文化財保存修復・歴史遺産コース

【文化遺産3回生】お茶室維持管理と茶道体験

みなさん、こんにちは。

歴史遺産学科の事務担当Jです。

木々も少し色づいたりしつつ、秋が徐々に深まりつつあるように感じます。

 

さて、本学には颯々庵というお茶室があります。

歴史遺産学科では、お茶室を毎月1回念入りに掃除し、維持管理に取り組んでいます。

また掃除した後、お茶室でみんなで茶道を体験するという活動を行っています。

 

今回は文化遺産3回生がお茶室の維持管理と茶道体験をしました!

まずはお茶室と外回りの掃除から始めます。

お茶室ははたきがけ→箒がけ→水拭き→乾拭き→窓拭きの順に掃除します。

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畳を水拭き。畳の目に沿って、丁寧に拭いていきます。

 

 

外回りは松葉拾いや石の配置修正、白砂利拾い、窓拭き、ごみ拾いなどをしていきます。

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水がきちんと流れるように、石の配置を整えます。

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白砂利の中にある落ち葉を取り、清掃する方法を指導中。

みんな1回生から経験していることなので、先生方の指導の下、キビキビさっさと動きます。

上級生になってくると、みんなしっかりしてきて安心して任せられます。

 

一通り掃除が終わると、次は茶道の体験です。

学生達は半々に分かれてもてなす側と客人側になり、お茶をたしなみます。

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もてなす側も客人側も、ともにかしこまっています。

 

なんと!今回のお茶菓子は虎屋さんの大棹羊羹2本です。

「虎屋さんの羊羹を食べた事がない学生がいる」という話を中村先生が聞いて、わざわざご用意くださいました。

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虎屋さんの羊羹をお茶菓子に。上品で美味しかったです。

今回は五島先生からお茶菓子について、中村先生から正しい正座とは…というご講義をいただくなど、

非常に学びの多い貴重な時間となりました。いやはや、うらやましい限りです。

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五島先生から「夜の梅」についてご解説をいただきました。

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中村先生からは正座についてご講義。いろんな正座があったんですね。

 

文化遺産3回生のみなさん、お茶室の維持管理と茶道体験、お疲れ様でした。

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