大学院

テセウス・チャン(THESEUS CHAN)氏特別講義

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シンガポール出身の世界的なアートディレクター、テセウス・チャンさんの特別講義が望天館B11にて開催されたのでその様子を紹介します。

 

田名網敬一先生のゼミ生や情報デザイン学科の学生たちが駆けつけ、自作(主に雑誌『WERK(ヴェルク)』)について語っていただきました。

 

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紙が無造作に折られ、古雑誌のように染みが付き、インクの匂いが漂ってきそうなもの。

黒い鉛を塗り込んだ表紙で、読者の扱いによってページごとに色が写っていくようなもの。

ギザギザや曲線などの切跡がとにかくカッコイイもの。

 

いろんなアーティストとのコラボレーションはもちろん、様々な要素に遊びがあって、

まさに五感を刺激し読み手はとてもわくわくさせられます。

 

一つ一つ手作業で、一冊に対して1000部つくられているというのは驚きでした。

 

 

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チャンさん、素敵なお話どうもありがとうございました!

 

 

(※以下フライヤーより)

 

世界が注目するアートディレクター、テセウス・チャン氏によって2000年に創刊された雑誌『WERK(ヴェルク)』は、常にさまざまな才能とのコラボレーションによって制作され、雑誌にできることの限界に挑戦し続けています。今回、東京・代官山の蔦屋書店での個展開催を機に来日中のテセウス・チャン氏を、本学・田名網敬一教授が京都へ招き、特別講義を開催することになりました。講演会場で閲覧できる『WERK』のバックナンバーも必見です。

 

Theseus Chan
テセウス・チャン(クリエイティブディレクター/デザイナー)
1961年生まれ。ナンヤン芸術学院でグラフィック・デザインを学び、マッキャンエリクソンなど外資系の広告代理店にアート・ディレクターとして勤務した後、1997年にデザイン・オフィスWORKを設立し。2006年、シンガポールで最も栄誉あるデザイン賞「プレジデンツ・デザイン・アワード」にて「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」受賞。2008年には『Area_2』(PHAIDON社刊)で世界のデザイナートップ100に選ばれた。
D&ADイエローペンシル(イギリス)をはじめ、ニューヨークADC賞、東京TDC賞、Singapore Creative Ciecle等で数々の賞を受賞。日本では、2012年にギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で個展開催。
公式サイト:www.workwerk.com

 

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