- 2013年4月11日
- 日常風景
先生インタビュー 田中先生
田中圭子先生
〈専門分野〉
日本美術史、博物館学
〈プロフィール〉
明治学院大学文学部卒業、ロンドン大学アジア・アフリカ学院美術史・考古学科修士課程修了、立命館大学大学院博士課程を満期退学。その後、カリフォルニア のクラーク日本美術文化研究センターに勤務、2009年より東京芸術大学大学美術館の学芸研究員を勤める。京都画壇を中心とした近代日本美術史の研究を行 う。
〈研究テーマ/実績〉
・近代の京都画壇における女性表現について
・美術学校における教育史
・近現代の人形工芸史
〈著書・論文等〉
著書
『Japanese Beauties: Glamorous, Decadent, Sensuous, and Bizarre』(単著/California: the Clark Center for Japanese Art and Culture, 2009)
『海を渡った人形大使』(編著/同志社大学人文科学研究所、2012)
論文
「芸術としての人形―平田郷陽の挑戦―」、岡林洋編『パサージュ文化論 <花・歌・人形>の開かれた文化研究』(晃洋書房、2011)
「岡本神草とその周辺-初期作品を中心に」、大森敦史・岡林洋・仲間裕子編著『芸術はどこから来て、どこへ行くのか』(晃洋書房、2009)
「日本における球体関節人形の系譜」『社会科学』第80号(同志社大学人文科学研究所、2008)
「松本亦太郎と京都画壇」、神林恒道編『京の美学者たち』(晃洋書房、2006)
など。