情報デザイン学科

生活の中のデザインについて考える!展示会を行いました!

 

以前、合宿に行った

情報デザイン学科 2年生のMAPの授業では、

中山先生クラス、井口先生クラスの2クラスに分かれて

展示会が行われました!

 

この授業では、

行動や生活を分析し、デザインにするという取り組みの真っ最中ですが、

一体どのような展示だったのでしょうか?

 

情報デザインコース 2年生の藤岡さん、水迫くんが

それぞれのクラスの展示について紹介してくれました!

 

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▼中山先生クラス 「中山くん家」

 

デザインするとき、人がどんな動きをして、どんなことを考えるかを理解する必要があります。

例えば、ドアノブの使い方は誰もが分かる事。それを利用して何か新しいことはできるか。

ドアノブのついている位置が変わると、人々は何を考えるだろう。

 

日常に隠れた『行動・動作』をうまく使えば、なにか新しいことができるかもしれない。

今回の合評は、これ(シグニファイアといいます)がテーマでした。

 

まずはシグニファイアを理解しないといけないだろう、ということで、

私たちのクラスは『中山くん家』というタイトルの作品を制作しました。

(担当の先生が中山先生なので)

 

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一見ある部屋の中ですが、この中に、私たちが仕組んだシグニファイアが隠れています。

日常の中に溶け込んでいるシグニファイアを探し、認識してもらうというのが狙いです。

 

キャプション(作品の説明)も3つ隠されています。

シグニファイアは、視覚だけでなく、嗅覚や聴覚でも発生します。

今回は、コーヒーメーカーを使ってコーヒーの香りを漂わせ、

コーヒーを飲みたくなるように導いたり。

蛍の光を流して、展示がもうすぐ終わりますよと合図したり。

 

『○○させたい』を、どうすればそれに導けるか、それを考えることがデザインでは大切です。

普段からこの事を頭に入れておくだけで、見る物が変わってきます!

 

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情報デザインコース 2年 藤岡沙羅

 

 

 

▼井口先生クラス 「線点円展」「○○したい紙コップ展」

 

私たちのクラスでは、2種類の展示を行いました。

「線点円展」と「◯◯させたい紙コップ展」です。

 

前者では、線と点と円という簡単な記号によって、

人はどう誘導させられるかという“実験”を発表しました。

例えばエレベーターの前に線を引いたら、それに沿って人が並ぶようになった、といった具合です。

対して後者は、実際に人に特定の行動を誘発させる紙コップの“開発”をしました。

 

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“実験”と“開発”それぞれの視点からテーマを見つめたことによって、

より深くシグ二ファイアに対する研究をすることができました。

 

情報デザインコース 2年 水迫涼汰

 

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次のMAPでは、ロングライフデザインについて考えます!

ロングライフデザインとは?と考えてしまいますが、

今回の考え方を生かして、

どのようなものが出来上がるのか楽しみですね!

 

 

 

スタッフ:ハシジ

 

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