アートプロデュースコース

【特別講義レポート】1/21開催 ゲスト:山城大督さん

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今年度最後となる特別講義には、美術家・映像ディレクターの山城大督さんにゲスト講師としてお越しいただきました。

前回ゲストの渡川智子さん同様、山城さんもASP学科の卒業生です。

講義では、山城さんの作品を見ていきながら、ASP学科で学んだことがアーティストとしての生き方にどう活かされているのかなどお話しいただきました。時間/空間/編集といったキーワードを軸にした山城さんの作品に、学生もとても興味をそそられている様子でした。

また、2月6日からは山城さんの個展『HUMAN EMOTIONS/ヒューマン・エモーションズ』が、ARTZONEにて開催されます。

イベントも様々企画されていますので、お誘い合わせの上、みなさまぜひ足をお運びください。

 

こちらから山城さんの卒業生インタビューがご覧いただけます。

 

■以下、学生レポートからの抜粋■

 

展示空間としての美術館の話しがおもしろかったです。日本の美術館は堅苦しくて、行きづらいと思われがちである。これは悪いことだとばかり思っていたのですが、ある意味、あの堅苦しさもeditされているのかも、と、新しい考え方ができました。(ASP学科1回生)

 

ASP学科の卒業生で作家として活動しているということが珍しく、どのようにして作品制作をしているのか気になっていたので、今回のお話はおもしろかったです。”映像と現実がとけている”とおっしゃっていたのが印象的でした。(ASP学科1回生)

 

山城さんの作品は、映像から出来事まで様々なものを作りだしている。普段過ごしている中では見過ごしてしまうような心の機徴や感覚を取り出して眺めるようなことだったり、コミュニティという人と人との関係という形ではないものを作品という形にしていたり、とても興味深かった。(ASP学科1回生)

 

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山城大督個展『HUMAN EMOTIONS/ヒューマン・エモーションズ』

会期: 2015.2/6~2/22

 

▼【展覧会概要】

ARTZONEでは、映像芸術祭MOVING2015との共催企画として、山城大督個展「HUMAN EMOTIONS/ヒューマン・エモーションズ」を開催いたします。
本展覧会は、2013年末にアサヒ・アートスクエアで開催された「東京映像芸術実験室 presents 山城大督展『VIDERE DECK/イデア・デッキ』」の発展系になります。前作の《VIDERE DECK》にて、カーテンに囲まれた空間に、6台のモニターや鏡、ネオン、シャボン玉といったオブジェをインスタレーションし、「一本の映像作品を鑑賞す るように、空間そのものを体験」できるタイムスペースメディア作品を発表した山城は、本作品にて、再び映像概念の拡張へと向かいます。今回は会期直前に、 山城が用意した脚本に従って構成された「出来事」を数台のカメラによって撮影。その後、集められた映像を、繰り返し再生可能な空間としてインストールしま す。
ぜひともその映像空間をご体験ください。

 

▼【関連イベント】
○EVENT0=オープニング・レセプション
2015年2月6日(金) 19:00〜
会場:ARTZONE(入場無料)

 

○EVENT1=ギャラリー・ツアー
2015年2月14日(土) 13:00〜(集合場所: ARTZONE)
作家参加のギャラリー・ツアーを行います。ARTZONEから出発し、MOVINGの各会場を回ります。
参加作家:山城大督、前谷康太郎、 田中英行、林勇気、宮永亮
※途中参加可能、当日の連絡先は前日までにMOVING公式サイトに公開します。

 

○EVENT2=アーティスト・トーク
2015年2月15日(日) 16:00〜
本展出品者である山城大督によるトークイベント
会場:ARTZONE(入場無料)

 

○関連EVENT=MOVING Theatre1 あごうさとし×山城大督 新作演劇公演『劇場-THE BLACK BOX』
作・演出・出演:あごうさとし 映像:山城大督
2015年2月18日(水)、19日(木)、20日(金)  開演19:30
会場1:アトリエ劇研 会場2:京都シネマ
※詳細は、MOVING2015フライヤーまたはMOVINGウェブサイトにてご確認ください。

 

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