アートプロデュースコース

埼玉県「世界の哲学・芸術文化アカデミー」

学科長の福のり子先生が、埼玉県立近代美術館にて9月27日に開催された対話型鑑賞セミナーに、講師として参加されました。

埼玉県では、「哲学・文学・絵画・彫刻等の一流の作品について、対話や身体表現を通して理解を進めさせたり、それぞれの分野の第一人者との交流を通して生徒の視野を広げさせたりする」ことを趣旨として、県内指定校に在籍する高校生を対象に「世界の哲学・芸術文化アカデミー」と題した様々なセミナーを行っています。

本セミナーはその一貫として「作品・ 他者とのコミュニケーション」をテーマに開催されました。

 

 

以下に受講した高校生の感想を紹介します。

 

「いままで絵画をみたときに、『この画家は何を伝えたかったんだろう』と、答えを探すことしか考えていませんでした。今日のセミナーを受けて、その答えは誰にもわからないし、自分なりの解釈で良いんだということがわかり、視野が広がった気がします」

 

「見ているこちらがどう見るかで、『ただの絵』で終わるか、もっと魅力のつまったものになるかが決まるんだなと思いました」

 

「自分の作った作品もACOPできるので、今後の作品づくりに活かしたい」

 

「ものについて分かった気になっている自分がとてもこわいと思いました。まだ何も知らないという楽しいことが身の回りにあふれているので、たくさんの未知を味わって楽しんでいきたいです」

 

「私は『正解しなきゃダメ』という雰囲気に満ちた授業が好きではありません。それに対して(……)他者と意見交換した今回の授業は『探求』しているみたいで、飽きることなく絵を見続けることができました」

 

 

セミナーの詳細はアート・コミュニケーション研究センターのHPからどうぞ。

 

 

 

 

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