- 2015年6月30日
- 日常風景
【授業紹介】写真プリント
こんにちは、情報デザイン研究室スタッフの吉本です。
今回は2年生を対象とした写真基礎の授業の様子を紹介します。
この授業はフィルムカメラとデジタルカメラの両方を使い、ライティングや、
暗室でのプリント作業などの実習を通して、写真技術全般に触れることを目的としています。
今回は、フィルムで撮影した白黒写真のプリント実習です。
デジタルカメラで撮影した写真は、インクジェットプリンターなどでプリントしますが、
フィルムでのプリントは、真っ暗な暗室の中で特殊な紙(印画紙)に光を当てることで、
画像を紙に焼き付けます。
ここが暗室です。
↓
電気を消すと
↓
真っ暗ですね・・・
学生達はこの赤い光を頼りに作業を行います。
↑これがプリントに使う「引き延ばし機」という機械です。
この機械にフィルムを入れて、焼き付けを行います。
印画紙に何秒間光を当てるかで、写真の色の濃さが変わります。
この秒数の調節がとても難しく、何度もテストプリントを繰り返して
自分の作りたい色合いに仕上げていきます。
焼き付け中の印画紙です。
うっすらと画像が見えますね。
↓
このテストプリントの中から写真を選び、
大きくプリントします。
↓
何度もテストくりかえし・・・
色合いを確かめて・・
プリントの出来上がりです!!
一枚のプリントを作る為に、沢山の行程がありますが、
みんなとても楽しそうにプリント作業を行っていました。
現在はデジタルカメラが主流で、なかなかフィルムカメラ自体に触れる機会少ないと思いますが、
このような技法を知り、実践することで今後撮影する際にちょっと違った視点でカメラを扱えるようになると思います。
今後みんながどんな写真を撮るのかとても楽しみですね!!
表現基礎1C ー写真基礎ー
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7月12日は一日体験入学の日!
情報デザインコース・イラストレーションコースの普段の授業の
雰囲気が体験できるこの機会に、是非参加してみよう!
詳しくは京都造形芸術大学 ホームページで。
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