- 2015年8月11日
- イベント
どろの遊園地2015|INAXライブミュージアムにて
夏本番!
いいお天気が続いています。
お盆を前に、実家に里帰りしている方も多いのではないでしょうか?
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さて、今日は「どろの遊園地2015」についてです。
夏休み特別長編ブログです、長いので覚悟して下さい笑。
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愛知県常滑市にあるINAXライブミュージアムで8/1(土)と8/8(土)に開催された
「どろの遊園地2015〜子どもは遊びの天才だ〜」に学生有志と指導教員でお手伝いに行ってきました。
この催し、2009年から始まったと聞いていますので今年で7年目になるのでしょうか。
当時学科長だった水野先生が企画段階から関わりながら、これまでは毎年Azemiの学生たちがサポートスタッフとして参加していました。
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すこしさかのぼりますが、7/31の準備作業では、こども芸術学科の学生スタッフがステンシルを使ってのぼり旗を作成することになりました。
ステンシルとは、穴のあいた版(孔版)のことで、古くは伊勢型紙、よく聞くのはシルクスクリーンもステンシルになります。こども芸術学科の授業で行っているコロジオン版画もステンシルの一種です。
1文字ずつ、16文字をカーボン紙でニス原紙に写し取り、グランドワックスを使って台紙に貼り込みます。このニス原紙の技法は、本学技法材料研究室、青木芳昭先生のご指導によるものです。
そして、カットしたらダイヤモンドスクリーンというとてもゴージャスな名前の和紙(笑)をアイロンで貼り込んでステンシルにします。作ったステンシル版は全部で16文字!
木枠に貼れば完璧なのですが、今回は簡略版です。
専用の絵の具と刷毛を使って刷ります。尾藤さん、勝又さんがミシンでの縫いもしっかりやってくれました。
試しをやって工藤さんに技を伝授した後、別日にスタッフ総出で半日で完成してくれました!
作業初日の打ち上げは定食屋で!
さあ、いよいよ当日本番です。
ぼくも初めて参加した8/8のレポートです。
常滑駅に到着。
そしてINAXライブミュージアムに到着!
美術工芸学科総合造形コースの神内康年先生は、水野先生と一緒にこれまでも参加されていて、今年は京都造形の総まとめ役です。
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総合造形コースの学生からは4年次の朝倉くん(学生リーダー)、田形くんが昨年に引き続き参加、2年次の稲本さん、米田さんは初めてです。こども芸術学科からはぼくと、4年次赤木さん、勝又さん、3年次保尾さん、横江さん、横山さんが参加しました。赤木さんと勝又さんは昨年度の経験者です。
出し物は、
「どろ田」「どろ風呂」「どろ化粧」「どろメダル」「どろだんご」「どろつみき」の6つ。
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午前のセッティングの様子。
みんなの作ったのぼり旗がいい感じです!
そして、いよいよ本番!
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どろだんご、盛況です。
このあと、保尾さんは子どもの頃の経験を生かしてどろ団子をさらにピカピカにしていきます。
どろ化粧も人気。
合間に、スタッフ同士で練習も笑。
どろメダルは、ビーズや文字押しでオリジナルメダルを作ります。
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そしてあっという間に午後の部も無事終了。
最後に、みんなでどろ田に入りました。赤木さんが口火を切り、勝又さんも続きます。
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神内先生も子どもに返っています!
学生リーダーの朝倉くんも!
そして段々と..
羽目をはずして..
もう誰か解りません笑.. 先生も学生も関係ありません笑
しかしこうして全身泥まみれになってしまうのは、人生で初めての経験でしたがなんともステキな体験でした。泥の質もクリーミーで、全身泥パックというか、身体に悪いものをすべて吸い出されるようで、もっとこのままでいたいような、不思議な感覚でした。このどろ、瀬戸の土から作ったどろだそうです。
そして、どろんこ館スタッフの磯村さん特製シーフードカレーと流行のアヒージョで打ち上げです!
美味しかった!!
こ学からのスタッフ、館長さんと記念撮影です。
こども芸術学科と美術工芸学科総合造形コースの交流だけでなく、地元中学校の先生や、全国から手伝いに来たスタッフさんとも話が出来て、どろをとおしてステキな一日を満喫しました。
INAXライブミュージアム館長住宮さん、磯村さん、スタッフの皆さま、どうも有り難うございました。
(森本玄:教員)