- 2014年9月1日
- 日常風景
学生ブログより~あな、楽しや立体造形~
みなさんこんにちは!!副手のトミタカです。
今回は学生ブログということで、学生広報スタッフである
千尋さんが「作品」をテーマにブログを書いてくれました!!
授業で制作した作品も紹介されています!!
学生ブログはこちらからどうぞ!!
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どうも!
「恋して夢見る熱血オタク」こと、3年生の千尋です。
今回は「作品」をテーマに記事を書きますよ~^^
私は現在、村上先生の「ゲームデザインゼミ」に所属しています。
そこでは、ゲーム企画を作っているのですが、
こちらははまだ制作途中ですので、仕上がった時の楽しみに取っておくとして・・・・・・
今!!回は、私の中で今熱い!!
立体造形の作品を紹介します
昨年、「1年かけて人形を1体作る」という内容の授業を受けたところ、
見事に立体の楽しさに目覚めまして。
(こちらはマンガ学科の授業なのですが、他学科の授業を履修できるシステムを利用してお邪魔しました)
今年度は学科内でも立体制作の授業を多めに取っています。
前期で作った作品、まずはこちら!
左の青いものがチェスの駒で、右が自分で考えた国の通貨(コイン)です。
これらは、立体造形応用Ⅰという授業で作りました。
写真には同じものが並んでいますが、これは同じものを何度も作るのではなく、
シリコンで型を取って、樹脂を流し込んで複製しています。
これによって、売り物として外に出しやすくなるんですね。
出来上がった作品は、ひとつひとつガチャポンにして、「ワンダーフェスティバル」に出品しましたよ~
立体造形応用Ⅰの授業については、KUADプロダクションでも詳しく説明されておりますので、合わせてご覧下さい。
https://www.kyoto-art.ac.jp/production/?p=25715
コインは個人での制作でしたが、
チェスの駒は5~6人でチームを作って、駒として何を作るのかを話し合い、
1人が1つの駒を担当しました。私はビショップの担当です。
みんな立体制作が好きなので、作り出してからはあっと言う間なのですが、
実際に制作に移るまでかなり時間がかかりました。
学年、性別、考え方、こだわり、やりたいことの方向性等々、色々と見事にバラバラなメンバーが揃ってしまいまして、
その中でみんなが納得する道を見つけるのはとにかく大変!
期日があるので焦りつつも、
リーダーが意見を上手くまとめてくれたり、友達が私の意見を汲み取ってくれたりしたことが心の支えになり、
最後まで妥協しないメンバーが居たことでクオリティも上がり、最後はチームとして機能することができました。
正直もうやめたい等途中で思ってしまいましたが(今だから言える(笑))、
こうして完成できたことが一つの自信に繋がりました。
また、前期では表現基礎Ⅶ(立体造形)という授業も受けておりまして。
「自分の体の一部を作る」という課題のもと、
私は左手を作りました。
これは途中経過。
スーパースカルピーという、オーブンで焼くことで固まる粘土で作っています。
粘土の特性のおかげで、長時間の作業が可能になるんですね。
そして完成はこちら!
出来上がった時の迫力、存在感は立体造形ならではの醍醐味!
改めて人体と向き合ったことで、観察する力が身に付き、
粘土で造形する力だけでなく、絵を描く上での基礎力も養うことができたのではないかと踏んでいます。
こちらの授業もKUADプロダクションで詳しく説明されていますので、
載せておきますね。
https://www.kyoto-art.ac.jp/production/?p=25357
そして、せっかくなので、最後に昨年制作した人形も載せておきます。
(本人がとても気に入っているのでとにかく見せたい)
じゃ~ん!!
こちらは全体図。名前はカトリーヌちゃん。
髪の毛、眼球は市販のものを利用していますが、それ以外は全部自作です。
発泡スチロールを好みの大きさに削り出し、
削り出したスリロールを粘土で覆い、固まったら出来上がりの形に削り出す。
あとは磨いて、球体関節の部分も整えたら、塗装をします。
(写真は球体部分と眼を入れる前)
塗装も終わったら、あとは髪の毛を付けて(ボンドを使って、髪の束を焼きゴテでくっつけます)、
全体を組み立てたら完成です。
人形については全くの初心者だったのですが、
プロの先生が少人数制のクラスで細かく教えてくださいますので、
安心して制作することができました。
1体つくると制作過程が分かりますから、材料が揃えば自主制作も可能です(^o^)
私は今年中にもう一体、カトリーヌちゃんのお友達を制作する予定ですので、
そのときはまた記事を書きますね~
それでは!最近はリア充ではないけれど立体充な、千尋でした!