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2016年4月25日  ニュース

【染織コース】大学院ワークショップのご紹介

先日、正倉院の宝物で羊毛製の敷物「色氈」(しきせん)がシルクロード周辺に自生する西洋茜で染められていたという新聞記事を読みました。

氈とは、獣毛を圧縮してフェルト状にした敷物です(本コース、「染織V-7/フェルトメイキング」担当のジョリー・ジョンソン先生も正倉院の宝物の復元に関わっています)。

 

ちょうど、その前週(4/15~17)に大学院(染織分野)のワークショップで茜を染めたので、その紹介をしたいと思います。

ただ、今回は西洋茜ではなくインド茜を使い絹糸を染めました。

 IMG_1270

ちなみに正倉院の宝物は「アリザリン」という色素が検出されたために西洋茜と判別されましたが、インド茜、日本茜は「プルプリン」という色素が茜色を染める成分です。

 

まず染料の抽出です。絹糸と同量の染料を煮出していきます。

温度管理も重要です。絹は80度以上になると固くなってしまいます。

最初はまだ染料が吸着されず薄いきれいなピンク色です。

 IMG_1276

染めた糸です。

IMG_1346

左から順に染め重ねたため右端は相当濃くなっています。

 

他に、刈安も染めました。

IMG_1275

IMG_1347

緑がかった黄色がとても美しい染料です。

 

他に、糸の種類を変え、ザクロと矢車(やしゃ)も染めました。

 IMG_1348

ザクロで染めた絹糸です。

 IMG_1345

矢車で染めた絹糸です。

 

これから、大学院ではこの糸を使い織色のサンプルを作る予定です。

どのような織物が出来るか、ご期待ください。

 

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