- 2015年11月11日
- 日常風景
【現代美術・写真】授業紹介*現代アートワークショップ*
こんにちは!
現代美術・写真コースです。
木工基礎の授業紹介に続いて、現代アートワークショップというちょっと変わった授業をご紹介します。
*木工基礎の記事はこちら
毎回異なる表現方法やテーマで、身近なところから作品制作のヒントを探るワークショップが、2年生の授業内で行われています。
前回までは、2枚の写真を使った3D写真に挑戦しました。
3Dビュアーを使って確認中です。
撮影位置を並行に移動させて撮影した2枚の写真を並べて、3Dビュアーで見ることで、被写体が立体的に浮かび上がります。
続いて、今週は、サイアノタイプ(青写真)という写真技法に挑戦しました。
銀塩写真(フィルム)はデジタル写真が現在のように普及する以前までは最も一般的な写真技法でした。銀塩写真の場合は材料に銀が使用されていますが、サイアノタイプの場合は鉄が使われています。
露光(光に当てる)して現像すると鮮やかな青色を呈するのが大きな特徴です。
薬品を計っています。
水に溶いた薬品を紙に塗り、乾かして印画紙が完成します。露光する前の印画紙は黄色ですね。
太陽光で露光します。授業内では大きなサイズの印画紙に挑戦しました。この状態で待つこと十数分…
露光した印画紙を運んでいます。光の当たった部分がすでに青く変色していますね。
暗室に戻り、水洗すると、さらに鮮やかな青色に!
後期の終りには、ワークショップの成果物を使ってグループ展を行う予定です。
本ブログでもご紹介したいと思います。お楽しみに!