- 2015年7月30日
- 日常風景
前期集大成!―3日間合評会レポート
先週、前期合評会が行われました。
文芸表現学科の合評は全学年が参加し、お互いの作品の意見や感想を言い合います。
1日目は短篇小説、エッセイと
掌編小説、詩、インタビュー・ルポタージュの二つに分かれて合評。
2日目は短歌、俳句、雑誌の企画プレゼンテーション。
3日目は小説の合評をしました。
3日目の合評の様子。
今回はこの3日間の中から短歌の合評の様子をお伝えします。
短歌の合評では紅チーム、白チームの2つに分かれて「歌合せ」ということをします。
写真上が紅チーム、写真下が白チーム。
ルールは事前に出ていたお題から、歌をつくり
どの短歌が誰の詠んだものかは秘密にして
自分のチームの短歌を褒め、相手チームの短歌のよくないところを批評します。
この批評のやり取りが終わったところで、どちらが優れた歌かを判定します。
判者は短歌担当の永田先生、河田先生、学生代表で4回生の中野さん。
そして会場のオーディエンスです。
これらを5首ぶん繰り返し、勝ち星の多いチームが勝利となります。
最初は「こっちチームの歌が良い」と思っていても、
相手チームの反論や、歌をどう詠んだかという意見を聞くと
いろんな詠み方が見えてきます。
歌自体も大事ですが、どう詠むのかということが
とても重要なんだと今回の歌合せで私自身、感じました。
白熱する批評に会場も大盛り上がりの
短歌の合評でした!
学生のみんなには、今回の合評で得たことを
後期の授業や創作活動に、ぜひ活かして欲しいと思います。
(スタッフ・鈴木真美)