だということに気付くことができました。ギャラリー遊形では、お客様に気持ちよく買い物していただくための心遣いや気遣いがされていました。例えば、荷物が多いお客様には、声をかけて預かったり、雨の日には、入口にタオルを用意しておくなど、ちょっとしたことですが、おもてなしするための努力がされていました。お客様に気持ち良く買い物していただくためには、いくら良いものがあっても、気遣いや心遣いができなければいけないということを実感しました。

 

 初めは言葉使いにも慣れず、初めてのことばかりで戸惑いましたが、最終日には一人で接客し、陶磁器などの梱包もできるようになりました。インターンシップを終えて、おもてなしすることの大変さ、おもてなしするための努力を現場でみることができましたし、お客様がどういったものを求めていらっしゃるのかも、知ることができたことは本当に貴重な経験になったと思います。インターンシップに行かせていただいて、短い期間でしたが、社会で働くということの大変さを実感することができました。この経験は、どんな職業に就いても必ず役に立つと確信しています。

  

 

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