アートプロデュースコース

西大門自然史博物館へインターンにいってきました!

3回生のキム・ソヨンさんがインターンに行ってきました。
キムさんのレポートを掲載します。

 

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アートプロデュース学科3回生 キム・ソヨン

実習先:西大門自然史博物館(ソウル)

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私がインターンとして働いたところはソウルにある「西大門自然史博物館」である。初めて自然史博物館と聞いたとき、自然史に関する知識が何もない状態だったので興奮感よりは不安が大きかった。博物館に面接をしに行ったとき、館長さんと展示チームのチーム長から私は何ができるのか、また、何を学びたいのかについて聞かれた。そこで私は、出来るのは学校で学んだことで、学びたいのは学校では学べない現場のことやマーケティングの仕事だと答えた。そうして私は展示チームの所属でありながら、マーケティングチームの仕事もすることになった。そこで展示チーム長が、私がプロジェクトで展示をした経験があり、学校でも学んだことがあるなら、企画展またはワークショップなどの企画から最終的には実施まで行って欲しいと言って下さり、博物館に来る子供たち向けの教育プログラムを企画することが私の主な仕事となった。

 

マーケティングチームでの仕事は、観覧客を対象に行うアンケートを集計することを任された。博物館で働く人の中にエクセルを使ったアンケートの集計を出来る人がいなかったため、ASP学科の専門科目である美術館調査で学んだアンケート集計のノウハウが本当に助けになった。学校の授業が現場で役立つということを実感した瞬間であった。

 

教育プログラムとしては、博物館のシンボルであるアクロカントサウルスを使ったパズル遊びを企画した。ドスントからの説明を聞いた後、実物の標本を見ながらパズル遊びをするといった極単純な企画だったが、教育プログラムの企画書を完成させるまでに掛った時間は3日と、今まで書いた企画書とは格が違った。文字一つで企画が通るか通らないかが決まるレベルであったので何回も修正をしなければならなかった。企画書を書いた後はプログラムに使う機材を作った。パズルに使う写真の撮影から案内板のデザイン、アンケートの作成まで、プログラムに必要なさまざまな機材を全部用意した。またプログラムの進行を手伝ってくれるスタッフを探して、プログラム趣旨から進行方式まで細かく説明をした。

 

インターンの最後日、教育プログラムを実施した。結果としては成功だったが、プログラムを進行する中で色々な問題が発生した。子供たちの突発的な行動でパズルが壊されたり、なくなったりし、子供についての研究が足りなかったなと思った。しかし、手伝って下さったスタッフたちの助けで子供たちにアクロカントサウルスについてより良く教える機会になったと思う。

 

インターンをしながら感じたのは、学校で学ぶことは絶対に無駄ではないながらも、現場での仕事とは違いがあるということだ。確かに、今までの学びが現場で仕事をする時に助けにはなるけれども、それば仕事のすべてにはならない。本当の仕事を学びたいならば、直接現場に出て経験しなければならない。今回インターンで学んだことは今後自分が社会に出で仕事をする時により早く仕事を身につけるためのヒントになると思う。

 

 

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